[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/27(12:24)]
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5596. Re: 多読開始2周年報告>ありがとうございます。(「書き飛ばし」失礼!)
お名前: チクワ
投稿日: 2005/5/9(00:24)
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慈幻さん、掲示板では初めましてかもしれません。チクワです。
2004年の2月大阪での酒井先生の講演会におじゃまさせていただいた折、
昼食のテーブルをごいっしょさせていただき、Jigsaw Jonesシリーズを教えてもらいました。
感謝しております。
〉本日、5月8日で、多読開始2周年となりましたので、
〉報告します。
多読開始2周年、おめでとうございます!
あら、私、ほとんど同じ頃だ〜、とびっくりです。
私は、ちょっと日付の確証を失ってしまっておりますが〜。
(「今日から読みます100万語」を買ったときのレシートが見つからない・・・)
なお、非常に長い上、英語多読とは直接
〉関係のない話も多いので、適当に「読み飛ばし」て下
〉さるよう御願いします(笑)
読むのは全部読ませていただきました!(←おおいばり)
どこまできちんと理解したかはわかりません!(←なんて失礼な)
お返事つけにきたのは無謀かもしれません!(←開き直り?)
まず「アカデミック」のところをするりとかわし・・・(おいおい)
「時事英語」のところ、とっても参考になりました。
ありがとうございまいした。
新聞シマウマ読みと、Voice of AmericaのLR、とってもいいなー、と思いました。
現実世界の時事的なことがらを英語でとらえていくのも、
フィクションを読むのとはまた違った楽しさがありますし。
この、慈幻さんの方法で時事英語に慣れていき、
BSの2ヶ国語放送などに抵抗感がなくなればニュースリスニングが手軽に楽しくできますよね。
(っていうか、英語でニュースが聞けるようになりそう!)
〉(なお、「LR」をこれだけやりながら、ヒアリング
〉もリスニングも全く試してみてないので、どの程度、
〉音に関して上達したかは不明です。
〉「Voice of America」の「LR」の理解度が8割を超
〉えたら、スクリプトなしでどの程度理解できるかの
〉練習を始めるつもりです。)
また、そのうちご報告いただけると嬉しいです!
さてさて、ここまで書いておいて、どこに反応したかったんだか、
また探しに行ってきました。
(お返事を書く画面は字がちいさいので、1画面戻ってー)
・・・げ、どこだっけ・・・?
・・・と、結局また全部読みました。2回目〜(←再びおおいばり)
慈幻さんのご理屈の展開は結構好きです。内容も好きな分野ですし。語用論とか。
・・・で、あ、あったあった。ここに反応してみたかったんです〜。
〉○多読を開始できる条件
〉SSSでは、多読を始める前提として、日本の中学1年生レベ
〉ルの英語力、つまり、アルファベットは問題なく読めて、基
〉礎的な単語・文法はある程度理解していることを、「英語多
〉読開始の条件」としています。
あ、ここでいっこ細かいことなんですが、
アルファベットを問題なく読める、っていうのはSSSの前提の想定に
入ってないのではないかなあ?
アルファベットをアルファベットの名前(エイビーシー)で読める必要は言われてない気がします。
もちろんアルファベットをフォニックス読み(っていう言い方でいいのか?)(ア、ブ、ク)
が、できなきゃいけないとも、言われてないですし。(これは学校でも系統立ててやりませんね。)
〉これは、逆に言えば、全くの白紙状態から多読開始が可能に
〉なる状態までに学習を進展させる方法論は未開発であること
〉になります。
児童英語のほうの取り組みで、
多読を「読み聞かせ」から始めて、ごくごく初期から、アルファベットもやらずに
というのはあるようです。
で、結構ORTなんかは読みすすめられるようになるようですよ。
どのくらい多読以外とミックスしての効果か?という疑問はあるかもしれませんね。
でも、今ここでは、英語自体の多読開始の話じゃないですもんね。失礼しました。
〉このように考えてくると、英語以外の言語で多読を始めるに
〉は、その前にそれなりの言語接触量を必要とすると考える方
〉が妥当です。その意味で、ある言語で多読を始める場合には、
〉簡単な入門書で、一定の文法や単語について、予備知識を仕
〉入れてから、というのが現実的と言えます。
「英語以外」の掲示板で、でしたか、慈幻さんはドイツ語で?
一定の文法や単語についての予備知識を仕入れる段階を踏まれた
と書かれていましたよね、確か・・・
上のほうでも
〉1つは、洋販が版権を持つ「絵で見る○○語」シリーズ
〉の独語版1巻を入手し、基本単語をざっとおさらいした
〉こと。
こう書かれていたし。
で、ある意味質問なんですが、文法予備知識の仕入れをどのくらい「しっかり」なさいましたか?
使われたご本に問題のページなぞあって、解答を書き込んでみて正誤チェックとかも
されたんでしょうか?
文法を勉強するんだとしても、多読を経験したひとがする学習、
またはこの文法予備勉強のあと、多読でやっていくんだー、と思っている人の文法学習は
そうでない場合の文法学習ときっとおのずと違うと思うんです。
または、意識的に取り組みを変えた方がいいんじゃないかと。
問題は解いてみるんだけど、まあ、正解もチェックしてみるんだけど、
間違っていても鉛筆で線をひいて消して書き直すくらいで
あんまり気にしないー、そのあと復習もしないーとか。
こういう文法学習をして、こういう点がいいかも?と思えるのは
学習中に何度か基本単語に繰り返し出会えること。
語句リスト、単語熟語カードなんて作る必要はない。
基本文も覚えようとしない。
そんなふうにおキラク〜にやっていけるんなら、本格多読開始前の文法も
いいかも、と思えます。
きっと速さも重要なのではないかな。慈幻さん、おっしゃる「ざっと」のイメージです。
で、慈幻さんは、多言語多読のことを話題にしていらっしゃるのに、
私はそこを利用して英語の中学1年生(もしくは英語歴1年目の子)の話にしてしまって
申し訳ないんですが〜。
日本の中学校での1年間の英語学習は、それだけでもう、
ある程度のunlernが必要になるような(例えば訳語1対1対応をさせることなど)
そんな学ばされ方をしているように思います。
あんまりいい英語体験をさせてもらってない、というか。
言葉に対する常識、想像力もどんどん失われていきます。
やっぱり問題集なんかで、細かいことチェックしすぎ。テストは成績に直結だし。
教わっているのは英語でなく、英語の問題の素材の文、語句。
つけているのは英語力でなく、英語の問題の解答力。
「多読」へのプレリュードとして、基礎の基礎編文法を
自分で、または英語教室のサポートでやるなら、キーワードは「速く浅くざっと。」で
やりたい(やらせてあげたい)な、と思います。
〉○多読と"MIE"(Manga in Education)
これ、何のもじりかすぐわかって笑いました〜。いいなー。
〉○「携帯留学」としての多読
これもイイです!
さてさて、自分のいいたいことだけ申し上げに来てすみません。
この辺で撤退いたします。
今後とも慈幻さんのご報告楽しみにお待ちしています。
では、Happy Reading!
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