[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(14:39)]
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お名前: ヨシオ
投稿日: 2005/3/6(17:22)
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みなさん、こんにちは、ヨシオです。3月6日に650万語を通過したので、報告します。今回は、ちょっと ペースが遅めです。いままでは、4ヶ月で100万語ぐらいでしたが、今度は4ヶ月で50万語でした。 ○Basic Grammar in Use 600万語の報告で、Basic Grammar in Useをやりだしたと書きましたが、9月16日から始めて、1月9日 で終わりました。113日かかりました。全部で116ユニットですから、1日1ユニットかな。程度は中学 英語でしょうが、学校では習わないような説明で目から鱗が何回もありました。Exerciseをやったのがよかっ たからか、11月に受けたTOEICで、文法問題が以前よりちょっとだけ楽に出来ました。 2002.07 L 260, R 335, Total 595 ← 多読以前 2003.03 L 305, R 365, Total 670 ← 170万語あたり 2004.01 L 295, R 330, Total 625 ← 360万語あたり 2004.11 L 290, R 395, Total 685 ← 610万語あたり ○VOA Special English TOEICの結果でもListeningが相変わらず悪いので、VOA Special Englishを聞き出しました。特にAmerican Mozaicの内容が面白いので、過去の放送をダウンロードし、CD-Rに焼いて、MDにコピーして会社の行き帰りに 聞いていました。ゆっくりですが、英語の音になかなか慣れなくて、スクリプトを見たら分かりますが、音だけ 聞いているとわからない事が多いです。多読をやるとListeningもよくなると言われていますが、個人差がある ようですね(悲)。最近、iPod miniを買ったので、いちいちCD-R→MDをしなくてもよくなり、助かっています。 iPod Shuffleが出た時に心が動きましたが、miniが値下げされたので買いました。やはりディスプレイのある 方がいいですね。 ○Puffin Classic 今回もPuffin Classicをいくつか読みました。これらは、洋書店で買うより、Amazonの方が安いですね。 Gutenbergなどから無料でダウンロードはできるのですが、やはり紙で読んだほうがいいです。 The Wizard of Oz Heidi The Railway Children Little Women GRで読んで面白かったものを原書で読めるって楽しいですね。Little Womenは、GRではちょっとなんでしたが、 さすが原書では面白い。でも、言葉使いが難しいのか、恋愛小説のPilcherより、こっちの方が難度が高い感じ がありました。もちろんPilcherでも、分からない単語は沢山あるのですが、イメージが湧いてくるのです。 Little Womenの方は、イメージを膨らますのがちょっと難しく感じました。でも、面白かったですよ。例えば、 文章の中で、カタコトの英語(Broken English)というところが、ドイツ語でした。Hunmel一家(だったかな?) はドイツから米国にやってきたのでしょう。また、姉妹が作った新聞が本当の新聞のように印刷されていました。 こういうところは、紙の本でないとわからないですね。 さて、報告です。 面白かった本:(レビュー済み) <Children's Books> ○Friend or Foe / Michael Morpurgo / L5 独軍のLondon爆撃が激しくなって来て、David達は、田舎に疎開をした。DavidとTuckyはMr and Mrs Reynoldsの 農場に引き取られ、田舎暮らしにも慣れた。そんなある日。この田舎でも、サーチライトが夜空を照らし出し、 独軍機を探している。Plymouthが爆撃されたのだ。その時、DavidとTuckyは飛行機のエンジン音を聞いた。明日、 Mr Reynoldsに話して、警察や軍隊がMoorを探したが独軍のPilotも墜落した飛行機も見つからなかった。みんな から疑われた二人は、自分達でMoorに探しに行ったが…。 少し読みにくいところもあったが、Londonの子供達が田舎に疎開した様子がよく分かる。そして、敵だと思って いたドイツ人に出会って複雑な心境になるDavid。DavidとTuckyを迎えたMr and Mrs Reynoldsが優しくていい雰 囲気だ。Foeは、(old-fashioned or formal) an enemy、である。 ○The Wizard of Oz / Lyman Frank Baum / L5 Puffin Classic版。Dorothyは、Henry叔父さんとEm叔母さんと一緒に、Kansasに住んでいた。ある時大きな Cycloneがやってきて、Dorothyは犬のTotoと一緒に家ごと飛ばされてしまった。そこで出会った北の魔女から、 Kansasに帰りたければ、City of Emeraldsに行って偉大な魔法使いのOzに会いに行きなさい、と言われた。 City of Emeraldsに行くまでに、頭が無いScarecrow、心臓が無いTin Woodman、弱虫のLionに出会い、一緒に 冒険を続けます。 「オズの魔法使い」ってこんな話だったのか。初めてしっかりと読んだ。Dorothyはとてもしっかりとした少女 で、犬のTotoがとても可愛い。仲間になった3人もそれぞれいい特徴を持っている。挿絵の雰囲気もいい。 ○Heidi / Johanna Spyri / L7 Heidiが叔母のDetieにつれられてSwiss AlpsのDorfliに来たのは5歳の時。叔母さんはHeidiを山に一人で住む お祖父さんに預けにきたのだ。村から離れて一人で住むUncle Alpは気難しくて、村のものとはほとんど交渉し ない。そんななか、Heidiは持ち前の明るさと純真さから、Uncle Alpの気持ちを柔らかくしていった。そして、 ヤギ飼いのPeterと友達になり、山の生活に溶け込んでいた。 そんなある日、叔母さんのDetieがFrankfurtやってきて、強引にHeidiを町に連れて行くという。初めての Frankfurtの町の生活。怖い家政婦のMiss Lottenmeier。Heidiは、病弱なClaraのお友達としてやっていけるか。 Heidiの素朴さ、明るさ、純真さがたまらない。そして、それが周りの人に与える影響。神を信じる信仰の力が 語られる。キリスト教信者でなくとも、その言葉に心が洗われるようだ。 ○The Railway Children / Edith Nesbit / L6 Puffin Classic版。Roberta(Bobbie)、Peter、Phyllisの3人は、両親と幸せに暮らしていた。Peterの10 歳の誕生日、父が夜にやって来た男達と出かけていってから、全てが変わってしまった。母親と一緒に3人は、 田舎に移り、鉄道の近くの小さな家に引っ越した。家の石炭が足りずに、こそっと駅の石炭を持ち出した事件 から、駅長さんやポーターのPerksさんと仲良くなり、鉄道は彼らの遊び場となった。そして、駅や機関車を めぐる色々な事件が起こり、3人の大活躍も。 母親を手助けしながら境遇の激変にも健気に対応する3人。鉄道にかかわる人たちとの交流と事件。なるほど、 何故Railway Childrenと題がついているのか分かった。Phyllisの靴の紐がいつも解けるのが可笑しい。3人の 活躍、面白いですよ♪ ○Little Women / Louisa May Alcott / L8 Puffin Classic版。有名な若草物語の原作。Meg、Jo、Beth、AmyのMarch家の4姉妹は、母親と一緒に、南北戦 争に従軍している父親の留守宅を守っている。貧しさによる困難もあるが、この厳しい時期を健気に乗り越え る4姉妹の姿が感動的である。 1868年出版という時代のためか、womanly、manly、motherlyという言葉が頻繁に出てくるなど、教訓的なところ は多いが、それにもまして、姉妹の性格の違いがよく分かり、彼女達が生き生きと描かれ、現在でも夢中になれ るお話である。この作品は、作者自身の子供時代をもとにして書かれたようで、Joは作者の分身であるようだ。 <Paper Backs> ○Snow in April / Rosamunde Pilcher / L7 Londonに住むCarolineは一週間後に結婚式を控えていた。彼女は弟のJodyと一緒に、継母のDianaと義父のShaunと 暮らしている。もう一人彼女には兄弟がいた。外国で暮らしているらしいAngusである。そのAngusからJodyに手紙 が来て、彼はScotlandのホテルで仕事をしているという。DianaとShaunと一緒にCanadaに連れられて行くのがいや なJodyは、自分の面倒を見てもらうために兄に会いに行こうという。CarolineとJodyは、Dianaとフィアンセの Hughに手紙を残して初春のScotlandに車で向かった。しかし、Londonでは考えもつかず、二人はScotlandで吹雪 に出会った。 Carolineは結婚式までにAngusと会って、Londonにもどれるのか?雪のScotlandでは何が彼女を待っているのか? 複数の人が登場するが、読み進めていくうちにCarolineとの関係が見えてくるので大丈夫。 Pilcherの小説にはよくScotlandが舞台になる。そして、色々な植物が描かれ、Scotlandの景色を目の前に現して くれる。このSnow in Aprilもそうである。また、Glen、LochというScotlandならではの言葉も。 ○Flowers in the Rain and Other Stories / Rosamunde Pilcher / L7 Pilcherの短編集。16篇のお話が収録されており、恋人同士の間の心の揺れ、愛、別れ、そして、故郷の幼馴染と の邂逅などや、心が温まるお話なども。どれもよかったけど、The Red DressとThe Watershedがよかった。ちょっ と歳を取ってきたかな? ○Wild Mountain Thyme / Rosamunde Pilcher / L7 Victoriaは、パーティに行く直前、ベルでドアを開けたところ、昔の恋人のOliverが2歳の男の子をつれて立って いるのを見て驚いた。Oliver Dobbsは、作家で、売れない時にVictoriaと一緒に住み、ある日、出て行ったきり戻っ てこなかった。Victoriaは、Oliverの頼みに負け、男の子のThomasとの3人の生活が始まった。彼らは、休暇旅行 として、湖水地方からScotlandにまわり、旧知のRoddy Dunbeathの住むCreaganに向かった。そこにはRoddyの兄の Jockがlairdとして住むBenchoileがあった。 才能はあるが自分中心のOliverの行動を、Victoriaが唯々諾々と受け入れてしまうのが、読んでいてちょっと歯が ゆい。でも、Scotlandの美しい景色の中、Benchoileでの出会いで、Victoriaは、少しずつ変わって行く。 Scotlandに、Benchoileに、Slainthe!(乾杯) ○The Five People You Meet in Heaven / Mitch Albom / L7 EddieはRuby Pierで長い間、娯楽機器の保守をしていた。83歳の誕生日、Freddy's Free Fallで起きた事故で 少女を助けようとして死んでしまった。そして、ここからお話が始まる。Eddieが天国で5人にであう。そして、 Eddieが知らなかった真実が分かってくる。 人は一人では生きていない。他人から影響を受けるだけでなく、知らずに他人の人生に大きな影響を与えてるこ とが分かる。作者のTuesdays with Morrieも読んだが、The Five Peopleの方が、お話であるので分かりやすい。 語数は、10*25*208*0.85=44,000。Time Warner Paperback ISBN:0751536148。 ○これから Darren Shanの11巻と12巻を買いました。これ読んだら、全巻制覇!また、Harry Potterの第5巻があります。 音を聞くのが慣れてきたら、Audible.comでSahra, Plain and Tallを買おうかな。まだサンプルを聞いてもちょっ と無理そうですが。 それでは、みなさん、Happy Reading!
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