300万語と2周年(元はといえば英会話)

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5594. 300万語と2周年(元はといえば英会話)

お名前: AMINO
投稿日: 2005/5/8(21:22)

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皆さんお元気ですか?
AMINOです。

4月23日に多読2周年となり
また同時期に300万語を通過いたしました。

今回の通過本はアーサー・ランサム 「We Didn't Mean to Go to Sea」です。
100万語通過時にランサムの「Swallows and Amazons」を選んで以来、
50万語毎に彼のシリーズを読んでいます。

シリーズ物を一定の期間毎に読むと自分の成長の度合いを測る
物差しとなります。

このシリーズはその邦訳を呼んだことの無い方には読み辛いらしいのですが
僕には多読を続ける上での大きなモチベーションになっています。
100万語時点ではキリン読みだったんですが
今回はかなり楽しめるようになって来ました。
(それなりではありますが)

シリーズは残り7冊(即ち650万語通過分まで!)ありますから
最後の1冊を読むときの自分はどうなっているのでしょうねえ。
チョッピリ楽しみです。


【動機】

さて僕の多読歴はこれで2年となったのですが
英語再学習歴としては2年半です。
2年半前にふとしたことから英会話スクールに入学しました。
あのころの僕の英語力は英語できない自慢に投稿したほうが良いくらい
ぼろぼろでした。
いわゆる三単現にSをつけることも知らなかったです。

そんな劣等生ですからスクールではすぐに壁に当たってしまいました。
いわゆる英語脳というやつが全くだめでした。
この感覚がどうしても分からない。
いつまでたっても同時翻訳から離れられません。

そんな時に本屋で見つけたのが「今日から読みます英語100万語」でした。
英語を英語のまま読めるかもしれない。
立ち読みしたその日にもう、合わせてPGR0を数冊買って帰りました。

あれ以来インプットは多読一筋、英会話スクールは1年で卒業して(何しろ高い)
今は留学生と喫茶店でおしゃべりするサークルのようなところに行ってます。
 
 
【リスニング】

ところで最近はリスニングに意識が傾いています。
本では理解できる文章が聞き取れない・・・
このことがどうも気になってきました。
もちろんこれはある程度仕方のないことかもしれませんが
もう少し何とかならないだろうかとあがいています。

そこで多聴&シャドウイングを少しずつやっています。
例えば僕は今レベル5前後が心地よく読めている気がするんですが
リスニングではレベル5ではとても歯が立たないでしょう。
できるだけこのレベルを近づけたいと思っています。
 
 
【読書スピード】
 
僕は完全筋金入りの脳内音読派です。
それどころか時にはバリバリ音読、ブツブツつぶやき派でもあります。
かなりの頻度で音読しています。(自分なりに発音にも注意していますが)
英会話練習的にはこれでも良い気がしますがどうでしょう?

ただし読書スピードをできるだけ英会話のナチュラルスピードに近づける
必要は感じています。
早口でブツブツ言いながら読書スピードを上げる訓練を少しづつでもしています。

音読での読書スピード(もちろん意味を理解しながらですが)は
早く読もうとする意識を持ち続ければそれなりに早くなってきます。
実際には測ってはいないのですが自分では成果はでていると思っています。
 
 

【さて200万語以降に読んだ本で印象に残ったものを簡単に紹介】
 
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban

ハリーポッターは1、2巻は日本語で読みました。
英語ではこれが初めてです。評判通り1,2よりも面白く感じました。
でもこの後のシリーズの厚さには尻込みするんで次は第一巻に戻るかなあ。
 
 
The Blue Bedroom and Other Stories

カイさんおすすめのピルチャーです。
短編集でそれぞれが適度な長さで読み易いです。
僕にとっては初の大人向けPBでした。
独特の味わいがあって魅かれます。
もっと力が付いたら長編も読んでみよう。
 
 
The Curious Incident of the Dog in the Night-Time

丸善で平積みしてあったのを立ち読みで興味を引かれて買った本。
児童書なのか大人向けPBなのか区別がつけ辛いです。どちらだろう。
でも読みやすいです。
出だしはミステリー調ですが、実は少年の成長物語です。
 
 
A Series of Unfortunate Events The Bad Beginning
A Series of Unfortunate Events The Reptile Room

いわゆる「不幸本」ですね。その第1巻と2巻です。
掲示板で話題になってた時は不幸な話はいやだからと避けてました。
ところがジム・キャリーで映画化されたと聞いて読んだら何と面白いこと。
この後のシリーズも楽しみです。
 
 
The Lion,the Witch and the Wardrobe

「ナルニア」です。
ディズニーで映画化されると聞いて読みました。
上の不幸本といい、どうも僕はミーハー(死後?)ですね。
出だしの読みやすさにだまされました。
途中からかなり難しかったです。
 
 
Wayside School Is Falling Down
Wayside School Gets a Little Strange

サッカーの書いた異色作(快作)3部作の内の2冊です。
100万語過ぎてすぐに読んだ1作目も楽しかったんですが、
今回はその数倍楽しみました。
ギャグとかユーモアを理解するのには飛ばし読みでは無理です(笑)
これでとりあえずサッカーの作品はコンプリートです。
新作は出ないのでしょうか?
  
  
HOOT

向こうではティーン向けのPBなのでしょうね。
このあたりの本をもっと読みたいなあ。
これも本屋の立ち読みで買った本でした。
街中にあるフクロウのすみかがレストランになろうとするのを
何とか防ごうとする少年達の物語です。
 
  
Doctor Dolittle's Post office

ドリトル先生シリーズ第3巻です。このシリーズを久々に読みました。
「アフリカ行き」や「航海記」を読んだ頃に比べると格段に読みやすく感じます。
このシリーズも全部読んじまうぞって思ってます。
 
 
Pigeon Post
We Didn't Mean to Go to Sea

アーサー・ランサム2冊です。後者はOBW4でもリトールドされてるので
読んだ方もいらっしゃると思います。
僕が多読する限りいつまでもそばに置いてある本たちです。
本当は冒険好きの永遠の子供たちに捧げたい。(もちろん大人にも)
 
 
【まとめとは言えないけどそんなようなもの】
 
最後にタイトルの 「元はといえば英会話」です。
多読を始めた時は100万語は無理だけど
英会話に少しでも役に立てばいいかな。
という軽い気持ちでした。
それが100万語って意外と近くにあると気が付いてからはまりました。
まさか多読自体をこれほど楽しみながら続けるとは思いませんでした。

この楽しさがある限り多読は一生の趣味として続けていけそうです。

ではでは皆さん これからも Happy Reading !!


▼返答


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