凹んで凹んでぺっちゃんこ。でも遣って来れた200万語越え。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/22(15:45)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[報告] 3787. 凹んで凹んでぺっちゃんこ。でも遣って来れた200万語越え。

お名前: ガビー
投稿日: 2004/10/17(17:46)

------------------------------

皆さん、お久しぶりです。
秋の夜長を楽しんでいらしゃいますか?

毎度の事ですが、凹んだり有頂天になったり、
気持ちの浮き沈みの激しい多読を続けているガビーです。

正直、前回のサイトへのお邪魔から、随分いろいろな事があり、
掲示板をろくに覗いていませんでした。
(心と時間に余裕か出来ましたら、掲示板を読んでみたいと思っています)

10月始めの名古屋オフ会では、楽しい時間を持てて嬉しかったです。

さて報告へ。

04/10/13現在、
児童書DOVER版「リトル・プリンセス」で、200万語を通過しました。
予定していた本よりも、1冊早く達成してしまい、
又もや記念本を作ることが出来ませんでした。(笑)
(以前から気に成っていた1冊、マクミラン4
「River God」でと考えていたのですが・・) 
初読み本・・・・・・・・534冊。
再読分を合わせると・・・約630冊。

1年と3ヶ月半ほどで、200万語は通過できましたが、
読み続ける事が苦しかった訳ではないのですが・・、
正直疲れました・・・。

多読を通し、私は本当に”ゼロ”からの英語との付き合いを始めた訳で、
もう1冊1冊を読み終わった毎に、話の筋が分かった事で、凄い満足と嬉しさに包まれていました。
だからこそ今まで、凹んでも凹んでも、必ず喜びが戻り、
読み続けられてきましたが、
今回の凹み(落ち込み)は、普通ではありませんでした・・。

切欠は、些細な事で始まりましたね・・。
夏に、英語の出来る妹が帰省している間に交わした会話で、
文法もまともに分かっていない(知らない)私が、
英文を読めていると本当に言えるのだろうか?
ただの思い過ごしで浮かれているのではないか?
ちゃんと基本を知り、きちんと理解するべきではないだろうか?
との疑心暗鬼が取り付き、それはどんどん大きくなり、
疑問(不安)に頭が支配され疲れ果ててしまいました。
(でも今は、オフ会でかのんさんや皆さんとの会話で、
随分心が軽く成っています)
ORTさえ読めていないと思うように成りました・・。

でも、習慣とは恐ろしいものですね。
気がつくと枕辺にORT・レベル3を置き、
必ず寝る前に眺めていました。
眺めていても、自信萎えていましたので、
映画を立て続けに観たり、読書(歴史物・翻訳物)などを、
読み捲くりました。
(少しその感想を後半部分で書きたいと思っています。)

その後暫くして、自棄くそ気味に、以前買って置いたマクミラン・古典セット(レベル1.6)を読んでみました。
それが不思議なのですが、かなり楽に読めたのです。
(100%の理解度には程遠いですけど、苦しいとは感じなかった)
まあどの話しも翻訳物を、過去に読んであったお陰かもしれませんが、調子に乗りMTH13巻を読み直すと、
前回よりもずっと楽に読め、分かる箇所が多くて吃驚しました。
この時ほど、安堵感を感じた事は無かったですね。
でも、文法を理解すべきではとの思いは残りました。
またレベルは0〜2でも、少しも興味の持てない本は、
苦しくて全く読めない状態に成ってしまう事が、
はっきり分かりました。
GR・児童書で、一部の物を除いた学園物や動物物は苦手だと。

疲れ果てましたが、今回も何とか浮上の切欠を掴めましたので、
多読は続けていけそうです。
今回の凹みの原因である文法の事ですが、
矢張り少しは勉強すべきかなぁ・・と、真面目に考え始めました。
確かに読んで楽しむ事が一番の目的ですが、
欲の一つで或る、何時かはかの国の人と文通(←古い言い方ですね)をしたいとの、
子供のころの夢を形にするには、
簡単な文章を書ける様に成りたい。
その為には、矢張り文法を知るべきだろうと・・。
今は、手元に或る英検5のテキストを使ってみる事にしました。
このテキストには、今度こそ役に立って欲しいです。(笑)

もし、いい方法がありましたらお教えください。

--------------------------------------------------

初読み本で、気に入った本の紹介。

★ 児童書

Jacqueline Wilson
「The cat Mummy」
 3回投げたした後、2日掛けて読みました。
 分からない箇所は沢山あったのですが、
 破綻無く読めて嬉しかったです。
 Verityの気持ちはわかるなぁ・・・。
 ラスト近くのDadとのやり取りや、
 Miss Smithの提案箇所、絵日記の部分は読んでいて素敵だった。
 ラストは大好きです。

MTHシリーズ2冊
 13巻「Vacation Under the Volcano」
  この新しいシリーズはお気に入りですね。
  古代ローマには興味があったのです、
  楽しく読めましたね。表紙の真ん丸い目をしたアニーが、
  結構気に入ってます。  
  
  このMTHシリーズでは、動物・科学系は苦手だけれど、
  歴史物は好きなんだということが判りましたね。
  (読んでいて苦痛になった、9巻は投げました。(笑))

「Louis Braille」レベル4
  名古屋の丸善で、表紙が気に入り購入した児童書。
  事故により視力を失ったLouis少年(フランス人)が、
  点字を発明するまでの道のり、学校生活など。
  伝記。難しかったです。でも大変興味深かったですね。
  読後、検索してみるとレベル4と知り、びっくりしました。
  是非多くのタドキストに読んで頂きたい1冊です。

「A little Princess」レベル3
  知っている話ですし、GRも読んでいましたが、
  本当に難しかったです。
  ミスMinchinは冷たくエゴイストだと感じましたね。
  
★ GR

「The Ring」レベル3
  評判どおり、面白い1冊でした。
  ラストには本当にあっと驚かされました。
  読後、ここまで一人の人を好きに成れるものなのかと、
  感慨深いものがありました・・・。
  とても良く練られたプロットだと思いました。
  挿絵も素敵でした。
  ペンギン3は、これで2冊目。再読を考えてます。

「The last of the Mohicans」レベル1.6 マクミラン2
  マクミランは本当に読みやすくて、良いですね。
  (でも、劇画部分は、私は好きではないですね)
  映画はもう数回観ました。
  もう少し話が省略されていなければいいなぁ・・と感じ、  
  ラストがこんなに悲劇的なのが悲しい・・。
  原書は無理なので、GR版であれば読んでみたいです。

「二都市物語」 レベル1.6 マクミラン2
  ディケンズは苦手で、過去何冊も翻訳物を投げ出しました。
  それが今回、省略されているとは言え、ラストまで読む事が出来、その面白さに引き込まれました。
  ラスト、Mr Cartonの姿には打たれました。こんなに強く誰かを思える物なのか・・?
死に対し、毅然と立ち向かう勇気、凄いと感動してしまいました。
  原書は無理でも、GR版では読んでみたいと思いました。

「Jane Eyre」レベル1.6 マクミラン2
  大好きな話なだけに、例えGR版でも英文で読めていると実感でき、本当に嬉しかったです。
  Janeが見せる強さと勇気は、素敵です。
  ハッピーエンドには、本当にほっとできる。
  でも、表紙が素敵だっただけに、あの挿絵にはガックリ・・。
  久しぶりにBBC版ドラマを観たくなりました。(このドラマ、キャストが本当にイメージに合っているのです。お勧めします)

★絵本
 「Meg and Mog」シリーズ 11冊。
  もう、絵が最高に可愛いです。
  色もポップで、最高です。
  話自身も可愛い。でも、結構難しいですけど・・・。
  かのんさんに4冊貸して頂けたのは、本当に有り難かったです。
  可愛い魔女物です。絵を見るだけで楽しいですよ。

--------------------------------------------------
★ お勧め映画 ★

「フォーン・ブース」コリン・ファレル主演
 ノン・ストップ・サスペンス(心理物)面白かったです。
 今売れっ子のコリン・ファレルの演技力に、圧倒されます。 
(この演技を見た後、「アレキサンダー大王」が一層楽しみになりました。米国公式サイトは、見応えありますよ。)
脚本が良く書けていて、映像もスタイリシュで良いです。
これは1押しです。

「嵐が丘」レイフ・ファインズ主演。
 久しぶりに見直したのですが、彼の主演版が一番原作のイメージに合っていると、改めて思いました。
原作の狂人・錯乱・冷酷さ(繊細さ・哀れさ)を、観る側にたたき付ける演技には圧倒されます。
ジュリエット・ビノッシュの無邪気で、ちょっと小悪魔的な演技も素敵です。
音楽+映像もロケが多いだけに、寒々としたムーアの中に連れて行って繰れます。

★ お勧め本(翻訳物)★

「満月と血とキスと」ジャーレイン・ハリス
 ちょっと異色のロマンス小説。
 翻訳は1巻だけですが、原書は4巻まで発売されてます。
1巻は、人間の女性と吸血鬼とのロマンスに、異常な連続殺人事件が絡んでいくと言う、ストーリー展開です。
主役二人も良いですが、脇役が個性的で気に入りました。
ただ1巻では、ヒーローが余り活躍しないのが残念です。
本格的に二人がパートナーとして事件を解決していくのは、
2巻目からのようなのです。
読むのなら原書をお勧めします。

「ギリシア神話物語 トロイアの歌」コリーン・マクロウ
 オーストラリア作家の1冊。
 映画「トロイ」を観て、もっとトロイ物をと思い読んでみた物の内に1冊。
 これが1番翻訳物では、読みやすく面白かったです。
 映画を観た方ならば、数人の登場人物が一人称で語るトロイ戦争に対する見方、周りの者たちへ思いがよく分かり面白い思います。
(ただし、同性愛的部分が書かれています)
でもこの作家、海外では古代ローマを舞台にしたシリーズが、一番
人気があるようです。残念な事に、このシリーズの翻訳ものはありません・・。

「黒い船団」 サトクリフ
 トロイ戦争を題材にした、有名な小説。
 翻訳物は、もう読みにくいの一言です。
 でも、挿絵は素晴らしいの一言です。(笑)
 ぜひ、原書で読んでみてください。
 (ハードカバー物の方が、挿絵の発色が良いです)

----------------------------------------------------------

纏まり無く書く連ねてすみません。
ここまでお付き合い下さり、有難うございました。
次の報告は随分先になるとは思いますが、
少しは掲示板へは来ようと考えてます。
きっと映画の事だとは思いますが・・・。
その節はどうぞよろしくお願いします。

皆さん、無理をせず楽しく多読を続けてください。
台風が近づいてい居るのが、不安ですね。
また、大きな被害を齎さなければ良いのですが・・。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.