[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/23(18:09)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/5/5(10:54)
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ガビーさん、こんにちは。
〉 200万語報告より、約半年近くかかっての300万語越えです。(5/2)
〉 通過本は、ケンブリッジ3「The Lahti File」
〉(この半年は、体調も余りよくなかった事もあり、読む事に集中できなかった経緯も在るので、時間がかかった事は気にしない方が良いのかもしれませんが・・・)
300万語通過、おめでとうございます!
〉今回までで、初読み本は664冊(GR、絵本、児童書)
〉再読本をあわせると、約千冊はゆうに超えています。
〉でも、約千冊以上も英文の本を読んで居るとは、我ながら驚き。
〉しかし、100万語越えたときのような喜びは、無かったです。(どうしてだろう?)
〉 今回も、200万語通過の時同様、山あり谷あり、凹んで凹んで、でも何とかまた歩き出しての300万語通過でした。
〉私的には、ちょっとも進歩してないような気がします・・・。(笑)
〉正直、しんどかった・・・。
以下の報告を見ると「ちっとも進歩していない」ことなんかないじゃないですか。
100万語通過は一大イベントですから、それ以後の歩みが同じように感じられなくて物足りなく思う、ということはあると思います。
私は200万語読んでも300万語読んでも全然レベルがあがらない〜と密かに悩んでおりました。
〉● 問題点(凹みとも言う)
〉その1 文法
〉 200万語通過時に感じて、不安になった文法についても、未だに明確な答えは出ていないのが現状。
〉(半年前は、少しでも文法を意識しての多読、勉強を遣ってはみたのですが、直ぐに躓き、アルファベット恐怖状態に・・。
〉まだまだ、私には文法とか、小難しく考えないで居た方が良いようです)
文法を知らないからこそ、文法にこだわらない読み方ができるんじゃないでしょうか。学校で文法や訳読の勉強をした人はunlearnに悩むことが多いです。始めからunlearnの必要がないのは理想的ですよ。
〉その2 レベル
〉 全然レベルは上がっていないし、300万語読んでも、レベル0〜1の本でも、まだまだ分からない箇所は多くある状態で、私は初心者の領域からは卒業できないで居ますね。
たくさん読んだあとでもレベル0〜1の本が完全にわからないということはありますよ。レベルの低い本が完全にわからないと上へ進めないわけではありません。語数が進むにつれて、いろいろなレベルを行ったり来たりしながら読むのが、多読法の面白いところだと思います。でも多読を始めたばかりの時よりは、何が書いてあるかつかみやすくなっているのでは。
〉 前回書きましたが、やはり学校が舞台の児童書は、ダメです。
〉今回も何度も挑戦したり、お勧めの児童書を試してみたのですが、旨く読めなくて、凹みました。
〉(それに加えて、ファンタジー系もダメだと気付きました)
〉この凹みが襲うと、一気に英文読めない症候群に落ち居てしまうという癖が、出来てしまったのが、こわい・・・。(涙)
〉それと、詩の様な短い物は、未だにダメですね。
〉まだまだ蓄積が足りないからだと思う・・。
私も学校のお話は飽きました。でもファンタジーが好きなのでそちらへ行けば何とかなりましたが…。Roald Dahlなどはあまり「学校もの」を意識しないで読めるので、どれもおもしろかったですが。
だったらGRとノンフィンクションを中心に読んだらいいのではないでしょうか。
〉
〉● よかったと言えそうなこと
〉 ああ、児童書はダメでも、好きな歴史関係のノンフィクションや、ケンブリッジ・マクミランのGRは、レベル3〜3・5で面白く読めてます。(飛ばし読みですけどね・・(笑))
〉GRを通して、名作といわれる物の良さを、再確認出来たのは良かった。特に「ジェーン・エア」と「ああ無常」は翻訳でも良いからまた読みたいと、強く思いました。
「好きな歴史関係」!!うれしいお言葉…。ガビーさんも歴史関係の本を発掘してみましょうよ〜。私も探しますから。
〉その2 再読の効果
〉 今回は、凹んだのを機に、GR・絵本を問わず再読を中心にして読み続けた結果、前回まではさほど面白いと思ってなかったものが、面白く感じたり、ああ、こんな事が書かれていたのかぁ・・と全然分からなかった箇所が理解できたりして、ウキウキした気分になれた時も、沢山ありました。(飛ばし読みの箇所が、無くなった訳ではないですけど・・)
〉記録を見ると、60万語近くが再読のような・・。
いいですね、進歩があるじゃないですか。読めない本のことは忘れて、読めた、わかった、と思うところだけ覚えておきましょう。わからないところは忘れる!
〉その4 総括
〉 多読記録をザーと読み直して見ますと、私の多読の枠も広がってくれたことが分かりました。
〉 GRでは、ペンギンよりも、マクミラン・ケンブリッジが読みやすく、私にはあっている事に気付きました。
〉また、挿絵の無いケンブリッジが分かる事で、本当に英文が読めていることが、実感できました。
〉 先に、全然進歩してないと書きましたが、ほんとうは亀の歩みでも、山をちょっと登っているのですね、私も・・・。
ケンブリッジはオリジナルなので、普通の本を読んでいる感覚に近いものがあります。ですから読めたら一層うれしいです。
〉● 面白かった本のリストを少し書きます。
〉(今回は絵本ばかりですが・・)
〉Prince Siddhartha The Story of Buddha (144p)
〉 米国人が書いた、お釈迦様の子供用伝記です。
〉挿絵がいっぱいですが、かなり難しかった・・。
〉でも、是非読んで欲しい1冊ですね。
英語のお釈迦様の伝記っておもしろそうですね。世界史クラブ行きかも…。
〉Toshishun The Chinese Tale of TheProdigal Young Man and Harmit
〉by芥川龍之介 挿絵 Hideyuki Fujkawa
〉 凄い飛ばし読みをした1冊。
〉教訓話と言ってしまうと詰まらないですが、考えさせられる話でした。でも、渋い色彩で描かれた挿絵が素晴らしいです。
「杜子春」が英語の絵本になってるんですか。これもおもしろそう。挿絵がいいと聞くと見てみたくなります。
〉Ramada
〉 イスラム教のラマダンについての絵本。
〉挿絵が良いし、ラマダンの意味を優しく教えてくれてます。
おおっ!またまた世界史クラブ向けの本が!英語でラマダンの事がわかるなんてすばらしい!
〉The Silk Route
〉 大好きな中国をテーマにした絵本。
〉 杏樹さん紹介の絵本です。お勧めします。
〉(ああ今、中国をテーマにした絵本が他にあれば読みたいと思ってます)
ありがとうございます〜よろこんでもらえてうれしいです〜。
中国をテーマにした絵本は、探せばありそうですね。手元にはありませんが、今思いつくものではErrol Le Cainが絵を書いてる十二支の本があります。十二支の起源を書いたもの。
〉 ●まとめ
〉長々と書き連ねてしまい、済みませんでした。
〉これで終わりにします。
〉でも、これからは英多読はぺースが落ちそうです。
〉落ち込んだときに中国映画を観る癖があるのですが・・。
〉あろう事か中国語を理解したいなどと言う、大それた事を思い立ってしまいまして・・。
〉今中国語の基礎学習を開始してしまったので、英多読はペースダウンを余儀なくされそうです。
〉(また、見たい中国ドラマの時代設定の、
〉唐・元帝国の事をもっと知りたいと思っているので、
〉日本語の歴史書を読もうと目論んでいるのです)
〉でも、読まないと読めなくなる恐怖が在るので、一日1冊は続けたいと考えては居ます。
〉う〜ん、私は浮気性なんだろうか・・?
多言語やってますと、どうしてもどちらかに偏りがちになります。英語ばかり読んで中国が止まって、中国語ばかり読むと英語が止まる。止まってるとどうしても気になります。交互に読めたらいいんですが、読み始めて弾みがつくと、どうしても片方に集中してしまいます。それに両方読んでたら語数が分散して、片方だけ見るとなかなか増えないような気がしてきます。どちらも少しずつ読んでいけたらいいですね。
ついでに、唐の時代ならまず「長安の春」(石田幹之助著:講談社学術文庫)をおすすめしておきます。ご存知でしたらすみません。
マルコ・ポーロは、私は昔NHKでやってたアニメ「マルコ・ポーロの冒険」が忘れられません。岩波新書に「マルコ・ポーロ」という本がありましたが、多分絶版です。図書館を探せばあるかも…。
マルコ・ポーロは世界史クラブ関係でも探しています。そのうち紹介できるかもしれません。
それではこれからもHappy Reading!
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