多読3周年&630万語くらい&卒業かもしれない報告

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[報告] 4955. 多読3周年&630万語くらい&卒業かもしれない報告

お名前: ぷぷ http://blog.livedoor.jp/pupu_sakura/
投稿日: 2005/2/10(10:41)

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みなさん、お久しぶりです。

今日で多読3周年です。語数は全然どーってことないですが、これまで
3周年の報告をしたのは私が初めて! ではないでしょうか?
最近あまり掲示板のチェックもしてませんでしたが。

思うに、はじめ熱心に書き込んでいて書き込まなくなるというには大きく
2つあって、一つは多読を止めてしまう場合、もう一つは十分に身に
つけて、独り立ちしていく場合ですね。私と同時期に初めた方々にしても
その両方があって、あまり報告をなさらなくなってるのだと思います。

これまでぼつぼつ報告や書き込みを続けてきた私は、いつまでも独り立ち
できない子どものようでした。どこかで英語に対する不安があって、
100万語読んでも200万語読んでも、SSSから離れたらまたさっぱり
訳がわからなくなってしまうような気がして。読んできた本もほぼ全部、
書評で内容やレベルを確認してから手にしてきました。

でも最近やっと、もう書き込まなくてもいいかもしれない、SSSに
頼らなくてもやっていけるかもしれないと、感じるようになりました。
そのきっかけですが、自分でもちょっと意外な方向だったので今回はその
ご報告です。

まずは「英英辞典」が使えるようになってきたこと。すぐに意味がわから
なくて孫引きになるときは、そのまま和英を引くこともありますが。
「英英」がイヤでなくなってきたことはとても自分では印象的なこと
でした。この延長で、「Grammer in USA」も少しずつ始めています。
日本語を介さないで英語で英語を勉強できることの、なんという快感!
もちろんここでも「イヤになったら止める」原則を適用しているので、
全然進みませんが(笑)

一方、TOEFL受験という野望のある私は、日本語の問題集ものぞいて
みました。また、PBのわからない単語を全部「和英辞典」で調べて
みたり。「和訳」の思い浮かばない単語を全部調べると、1ページに20〜
30くらいになるので自分でも驚きました。

こうして次々に、SSSの掟破りをしているのです。そしてまた、気が
向いたらPBに戻ってみたりしているのですが、気がつくと、PBに戻れ
なくなる不安、というのがなくなっていたのでした。
英語の「勉強」を始める前は、もし勉強することでSSS的に本が読めなく
なったらどうしよう・・・なんていう不安もあったのですね。それが
、いつでも大丈夫、英語の勉強がイヤになったらまた多読に戻れるという
気分になってきました。それも最近のぞいた本なんて、クリスティーの
ポアロの短編集なんですよ! 私ってちょっとすごくないですか?
ちゃんと短編がひとつ最後まで読めて、だいたいのストーリーと犯人(笑)
がわかったのです。 読書速度はわかりません。全然興味ないので、
ほとんど計ったこともないのです。たぶん久しぶりにPBを読むときは
ゆっくりになっているでしょうが、楽しんで読んでいればだんだん早く
なってくることは経験済みですのでね。

ただ、困るほど読むのが遅くはないという実感を得ました。先日初めて
TOEFLを受験したのですが、時間はちょうどよかったです。時間が
足りなくはなかったという意味です。でも点数はひどかったので聞かないで
ください(・・・)やっぱり普段自分が読んでいるものと、文章のジャンル
が違いすぎますよね。それに長文といっても300語程度のものでは、
単語の意味がぼんやり浮かんでくる・・・なんて時間もないし(笑)
積極的にTOEFLの受験勉強をしたい場合、やっぱりその関連分野で
多読もしていると、効果が高い気はします。まず、ノンフィクションです
よね。伝記でもいいし歴史やなんかでも。

長くなってきたのでこれくらいにしますが、要は私にとってはPBが読める
ようになってきたというだけではたりなかった。指輪の1巻は読みましたが
今回のような独り立ちな気分にはなれなかった。それプラス、英英辞典が
使えること、英語のお勉強をしても英語多読の力が大きく損なわれることは
ないという実感、この二つが必要だったのでした。
不思議なんですけどねー。

「学校英語」「受験英語」の呪縛から解き放たれるには、それが怖くなく
なること、が必要だったのでしょうか。今はまだ、文法問題を解くことは
できませんが、文法の勉強が怖くなくなりました。

とりあえず、HPもいったん閉鎖しようと思います。語数を数えるのも
どっちでもいい気がしてきたし。これまでは語数報告が命綱だったので
すけど。
でも全然ここにこなくなるという意味ではなく、おもしろそうな本を
探しにきたり、またいつか、書評に頼らないで自分で探したおもしろい本の
紹介にこれたらいいなあと思います。

3年前は、SSSを知る前にレベル2のGRを読もうとして失神していた
のですよ(わけわからなくて寝てしまったという意味です)
指輪やクリスティーの原書が本棚にあって、それを気楽に手に取れるように
なるなんて、魔法使いが予言してくれてたって全然信じられなかった
ことでしょう。人生こんなこともあるんだなー。すごいですよね。

さて、長い報告をここまで読んでくださってありがとうございました。
そしてなにより酒井先生をはじめ、SSSやこのHPを支えてくださって
いるすべてのみなさま、ありがとうございました。

この春にカリフォルニアへ引っ越し計画は、ちょっとずれて夏にアメリカ
南部に引っ越しへ変更しつつあります。そのこともまた、報告に来ますね。

では〜

ぷぷ

▼返答


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