500万語通過しました♪

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5114. 500万語通過しました♪

お名前: カイ
投稿日: 2005/3/6(17:36)

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みなさま こんにちは カイです。

500万語通過しました!
だんだん通過期間が短くなるようです。
ここまでで感じたことをいろいろ書いてみました。
ものすごく長文になってしまったので
適宜飛ばしながらお読みくださいませませ。

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大人向けPBについて
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Jeffrey Archerの″Shall We Tell the President?" を読了しました。
この本は翻訳を読んでいて、もちろん好きでしたが、
それほど思い入れがあった本ではありません。
しかも読み出したきっかけが
バーゲンで買った帰りに電車で読み始めたから。
という実にいい加減なものです。

何が感動したって
「こんな気楽な気持ちで大人向けPBを読了できたなんて」です。
今まで私が大人向けPBを読むときは
気合を入れて、体調を整えて、万全の状態で読み始めていました。

それがです!
なんの気負いもなく、なんとなーく読み始めて、なんとなーく読めた。
ものすごく嬉しかったです!
日本語の読書の感覚にに近づいた!

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リスニングについて
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「大人向けPB、するりと読めた事件」が2月上旬にあった後、
何気なくテレビをつけ、せっかくだからと英語音声だけで見ました。
最初はいつもと同じで、よく分からないまま「ぼーーー」としていたのですが、
3分ぐらいたち、映像で周りの状況が読めてきたころ突然、
「あ!私、この人たちが何の話しているか分かる!」
という状態になりました。

何を言っているのかは、分かりません。
でも、何について話しているのかは分かるんです!!!
えっと上手く説明できないのですが...
分かっていただけますか?

かなり嬉しい体験でした。
それから暇を見つけてはテレビを見るようになりました。

どうやら自分の体験等で予想がつくお話は分かるらしい。
と気づいてきました。
恋愛物、人間愛物、動物系、ここら辺はいけることが多いです!
推理物、社会派物、SF物、ここら辺はほとんどいけません。

私の場合、テレビだとなかなか最初から最後まで見ることや
毎週同じ番組を見ることが難しい環境なので、
とうとうDVDで映画をレンタルしてきました。

分かるんです〜楽しいんです〜(嬉涙)
英語音声だけだと、30%理解でストレスが溜まるので
(何せ、何を言ってるかはよく分からないので)
英語字幕、英語音声で楽しんでいます。
絶対日本語字幕で見ていた時より面白い!
↑英語で映画を見ている自分に酔っている部分もあります。
でも何はともあれ、すごく楽しくて嬉しいです♪

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お友達になったshouldとmaybe
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学生時代shouldという単語はあまり好きではありませんでした。
must や have to と同義語だと思っていましたので、
窮屈な印象だったんです。

今ではものすごく身近で気楽な感じの単語の一つです。
頭の中を英語が流れることがあるのですが、
“Should I do that?”などはしょっちゅうです。
今ではshouldはなかなか好ましい単語になりました♪

maybeもよ〜く頭を流れる単語。
“maybe,maybe not”
このフレーズがものすごくよく流れます。
私のいいかげんな性格がよく現れてますね〜
でも取り返しのつかないことを悩んでも苦しいでしょ♪

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もう少しでお友達makeとwould
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先日、春雨を(あああ、こんな例え話しかなくてすみません)
袋から少しだけ取り出そうとしたところ、
思いのほかたくさん出してしまいました。
一度袋から出た春雨を元に戻すのは大変なんですよ〜
ほぼ不可能です。
「ひえ〜どうしよう」と思った時、頭を流れたフレーズが
“I can make it”

うむ〜どんな意味なの?
本で出てくる分にはお話の流れで分かるので
このフレーズでつまずくことはありませんが
このフレーズだけを取り出されると、今の私には意味不明です。
「ま、なんとかするわよ」ってなことを考えてた訳なんですが。

意味不明なフレーズが出てくる私って何者...?

wouldも惜しい感じです。
本で読む分には困ることはまずありませんが、
自分の中で、まだ落ち着き場所が無い感じ。
学校で未来形(will)の過去形って習って
「???」になった癖が抜けないのかしら。

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頭を流れる英語
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300万語前後ぐらいから、頭の中を英語が流れることがありました。
でもその時は1語文、2語文。
見たままや感じたままが流れてくる感じです。
木を見て「Branch」とか、空を見て「Blue sky」とか。

最近は3語文、4語文ぐらい。
上手くいくともう少し長くなりました。
(IF が流れると長くなるんですよね〜)
1語文の時より、突然というか、予期しない場面で流れることが多いです。
電車に駆け込んでギリギリ間に合った方を見かけた時、
“Just in time”と流れるみたいな。
(同時にYou can make〜みたいなフレーズも流れたんですが、記憶が?)

ちなみにこれも「何て意味?何て意味?これ正しい使い方?」
と悩みまして、家で辞書をひきました(爆)

おおお!間違ってないじゃん。
と感動した訳です。

......すごく変ですよね。
その場に合わせた英語がらしきものが頭を流れるのに、
そのフレーズの意味が分からない。

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これまでの軌跡
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make it や Just in time が分からない。
という時点で、いかに私が学校英語をやっていないかが
お分かりになると思います(笑)
多読開始からの軌跡をご案内。

◆10万語まで
ここが一番苦しかったです。
なぜかGRを読まなければ。と思い込んでいました。
面白そうなYL1は難しくて読めないし、YL0は面白くない!
「わあ!英語で本が読める!すごい!」
この喜びだけで、乗り切りました(笑)

思えばこの頃は本を選ぶのが上手じゃなかったんですねぇ。
今ではYL0で大好きな本は山のようにあります♪
ま、自分で買って読んでいるので
語数が稼げないYL0の児童書を買うのをためらっていたのもあったんだと思います。
今では良い思い出♪

◆PGR2の壁
しっかりぶつかりました。
お気楽な性格なので、壁にぶつかって、
ま、いいやと後ろに引き返し、戻ってきたら壁は無し。
という所でしょうか。

◆GR YL3の壁
これは壁というよりは、面白いと思える本が見つけられなかった。
というのが正解です。
YL2まで、あんなに面白かったGRなのに、
読みたい本が見つけられない。

でも、これが私にとって幸運でした。
GR読まなきゃ。という無意識な感覚から自由になって
児童書を読み始めました。

◆児童書は MTH 以外に何がある?
最初の児童書は MTH です。
難しかった〜、でも面白かった!
ということで、どんどん読んだのですが、
他にどんな児童書があるかが分からない!

ここでやっと書評システムを使って本を探すことを覚えました。
書評システムとの出会いは100万語〜300万語ぐらいまでは
本当に重要でした。
これが無かったら続かなかった。
YL指定をしてお薦めの★4つ以上の本で
好みに合いそうなものを手当たり次第に読みました♪

◆300万語前後で何かが抜ける
ここが私のキーポイントだったようです。
確か「自由になった」という表現をしたと思うのですが
(自分で書いていて覚えていない)
すごく楽になりました。

「なんでも読めるような気がする」
という感覚を手に入れたのもこの頃。
実際何でも読める訳ではないのですが
「今、読めない本もそのうち読める」
ということが、心に沁みいった。というのでしょうか?
それまでは、頭で分かっていても、ちゃんと心で分かっていなかったんですね。

前からやっていたチャンプルー読みが(いろいろなレベルを混ぜて読む)
激しくなったのもこの頃。
今でもYL0〜YL8ぐらいまでぐちゃぐちゃに読んでいます。
Jeffrey Archerの″Shall We Tell the President?"を読んだときなどは
合間読書に、YL0〜3の絵本を20冊くらい読んでます。
ここまで多く読むのは極端ですが、
でも合間読書にYL低めの本はかかせないです。

本の長さに耐性がついたのもこの頃かな?
5万語ぐらいの本でも、長く感じなくなりました。
MTH が長くて長くて苦しかったのが嘘のよう。

★そして今
読みたい本が山のようにあって困っています。
当たり前ですが、読める本の範囲が広がっているので
相対的に読みたい本の数も増えているのです。
しかもDVDも見たい!
友達とも遊びたいし、家事も少しはしないといけないし、
パートさんだけど、仕事もあるし、他の趣味もあるし、
寝るの好きだし〜
1日24時間では足りない感じです...
(だからといって1日30時間ぐらいになるのも嫌かも)

とりあえずファンタジーが読みたい気分なので
そこを読んでいます。
Dark is Rising がもう少しで終わり♪
Deltora最新刊も早く読みたい♪
Diana Wynne Jones もはまっているので、他の作品も早く読みたい!
バーティミアスだって読みたい!Eragonも待ってる!
レイチェルと滅びの呪文だって!
アーサー王だって!

でも Dick Francisも読みたいしな〜
Pilcherだって読みたいし〜

こんな感じで読書量が増えているようです。
だんだん通過期間が早くなっている理由が分かったような気がします。

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面白かった本いろいろ
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あんまり長くなったので辞めようかとも思ったのですが
やっぱり本の紹介しまーす。
これが楽しいんだし。
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★児童書
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◆Jigsaw Jones シリーズ
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004676]
1日1ドルで依頼を引き受ける小学2年生の私立探偵。
かっこいいです(笑)
安心して読めるので大好き♪
のんびり買い揃えています。

◆Adam Sharpシリーズ
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004470]
8才の諜報員Adam Sharp君。
Bond girlならぬSharp girlまで登場します。
ありえません(爆)でもそこがいいの♪

◆しつこいですが、Cynthia Rylant さん
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004365]
この作家さんの本は心が暖かくなります。
生きるって悪くない。って思えます。
一番好きな作品をリンクしました♪

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★絵本(好きな作品を少しだけリンク)
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◆Elsa Beskowさん
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004645]
とても素敵です。もともとはスェーデン語のおはなしです。
愛らしい絵、暖かいストーリー。
Elsa Beskowさん(1874 〜1953)が絵本を描かれたのは1900年代初め〜半ば。
ほぼ100年もの長い年月、子ども達に愛され続けている絵本の数々は
本当に素晴らしいです。

◆Jonathan London さん
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008845]
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008693]
うわ、この絵本素敵!
それが以前読んだ素敵な絵本の作家さんの作品だと知った時、とても嬉しかったです。
図書館に蔵書の数が少ないので、少しずつ大切に読んでいます。
美しい絵本です。

◆Helen Oxenburyさん
赤ちゃん向けの本を多く出版されています。
この方のPippoシリーズにはまりました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008729]
Tomくんがかわいくて、一緒にいるPippoの表情が笑えて。
他の作品も大好きな作品が多いです。

◆John Burningham さん
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004743]
何度も大好きだといっている作家さんです。
しかも多作!
何冊読んでもまだ図書館にあります。
最近読んでとっても受けた作品をご案内♪
とぼけた表情が良いの。

◆Robert McCloskey さん
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004085]
これまた何度も大好きだと言っている作家さんです。
生き生きとした絵とお話がすごく好き!
今回ご紹介した本は、少し文章が長いのですが
絵が本当に素敵で、大好きになってしまいました。

絵本は語りだすと長くなるので、この辺でひとまず終了します♪

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★面白かったけど、万人向けではないかもしれない本
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◆Dark is Rising シリーズ 全4巻+外伝
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005505]
良いです!!!美しい文章に魅了されます。
しかし、難しいと思います。
翻訳も少しだけ眺めたのですが、そちらも難しいので、
英語がどうこうではなく、ストーリーに謎が多い。ということだと思います。
(アーサー王伝説や古代ケルト系?の魔法知識があると、だいぶ良いかも)
300万語ぐらいから挑戦していますが、何回か投げています。
「どうせ日本語で読んでも全部は分からないんだから」
という開き直りが読み通せるかどうかの鍵かも。
でもね〜謎というか深遠というか、そこが良いのです〜♪

ストーリーは光と影の戦いの物語。
アーサー王伝説と絡み合いながら
古の時から光を守るOld Ones達の最後の戦いを描きます。
壮大で、美しく、魅力的な物語です。

このシリーズ、本編である1〜4巻は私の好みにばっちりです。
しかし、外伝であるOver Sea, Under Stone が、いまいち趣味に合いません。
それなのに、この外伝が一番最初に刊行されているだけあって、
これを読んでおくと本編の理解度がぐっとあがるんです(涙)
長らく100ページぐらいの所で投げていたのですが、
シリーズ2巻目を読んで外伝の重要さを認識し、
3巻を読み終わってから(笑)外伝を読み始めました。
久しぶりに苦しい読書でしたが(なにせ趣味に合わない)読み終わった後、
不思議だった謎が解け、ものすごくスッキリしました。
できれば2巻の前までに読んでおくことをお薦めします...

◆Diana Wynne Jones いろいろ
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008701]
ハウルの動く城の原作者です♪
今まで読んだ作品、全部面白いです!
読み出すと辞められません。
でも、これも難しいと思います。
英語が難しいというよりは、ストーリーがMessでChaosなんです(笑)
こんなにいっぱい伏線用意して、ちゃんと終われるの?
と読んでる方がドキドキしてしまいます。
そして、それが最後に一気に収束します。
そこが面白い!んですが、そこが難しいかも〜

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えっと今まで書いた報告の中で一番長くなってしまった気がします。
長文お付き合いいただきましてありがとうございました。
そして、ここまでいろいろ助けていただいた皆様に感謝!

Happy Reading!


▼返答


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