[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/23(23:09)]
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年金万さん、はじめまして。
まなおと申します。最近、Sparksにはまっています。
他の本との違いという点では、よくわからないのですが、オフ会でタドキストの方とSparksの本について意見交換したときに伺った話と、アマゾンのSparksの本に関しての読者からのレビューを読んで私が感じたことを以下に若干コメントさせて頂きます。もし、御参考になれば幸いです。
Sparksの本は、一般のPBと比較すると読みやすいと思いますが、例えば、Danielle Steelの本よりは読みにくいと思います。Sparksの話は、キリスト教の博愛の精神に溢れていて、主人公にいわゆるいい人が多く、「読み終わった後に心が癒される。」そんな話が多いです。私は、Sparksの細かい心理描写・情景描写が好きなのですが、ミステリーやサスペンスを好まれる方だと逆に話の展開が遅くてちょっと退屈に感じる方もいらっしゃるかもしれません。また、Sparksは人泣かせるための手練を十分承知している作家であり、その手法をあざとく感じる方もいるようです。例えば、“The Notebook”で登場するIがいったい誰なのか、私も、読んでいていらいらするところがありました。
私は、これまでにSparksの本を9冊読みましたが、“A Walk To Remember”が一番易しいと思います。話の背景が書いてある第一章は、ちょっとつまらないのですが、第二章からおもしろくなってきます。また、話の内容では、“Message in a Bottle”をお薦めします。話の随所に出てくる心のこもった、熱い、素敵な手紙に感動です!もし、話の内容がわかりにくかったら、先にDVDを御覧になるとあらすじが理解できて良いかもしれません。
以下にSparksのウエブサイトを載せておきます。英語のサイトですが、個々の話のあらすじや登場人物の説明があり、もしかすると理解を助けてくれるかもしれません。
http://www.nicholassparks.com/index.php
それでは、どうぞこれからも楽しい読書を
では、また。
まなお
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