Hymne A Tadoku

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4563. Hymne A Tadoku

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/12/9(00:49)

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あなた〜の燃える手で〜わたし〜を抱きしめて〜

チクワさん、こんにちは。
タイトルにつられてつい歌ってしまいました。まだフランス語で歌えないのが弱点です。
ちなみにフランス語で「愛の賛歌」は

HYMNE A L'AMOUR

です。「愛への賛歌」といったほうが正しいようです。

おっと、本題、本題。

〉11月30日火曜日 多読300万語を通過いたしました。

おめでとうございま〜〜〜〜す!!

〉冊数は801冊。(0〜300万語)
〉 [うちわけ:〜100万語/〜200万語/〜300万語 − 256冊/250冊/295冊]

〉通過本は「Midnight」 Jacqueline Wilson です。
〉 
〉 
〉300万語って100万語の3倍ですねー。
〉そして1000万語の1/3弱かー。ふむふむ、なるほどー。(←何がでしょうか・・・?)

ふむ、ふむ、なるほど。そう考えるとおもしろいですね(何が?)


〉☆通過本「Midnight」について。
〉なんだかこれまでのJacqueline Wilsonとはすこし趣の異なる本でした。でも良かったです。
〉4万語を2日で読めました。私にはめずらしいことです。

〉お話の人物、状況の描き方(設定というか?)もちょっと違っていたし。
〉なんか、華やかというか豪勢なエピソードも出てくるし。
〉いやそれより何より、Nick Sharrattさんの絵が「緻密」! 
〉(その理由はお話の内容に深く関わっています。)
〉表紙絵もキレイ。紫の地にクリーム色の三日月。その下端に主人公Violetが腰かけ、
〉そして影絵風の妖精たちが舞っている・・・。

素敵な情景が目に浮かぶようです。Jacqueline Wilsonは内容がキツイものが多いようなのでレベルの高いものには手を出しかねているのですが、これには興味を惹かれます。

〉☆ チクワ的よみかたについて。その1・・・浮きまくり。(←治らない。わははー。)

〉今は昔。チクワのこの掲示板への初投稿は読みの(聴き、も入れて)上滑りについて、の
〉ご相談でした。読んでいて違うことを考えてしまう、と。
〉ごはんのメニューとか、この後の予定とか。

〉どうも物語世界への入り込みが悪いようで、のれるまでにかかる時間が長くって。
〉(単に「のる」前の段階にあるだけなら、投げません。 お話がつまらないわけじゃないから。)

〉でもとにかく!300万語読みました。ノリが悪かろうがなんだろうが読みました。
〉そして、ゆるぎない真理、「量がすべてを解決する」の裏解釈を見出しました。
〉「解決しなかろうがなんだろうが、量は積み重ねられる!(楽しいから)」
〉で。
〉「量を読めば、それだけの楽しさは経験できたということ!」

〉なお、この「浮きまくり」のため、2〜3文、〜1パラグラフくらいは
〉戻って読み直すことがあります。げ、今、浮いてた〜、と思うとき。
〉そう気づいたときでも目が先へ先へと走ってしまって、戻らずにすむこともあります。
〉「目まかせ」ですね〜。

〉小さいときから「読書百遍意おのずから通ず」と言われて育ったんです。
〉私が本を読んでいてわからないことがあって親にきくと、意味を教えてもらえず、
〉代わりにこういわれていたように思います。(つまり、親もわからなかったor面倒だった?)

〉あ、念のため、この戻り読みでは分析や和訳につながることはありません。
〉スピードは落ちない、上がることもある。
〉それでもあんまりいいことじゃないでしょうけれど。

同じじゃないかもしれませんが、私はすぐ頭が異世界へ行ってしまうので、本を読んでいるときにもぼーっとしてしまうことがあります。そう言うときは目は字を追っているのに内容がはいってきません。日本語なら字が目にとまればなんとなく意味はつかめるのですが英語だとそうは行かないのでできるだけ集中するようにしてるんですが。   
〉 
〉☆ チクワ的よみかたについて。その2 ・・・ My Own 感動 もしくは得手勝手流。

常に多読普及や教えることに意識を向けるチクワさんは教師の鑑のようです。

〉<Escape North (SIR)>
〉Harriet Tubmanが酒井先生に見えました。・・・つまり奴隷制度が従来の・・・言うまい。
〉そして私は「クェーカー教徒の家」になりたいなー、と思ったのでした。
〉うーむ、南北戦争が必要でしょうか。(チクワ@平和主義者なんですが。)

うーむ、ナゾ。これは中身を見ろということでしょうか。
そのうちakoさんが世界史クラブで報告してくれるかな〜。

〉☆ 辞書 ☆

〉これは多読と関係なく以前から思っていたことですが、どうせ辞書をみるなら
〉説明文より例文を一気に見たい。それと、ひく単語の前後の単語も見たい
〉ってことで、電子辞書も苦手、紙の辞書のほうがスキだったりします。(古いヤツだと・・・?)
〉(紙の辞書は、ページをめくる間につい、他の語に浮気してしまう、という難点が・・・爆)

紙の辞書のほうが電子辞書よりおもしろいですよね。紙の辞書が好きでも「古い」なんてことはありません。

〉しかし最近。あ、こんなのならー、と思った辞書使用法は、「類語辞典」を使う。です。
〉類語の一覧を見渡して、その語のエッセンスを感じ取ろうとする
〉ーみたいなやり方を試しています。
〉知らないことばもリストにバンバンでてきますが、そういうのは「読み飛ばし」で。(笑)

辞書も読み飛ばしでオッケー!やった!  
〉 
〉☆ 多読について。☆

〉まず100万語、の多読は、語学の学習法として*最高の基本スタンス*になると思います。
〉分析、テスト、評価等から離れてとにかくある程度「楽しい本」「楽しく」読み重ねるうちに
〉歌や映画などの自分のすきな別の方面へも英語の興味が波及し、
〉多元的に英語に関われるようになるし。

そうです、そのとおり。最近英語の勉強をしている人を見ると多読を勧めたくなります。「こっちのほうが絶対いいよ、効果があるよ!」って。

〉「読む」ことで英語を英語のまま理解することに慣れ、リスニングにも効く。
〉アウトプットしてみたいなという気持ちにもなれる。

〉継続できるからたえず英語に触れていて、で、いろんな形や方法を求めるようになれる。

〉学校英語など、「ルール」から入る英語は、そこにまったく「人」の気持ちがのりません。
〉どう書いたらマルがもらえる、こう書かないとペケになる。これは、計算や駆け引きです。
〉そりゃ、あかんわ。

そうですね。特に学校英語はマルをもらうためのノウハウばかりで、それは「言葉」じゃありませんね。

〉英語はひとの言葉でしょ。気持ちをやりとりするための手段でしょ。
〉どうせならあたたかい気持ちを分かちあいたいですよね。だから言葉は感動から学ばなくちゃ。
〉うん、やっぱ多読っしょ。

「言葉は感動から」…名言です!

〉☆ 多読と「英語ができる」☆

〉多読で「英語ができる」ようになるか?私は信じてますよー。「なる」って。

〉「英語ができますか?」って突然聞かれたら、
〉それに答えるとき、「英語ができる」の基準をどこに置きます?
〉とりあえずのイメージは「英語ペラペラ」でしょうかね。ぶっちゃけた話。
〉きっと質問したひとがそういうイメージで聞いてるのだろうなって思っちゃいますよね。
〉日本人が質問者ならとくに。うーん、なんかヤですね。

私、その「ペラペラ」のイメージは絶対間違ってる、って思うんです。たこ焼さんがふる〜い投稿を掘り出してくれましたので、ぐちゃぐちゃ説明する必要がなくなりました。語学がどれだけできるか、というのはグラデーションであって、「できる」「できない」とスッパリ分かれてしまうものじゃないと思うんです。

〉英語ではDo you speak English?でしょうか。
〉これにI’ll try. とでも答えて逃げずにコミュニケーションをとる。飾らない言葉と笑顔で。
〉・・・まずこのくらいに「英語ができる」の基準を置きませんか?それでいーと思うんです。

〉(ちょっと横道にそれて、よけーなお世話の提案ですが”A little”って答えるのやめません?
〉反射的に口から出ちゃいそうですよね。そこをおさえて。いかがでしょう。
〉気持ちまでが小さく(a little)なっちゃうと思うんですけども)

おおお〜〜〜。またもや名言が。言葉は「言霊」ですね。言葉にして口から出すとそれが本当になってしまう。だから気持ちまで小さくなるような言葉は使わないほうがいいんですね。

〉こういう、話しかけてきた人に暖かい気持ちを返そうとするココロって、多読で培えるものだと
〉思います。

そうですね。
英語で話しかけられてもかたまってしまわないで、わからないなら「わからない」と答える、それだけでもコミュニケーションの一歩だと思います。

〉多読で何百万読んでも・・・とおっしゃる方は、まず、上記のような観念的なことが
〉心の壁なのでは?とも思いますが、もう少し実際的なことで、こういうことがあるかなーと
〉思うのは。うーん、まずイメージでお伝えしてみます。

〉「甕に水が満ち、それが溢れ出す」っていうアウトプットのイメージがありますね。
〉結構その甕のキャパシティが私たちが思うより大きいのかもしれません。
〉入れても入れても溢れないみたい・・・人間の素晴らしい能力の深さ、いくらでも入る♪

だったら、「なかなかあふれてこないな〜」と思って不安になることがあっても、いったんあふれだしたら大容量ですね。

〉あら、そうしたらどうやって出しましょー?
〉やっぱり横穴をキリキリと開けるのがいいかも。
〉中に水がなければ穴を開けても何も出ないから、やっぱり多読の、事前のインプットは前提。
〉その横穴開け作業にあたるのが、シャドウイングやチャットの広場でのお気軽ライティング。
〉・・・かな?ん?あらら、別に新しい意見じゃないじゃない。

わざわざ開けなくても、水が入ってさえいれば勝手にあふれてくるんじゃないでしょーか。

〉ごちゃごちゃ長々書いてきましたが、ここまでの25行ほど(空白行のぞく)をまとめると、
〉うーん、SSS多読って英語学習法としてやっぱりよくできてるわー。なのです。
〉みんながうまく作り上げてきたともいえますよね。

〉酒井先生、SSSのみなさん、掲示板に関わっている方もいない方も、多読している人みーんな、

〉えらい!!!

〉この一端に関わっていられる幸せにこころから感謝しています。
〉みなさまにお礼申し上げます。

〉Thank You Very Much and Happy Happy Reading!

読みごたえのある報告ありがとうございました。
4周目もHappy Reading!


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