[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(14:54)]
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お名前: 由良 http://yura.oops.jp/
投稿日: 2004/12/30(13:55)
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皆さん,こんにちは。
由良です。
停滞と浮上を繰り返しながらも,年内300万語達成を何とかクリアできましたのでご報告します。
Konigsburgの「Altogether, One at a Time」で通過しました。
200-300万語では,Raquelさんの「乙女のためのロマンス小説のすすめ」ツリーがきっかけでロマンス本を読み始めました。
ロマンス本が厚さの割りに意外と簡単で読みやすいということを発見しました。
◆経過
2002/11/28 多読初め
2003/5/25 100万語(95冊)
2004/1/26 200万語(43冊)
2004/12/30 300万語(25冊)
◆200-300万語の内訳
児童書…17冊
GR…2冊
PB…6冊
合計25冊
◆ピックアップ本
ファンタジー1本,ロマンス2本を紹介します。
「Arrow's Fall」はファンタジーですが,独特の世界観を読みこなすのが大変かもしれません。
Julie Garwoodのヒストリカルロマンス2本は,読みやすくオススメです。
少女漫画が好きだった方は,イケルと思います。
●「Arrow's Fall」
「Arrows of the Queen」の最終巻。
「女王の矢」という1巻だけ翻訳され,放置されてしまったこのシリーズを読みたいという願いもあって始めた多読だけに
シリーズ最終巻を読めて本当に嬉しいです。
(1巻のあらすじ)
ヴェルデマール王国の国境地帯に住む砦族。
女は男より低い身分で受身の人生を送るべきとされる一族を嫌う夢みる少女タリアは、13歳の誕生日に嫁入りさせられそうになり、
「使徒になりたい」といって家を逃げ出す。
途中で不思議な馬にあったタリアはその〈神馬〉を都まで届ける。
王位継承権をめぐって陰謀が渦巻く王国の危機を救うために
自分が〈使徒〉の中でも最高の〈女王側近〉に選ばれたとはわからないタリアを待っていたものは。
この「女王の矢(上・下)」は,特殊な<砦族>で育ったタルマが,
次第に心を開き成長していく物語。
タルマは虐待や差別の中で育ってきたので,人間不信に陥っていて,
信じたくても信じられない辛さや,そこからの再生が描かれている。
<神馬>と<使徒>の関係が魅力的。
●「The Secret」Julie Garwood (著)
2つの国の境界で年に一度の夏のフェスティバルで会って以来、
イギリスのジュディスはスコットランドのフランセス・キャサリンと親友になった。
この期間(12世紀後半)の2つの陸の間の敵意にもかかわらず、
ジュディスとフランセス・キャサリンは,互いの子どもの誕生に立会い,
最初の子供を命名すると約束していた。
キャサリンの夫の代理としてジュディスを迎えに来たのはスコットランド人の地主イアン。
ハイランドへの旅の途中で、二人は互いに惹かれあうようになる。
しかし,イアンの領地Maitlandsは,部外者を用意に受け入れない土地柄だった。
*ロマンスがベースでコミカルな場面もあって愉しい物語なのですが,
それだけではありません。
女性がいわゆる「家政婦」みたいな扱いしか受けてこなかった氏族に対し,
それらを変革しようと堂々と立ち向かうジュディスが実にかっこいいんです。
●「Ransom」 Julie Garwood (著) 147000語
ジリアンとクリスティンの母親は弟を出産するときに命を落とした。
夜には悪いことが起きる。
ジリアンとクリスティンは,夜が恐ろしく,二人で過ごすために秘密の通路を使って行き来していた。
ある晩,いつものようにクリスティンの部屋にいた二人のところへ父親がやってくる。父親は鎧に身を包んでいた。
父親から託された宝石箱を持って,二人は護衛の者に守られて,城を逃げ出す。
しかし,途中で二人は離れてしまい,ジリアンは敵アルフォードの手に落ちてしまった。
父親が目の前で殺されるのを見てしまい,ショックで喋ることが出来なくなったジリアンを,アルフォードはジリアンの叔父のところへ追い出した。
14年後。舞台が変わって,崖にぶら下がる少年。
彼を助けようとするジリアン。
ジリアンはアルフォードから呼び戻されていたのだった。
捕らえられてた少年が,危険な崖へ逃げ出すところを見かけたジリアンは,自らの危険も顧みず,少年を助ける。
少年は実はイアン・メイトランドの息子アレックだった。
*「The Secret」の続編です。
姉探し・父親の名誉回復・宝石箱の謎・ハイランドのシンクレア領の裏切り者の追跡・そしてロマンスとたくさんの内容がてんこもり。
◆ブッククラブなどがないため,どうしてもホンゲル係数上厚めの本を手にしてしまいますが,絵本なども読んで行きたいなあと思っています。
では,皆さんよいお年を!
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