300万語通過報告と、雑記。(長文です)

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[報告] 5536. 300万語通過報告と、雑記。(長文です)

お名前: ガビー
投稿日: 2005/5/4(17:56)

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皆さん、こんにちは。(お久しぶりです)
ガビーです。

晴天が続き、気持ちがいい日が続いていますね。
普段余り外へ出ない私でも、ちょっと出かけてみようかなぁ・・・、何て思ってしまってます。(笑)
皆さんは、如何ですか?

 200万語報告より、約半年近くかかっての300万語越えです。(5/2)
 通過本は、ケンブリッジ3「The Lahti File」
(この半年は、体調も余りよくなかった事もあり、読む事に集中できなかった経緯も在るので、時間がかかった事は気にしない方が良いのかもしれませんが・・・)

今回までで、初読み本は664冊(GR、絵本、児童書)
再読本をあわせると、約千冊はゆうに超えています。
でも、約千冊以上も英文の本を読んで居るとは、我ながら驚き。
しかし、100万語越えたときのような喜びは、無かったです。(どうしてだろう?)
 今回も、200万語通過の時同様、山あり谷あり、凹んで凹んで、でも何とかまた歩き出しての300万語通過でした。
私的には、ちょっとも進歩してないような気がします・・・。(笑)
正直、しんどかった・・・。

● 問題点(凹みとも言う)

その1 文法
 200万語通過時に感じて、不安になった文法についても、未だに明確な答えは出ていないのが現状。
(半年前は、少しでも文法を意識しての多読、勉強を遣ってはみたのですが、直ぐに躓き、アルファベット恐怖状態に・・。
まだまだ、私には文法とか、小難しく考えないで居た方が良いようです)

その2 レベル
 全然レベルは上がっていないし、300万語読んでも、レベル0〜1の本でも、まだまだ分からない箇所は多くある状態で、私は初心者の領域からは卒業できないで居ますね。
 前回書きましたが、やはり学校が舞台の児童書は、ダメです。
今回も何度も挑戦したり、お勧めの児童書を試してみたのですが、旨く読めなくて、凹みました。
(それに加えて、ファンタジー系もダメだと気付きました)
この凹みが襲うと、一気に英文読めない症候群に落ち居てしまうという癖が、出来てしまったのが、こわい・・・。(涙)
それと、詩の様な短い物は、未だにダメですね。
まだまだ蓄積が足りないからだと思う・・。
 
● よかったと言えそうなこと

その1 開き直り(毎回書いてる気が・・)と、短縮版の良さ
 マイナス思考はこれ位にした方が良いですね。
 まあ、始めがはじめなのですから、あと5年もすればレベル5位は読めるようになるだろう・・と、目算を立てて置こう。(笑)
それじゃ、オースティンの「高慢と偏見は」読めないだろうなぁ・・。(笑)
でも、GR版ならば大丈夫かなぁ・・?

 ああ、児童書はダメでも、好きな歴史関係のノンフィクションや、ケンブリッジ・マクミランのGRは、レベル3〜3・5で面白く読めてます。(飛ばし読みですけどね・・(笑))
GRを通して、名作といわれる物の良さを、再確認出来たのは良かった。特に「ジェーン・エア」と「ああ無常」は翻訳でも良いからまた読みたいと、強く思いました。

その2 再読の効果
 今回は、凹んだのを機に、GR・絵本を問わず再読を中心にして読み続けた結果、前回まではさほど面白いと思ってなかったものが、面白く感じたり、ああ、こんな事が書かれていたのかぁ・・と全然分からなかった箇所が理解できたりして、ウキウキした気分になれた時も、沢山ありました。(飛ばし読みの箇所が、無くなった訳ではないですけど・・)
記録を見ると、60万語近くが再読のような・・。

その3 絵本
 以前は全然読めなかった図書館の絵本たちが、かなり読めるようになりました。
調べてみると250冊以上も読んでいて、吃驚。
中でも、大好きなドイツ人挿絵画家Lisdeth Zwergerの、短めの絵本が読める様になったのは嬉しかった。
何時かは「賢者の贈り物」が読めるかもとの、希望が持てました。
 また、有名な昔話(たとえば「赤頭巾ちゃん」など)も、各作家によってかなり違いがあることが分かったりして、面白かったです。読み比べの楽しみを知りました。

 有名な昔話だけでなく、現代物や、南米・中国等の昔話も読むことが出来て、楽しかったです。挿絵も個性的なものが多くて、面白かった。(中国の昔話だと思って読んで、記録時に芥川龍之介の短編を読んだと知って、驚いた経験もありました)
 もともと日本の絵本(昔話以外)を読んだ事が無かったので、今回日本絵本の英語版を、纏めて10冊程読んでみました。何だか不思議な感じ・・。はっきりと何がとは言えないのですが、海外の物とは違うなぁ・・と読む度に、そう思ってしまいます。

その4 総括
 多読記録をザーと読み直して見ますと、私の多読の枠も広がってくれたことが分かりました。
 GRでは、ペンギンよりも、マクミラン・ケンブリッジが読みやすく、私にはあっている事に気付きました。
また、挿絵の無いケンブリッジが分かる事で、本当に英文が読めていることが、実感できました。
 先に、全然進歩してないと書きましたが、ほんとうは亀の歩みでも、山をちょっと登っているのですね、私も・・・。

● 面白かった本のリストを少し書きます。
(今回は絵本ばかりですが・・)

Prince Siddhartha The Story of Buddha (144p)
 米国人が書いた、お釈迦様の子供用伝記です。
挿絵がいっぱいですが、かなり難しかった・・。
でも、是非読んで欲しい1冊ですね。

Toshishun The Chinese Tale of TheProdigal Young Man and Harmit
by芥川龍之介 挿絵 Hideyuki Fujkawa
 凄い飛ばし読みをした1冊。 
教訓話と言ってしまうと詰まらないですが、考えさせられる話でした。でも、渋い色彩で描かれた挿絵が素晴らしいです。

My Way Home On A Snowy Day
雪のかえりみち
by Kazue Fujiwara Illustrated Koshiro Hata
 ちょっと季節外れの話ですが、心がぽっと温かくなれる物で、お勧めです。

Hiawatha
ハイアワサものがたり
ヘンリー・ロングフェロー原作
スーザン・ジェファーズ挿絵・リードル
 私にはとても難しすぎましたが、挿絵が本当に素晴らしいので、是非読んでもらいたい1冊です。
ジェファーズの挿絵本はどれも素敵なので、是非他の本もお勧めします。

Daisy by Brian Wildsmith
つばさに乗ったデイジー
 面白かったです。
水彩画の挿絵も素敵です。

Ramada
 イスラム教のラマダンについての絵本。
挿絵が良いし、ラマダンの意味を優しく教えてくれてます。

The Silk Route 
 大好きな中国をテーマにした絵本。
 杏樹さん紹介の絵本です。お勧めします。
(ああ今、中国をテーマにした絵本が他にあれば読みたいと思ってます)

 ■ 雑記
英語以外で読んだ本や映画の事

小説・マンガ

「射鵰英雄伝」金庸 原作
中国の国民的作家 金庸の代表作。
徳間書店1〜5巻。
南宋中期〜元帝国初期が舞台。
うんちく、アクション、ロマンス、仁義、人情、
諸の物が本当に詰め込まれた大作。文句無く面白いです。
また8億円かけて、原作に忠実に映像化されたTVドラマも、
超お勧めです!!!レンタルDVDがあります。
(吹替え・日・中(簡体字)字幕あり)
文句なく面白く、40話と長編なのですが、
続きが直ぐに見たくなりますよ。
主役のリー・ヤーポンは、今大陸で一番人気の男優です。
ヒロイン二人は、本当に美人です。(可愛くもあります)

「カラモランの大空」神坂 智子
歴史物や中東、インド、中国などを舞台にした作品の多い、
神坂女史のマルコポーロを題材にしたマンガ。
これを読んで、私は元帝国その物に一層興味が湧きました。
野蛮なだけではなかった蒙古の、合理的なシステム、
統治方法、貨幣制度には唸ってしまいました。
神坂女史の作品では、「青のマハラジャ」もお勧めです。
近代インドの一地方の様子が知る事が出来ますよ。

映画・ドラマ

「スライディング・ドア」
主演 グウィネス・パルトロウ。
私が一番好きな彼女の作品です。
派手さは全く無く、見方によれば地味かも・・・。
でも、ロンドンを舞台にしたおしゃれな映画だと思う。
DVDの出来は、ちょっと頂けない・・・。

「グォ・ヴァディス」
主演 デボラ・カー
往年のハリウット大作の1本。
「ベン・ハー」や、この後続々と製作されたスペクタル物には、
ちょっと敵いませんが、私的には一番好きな作品です。
あまり宗教色が濃くなく、ロマンス物として見れる気楽さがあるのです。
デボラ・カーは綺麗な赤毛で、本当に素敵です。
また、名前を失念してしまいましたが、ネロ役の英国俳優(映画版「ナイル殺人事件」で、ポワロ役を遣ってます。
昨年亡くなったのは残念です)が、いい味を出していて楽しいです。
皆さん、とても綺麗な英語を喋ってますよ。
この映画、DVD化されてないのが残念です。
でも、最近TVミニシリーズのDVDの存在を知ったので、
こちらを見るのがちょっと楽しみ。

「トロイ」
主演 ブラット・ピット
もう説明する必要など無い作品ですね。
駄作と言う方も居ますが、私はよく出来た反戦映画だと思いました。脚本、衣装・美術が素晴らしいので、是非見て欲しいです。
ギリシャ軍は米語、トロイ軍は英語を使ってます。

「グリーンディスニー」台湾ドラマ
DVDでは、字幕・吹替え。
映画版とは違います。原作に忠実に作られてます。
(ただし、主人公たちの年齢は20代設定ですが・・)
娯楽作品としては最高です。是非見て欲しいです。
ダイジョスト版なのが本当に惜しいです・・。

まだまだ、紹介したい映画(中国映画が多いですが)はありますが、
長くなりますので、今回は止めます。
また何時か・・。

 ●まとめ
長々と書き連ねてしまい、済みませんでした。
これで終わりにします。
でも、これからは英多読はぺースが落ちそうです。
落ち込んだときに中国映画を観る癖があるのですが・・。
あろう事か中国語を理解したいなどと言う、大それた事を思い立ってしまいまして・・。
今中国語の基礎学習を開始してしまったので、英多読はペースダウンを余儀なくされそうです。
(また、見たい中国ドラマの時代設定の、
唐・元帝国の事をもっと知りたいと思っているので、
日本語の歴史書を読もうと目論んでいるのです)
でも、読まないと読めなくなる恐怖が在るので、一日1冊は続けたいと考えては居ます。
う〜ん、私は浮気性なんだろうか・・?

此処までお付き合い下さり、本当にありがとう御座いました。
皆さん、これからも楽しい・面白いと感じながら多読を続けてください。
失礼します。


▼返答


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