500万語通過。大切なのは目標。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/17(12:05)]

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[報告] 5231. 500万語通過。大切なのは目標。

お名前: 栄泉
投稿日: 2005/3/22(22:36)

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栄泉です。

500万語に到達しました。多読を開始してから400万語までが1年6ヶ月で
22.2万語/月だったのに対し、400万語から500万語までは8ヶ月で
12.5万語/月。大変なペースダウンではあったものの、目標(英字新聞雑誌
を自由自在に読むこと)を曲がりなりにも達成できて満足しています。

400万語以降の100万語のうち、英字新聞雑誌が40万語、残りはレベル
2〜4程度のGRが中心でした。
英字新聞雑誌は(1)「JapanTimes」(2)「DailyYomiuri」(3)「NikkeiWeekly」
(4)「FinancialTimes」(5)「AsianWall StreetJournal」(6)「Newsweek」
(7)「TIME」(8)「BusinessWeek」といったあたりです。

今思うことはSSSの多読がいかに素晴らしい方法論であっても次の2点のいずれか
を満たさないと外国語の習得という成果は得られないのではないかという事です。

1.その言語を習得すべき必然性があること。(母語の習得がこれに当たります)
2.その言語を使って何をしたいのか、具体的な目標をはっきりさせること。

上記1については、日本に在住の日本人なら英語を習得する必然性のある人はごく
少数ではないかと思います。ここで私の言う必然性とは、英語が使えないとまとも
な社会生活が送れないような状況です。日本人が日本で暮らしていくのに日本語が
全くできない状況を想像してみると、これはもう生存にも関わりかねない一大事で
すね。そういう状況です。英語が必要なポストについているとか、英語ができない
と管理職に上がれないなどというのも軽い話ではありませんが前者の例に比べたら
ものの数ではない。
配偶者が英米人なていう場合は結構重大かもしれませんね。

ということは、外国語習得をめざす大半の人にとっては、上記2が実に重要だと
思います。英語で何をしたいのか。英字新聞を読みたい、専攻分野の論文を書き
たい、専門書を読みたい、Eメールの交信をしたい、外国人をいろいろな所に案内
できるようになりたい・・・。具体的に目標を決めて多読の途中でも直接目標に
トライしてみるといいと思います。特に300万語を過ぎたらもう学校英語の垢
は充分洗い流されていると思うので、是非具体的な目標をと言いたいですね。
なかなか見つけられなければ多読を一時ストップしてでも目標設定をと言いたい
ところです。
逆に目標を決めずに多読用の図書を読み続けるのは、垢を洗い流し続けるだけで
一向に成果に繋がらないのでは、と思います。

私は100万語あたりで1度英字新聞に挑戦しましたがちょっときつく、その後
何度かトライして350万語あたりで結構行けるという手応えを得ました。
そして、400万語以降はウソのように読めるようになったのでした。
とはいってもまだまだ語彙力を強化しないとスラスラ精読はできないので、この
点を重点的に強化したいと思います。それには、8000〜10000語レベル
の語彙力が必要かと思いますが、これはGRを多読するだけでは到底覚束ないでし
ょうね。工夫したいと思っています。


▼返答


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