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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/5/15(00:18)
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くまくまさん、こんにちは。
〉3月29日に500万語通過しましたー!
500万語通過、おめでとうございます!
この分だと近いうちに追い越されそうな気がします。最近英語が止まっているので…。突発事件がおきてますます読めません。
〉えー、正確に言うと、通過「していました」。しばらくパソコンから離れた環境に
〉いたので、本を読んでいたら知らない間に通過していた、というのが真相です(笑)
〉通過本は、大好きなHeartlandシリーズの2巻、「After the Storm」でした。
〉なかなか報告を書けずに、こんなに遅くなってしまいました。
大好きなシリーズで通過できてよかったですね。
〉今回は、絵本をほとんど読めなかったので、冊数が少ないです…。
〉これだけ読めるようになったんだー、とうれしくもあるけれど、
〉ちょっとさみしい…。
〉ついでに、カウントもどんどん適当になっています。Scholastic社のサイトには
〉本当にお世話になっているのですが、反面SSSの書評にもScholastic社のサイトにも
〉載っていない本は、冊数には入っていますが語数は数えなかったりすることも。
〉まぁ、大体の進み具合がわかればいいか、と。私にとって、長く続けるコツは
〉「てきとー、おおざっぱ」がキーワードのようです(笑)
そうです、多読は「てきとー、おおざっぱ」でいくのがいいんです。
500万語にもなったら1冊や2冊や3冊ぐらいカウントしなくてもあまり支障ないような気がします。
〉
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〉●名作を2冊
〉───────────────────────────────────
〉今回は、なんと言っても「The Secret Garden」と「Daddy-Long-Legs」が
〉読めたことが、とってもうれしいです。特に、「The Secret Garden」は
〉多読開始前から家にあった数少ない本の1冊で、多読を始めたころには、
〉「この本が読めるのはいったいいつのことだろう」と思いながら背表紙を
〉眺めていたので、ようやく読めるまでになったことに大きな喜びを感じて
〉います。
〉「The Secret Garden」ではヨークシャー訛りが出てくるので、最初は
〉読みづらく感じるとのことですが、Philip Pullmanの「Ruby in the Smoke」
〉などで訛りになれていたためか、わりとすんなりと読めました。それから、
〉本を読む前に映画を見たのは大きかったかな。映画でイメージを具体的に
〉頭に描けたので、こんな感じというのがわかりやすかったです。
〉「Daddy-Long-Legs」は、思っていたよりも読みやすかったです。なぜ
〉「あしながおじさん」なのか、というのは英語で読んだ方が「あー、そうか」
〉と思いますね。
名作が読めてよかったですね。私は「The Secret Garden」はGRでしか読んでいませんが、原書で読んだなんてステキです。
「Daddy-Long-Legs」はもともと日本語でよく読んでいた本なので割合早く原書に手を出しました。読めたらうれしいですよねー。
〉・Magic Tree House Research Guide シリーズ
〉Magic Tree House シリーズの学習ガイド。Magic Tree Houseは、あちこちの
〉時代や場所に行って、さまざまなイベントが起こるので、歴史の勉強もできる
〉お話、といった感じのシリーズですが、Research Guideは完全なノンフィクション。
〉Magic Tree Houseで取り上げた時代や場所などについて、YL3くらいで解説
〉しています。図解が豊富でわかりやすいですし、やさしいながら奥も深く、
〉へぇーと思うことも結構あります。
Research Guide シリーズ、いいですよね。ノンフィクションとして読みやすくて、面白くて。私は本編より面白いと思います。
くまくまさんの読んだシリーズ物を見ると、評判のいいシリーズをまんべんなく読んでいて、多読のお手本みたいです。
〉
〉───────────────────────────────────
〉●500万語の効果
〉───────────────────────────────────
〉効果といっても、多読前と比較できることと、なんとなく内面的に
〉変化が起こったかなぁということとあるので、それを分けて書いてみます。
〉☆多読前と比較できること
〉・読める本のレベルがだいぶ上がってきました(OBW0が息切れ→L8 Howl's
〉Moving Castleが無理やりでも読めた。L7 Secret Gardenはゆっくりだけど
〉かなり楽しく読めた。)
〉・映画やニュースを見ていても、聞き取れるところがほとんどなかったが、
〉(部分的に、ひとつや二つくらい単語が耳に飛び込んでくるくらい)
〉文脈や映像から単語だけではなく言っていることの意味がなんとなく取れる
〉ところが増えてきました。でも、まだまだです。
さりげなく書いてますが、OBW0で息切れしていたのがハウルを読んだなんて、すごいじゃないですか。Secret Gardenも読みましたし。
〉☆内面的なこと
〉・英語に対する恐怖心が薄れてきた。たとえば、外国製のソフトウェアでも、
〉説明を読めばだいたい使い方がわかるようになりました。以前は日本語の解説
〉サイトを探していました(笑) といっても、まだ積極的に外国のソフトを
〉探しに行くまではいきません。雑誌やサイトで便利という紹介を読んで、
〉使ってみようかな、というくらい。
〉・本を読むことが再び習慣になってきたからか、日本語にも興味を持って
〉きました。あと、日本の文化も以前より気になってきたように思います。
〉こういう記述が出てきたけれど、日本ではどうなんだろう、と比較対象が
〉出てきて、初めて気になってきたのかな。
面白いところの興味が出てきましたね。日本文化がきになるなら、英語で書かれた日本紹介の本など読んでみると面白いのではないでしょうか。子ども向けのやさしい本で世界の国を紹介するシリーズなどありますから。
〉───────────────────────────────────
〉●読んだ本のご紹介
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〉・Because of Winn-Dixie(Kate Dicamillo)
〉10才のIndia Opalは、牧師の父とFloridaのNaomiにやってきました。食料品店に
〉買い物のおつかいに行ったIndiaは、そこでお店に入り込んだ犬と出会います。
〉その犬を放っておけなかったIndiaは、犬にWinn-Dixieという名前を付け、家に
〉連れて帰ります。Naomiで友達ができず、寂しい思いをしていたIndiaですが、
〉Winn-Dixieと生活しているうちに、少しずつ、状況が変わってきます。
〉結構ページ数があるので(といっても182p)、しばらく中ものぞかずに寝かせて
〉いたのですが、そろそろ読んでみようかと読んでみたら、かなり読みやすいし、
〉Winn-Dixieにぞっこんになってしまい、お話の世界に引き込まれました。ちょこ
〉ちょこと読みましたが、細切れで読んでも、読めばすぐにお話の世界に吸い込まれて
〉いきます。しみじみとよいです。また読み返してみたい本です。
この本は私も読みました。おとうさんとの関係が変化していくところなどしみじみとよかったです。
〉・Persuasion (Jane Austen)(PGR2)
〉アン・エリオットは3人姉妹の次女。姉と父とともに暮らしていますが、父には
〉あまり好かれていませんでした。アンは賢く考えることが好きでしたが、父は
〉そうではなかったのです。19歳のとき、アンはフレデリックと出会い、恋に
〉落ちます。しかし、周囲の反対に結婚をあきらめてしまいます。数年後、再び
〉出会う二人ですが…。
〉GRでオースティンが読める〜♪と買ったものです。レベル2だけあって、非常に
〉読みやすかったです。話もわりと好みでした。こういう控えめな恋愛ものって
〉大好きです。この本ではあらすじ程度ですが楽しめたので、いずれはオリジナルで
〉読みたいです。あ、非常に読みやすいとは書きましたが、登場人物はたくさん
〉出てくるので、多読の始めのころに読むと、混乱して話を追えないかもしれません。
これも読みました。「控えめな恋愛もの」…そうですね。登場人物は混乱しそうだったので人物関係表を作って読みました。
〉・Daddy-Long-Legs(Jean Webster)
〉Jerushaは孤児院育ち。孤児院を支援しているある男性が、Jerushaを大学に進学させて
〉あげるという申し出を受け、Jerushaは大学に行ける事になりました。お金を返す
〉必要はないけれども、代わりに月に1回、男性に手紙を書くことになったJerusha。
〉名前も知らない、後姿を一目だけ見かけたその男性に、"Daddy-Long-Legs"という
〉名前を付け、自らにも"Judy"という名前を付けて、手紙を綴ります。
〉タイトルはもちろん知っていましたが、日本語で読んだことはあったかなぁ、という
〉状態だったので、とても新鮮に楽しく読めました。ところどころに Judyが書いた絵が
〉入っているのが楽しいです。この絵を見て、"Daddy-Long-Legs"という言葉の意味が
〉わかりました。いやー、びっくり。日本語のタイトルでは、そこまではわかりません
〉でした。読んでいると、Judyの考え方、ポリシー、これまでどうやって生きてきたか
〉などがわかって、思っていた以上に奥が深く、味わい深い作品でした。
〉あいた時間に少しずつ読んだのですが、手紙形式なので細切れ読みにはぴったりでした。
〉続編もあるそうなので読みたいです。
続編は私も読みたいのですが、難しい上入手困難らしいです。
〉・Nursery Rhyme Book(Beatrix Potter)
〉Beatrix Potterの描くナーサリーライム。挿絵はナーサリーライム用に描かれたものと、
〉ピーターラビットのシリーズからのものがあります。CD付。
〉CDはすべてのrhymeを網羅しているので、もちろん聞き読みで読みました。今まで何冊か
〉マザーグースやナーサリーライムの本を読んできましたが、あまり見かけないものも
〉結構多かったので、なかなか楽しかったです。曲も聞き覚えのないものが多かったかな。
〉あ、CDはほとんどすべて歌です。詩の朗読はないので、それを期待されている方は
〉ご注意を。あとは、カラーが豊富でポターの美しい絵が大きな本で楽しめるし、お値段も
〉お手ごろなので、ポターが好きでナーサリーライムに興味を持っている方におすすめです。
この本は知りませんでした。ポターのナーサリー・ライムってどんなのか気になります。CDもあるんですね。
〉
〉少しずつ、一ヶ月くらいかけてようやく書き終えてほっとしています。
〉ここまで読んでいただき、お疲れ様でした。ありがとうございました。
執筆活動、お疲れ様でした。
〉それでは、600万語に向かってゴー。
600万語へ向かってHappy Reading!
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