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お名前: 久子
投稿日: 2004/10/7(22:02)
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みゅうさん こんばんは 久子です。
700万語通過おめでとうございます。
一般PBがメインってすごいです。
私は、一般PBを1冊読むと疲れてしまって なかなかPB中心にはなれないです。
〉ただTOEICみたいな点数で図ることのできる英語力がどれくらいついたか、というのはよくわかりませんね。TOEIC一年くらい受けてないし・・・・。あれはやっぱり精神的につらいのです。
精神的に辛い試験ですね。TOEICではかれるのは ほんの一部の能力ですし、
無理に受けることはないと思います。
〉以下、読んだ本のご報告です。
〉YL(読みやすさレベル)順に並べています。()内の数字は総語数。
ざーっと省略させていただきましたが、一冊だけ読んだことがある本が
ありました。
〉Geisha of Gion(80000)
なかなか興味深くて面白かったです。瀬戸内晴美の「京まんだら」に
そこそこ祇園のことが書いてあったので、特に目新しいことは無かったの
ですが、外から見ているのと内から見ているのとの違いが面白かったです。
〉また本書はもともとはGolden氏の著作”Memoirs of a Geisha”に対する反論の書として出版されているはずですが、Golden氏の本とは時代がずれている(一部重なっているところもありますが)ため、年代の古い"Memoirs・・・"と著者の現役時代とで祇園を取り巻く法的にも異なっている環境を説明してくれないと反論としていまひとつ説得力がないとも感じました。著者は繰り返し「舞妓・芸妓をしているときちんとした良い縁談に恵まれる」ことを述べていますが、一方で家庭と経済力のある男性にパトロンになってもらっている例も多く聞かれるという現実もあるわけですし。
時代が大きく違うので、なんとも比較しがたいですね。
もしや作者は、Golden氏が創作とはいえ彼女の人生に忠実な物語を書くのでは
と期待していたのかな なんて思ったりしました。
舞妓・芸妓は、パトロンを持つことが多いが、妓籍をひくときは正式な結婚を
することが多い と「京まんだら」にあったり、家付きは違うなどど書かれていた
ような気がするので、作者のような「跡取」と他の舞妓・芸妓とは違うのかもしれ
ませんね。
〉いろいろありますが、英文はとても平易で京都の花柳界の仕組みを理解する上ではわかりやすい本とも思います。個人的には置屋「岩崎」の内部の人たちの動向がおもしろく、世間で騒がれたToshioさんをはじめとする著名人のお座敷の様子は意外にもあまり興味を引くものではありませんでした。
置屋「岩崎」の内部の人たちは、ドラマティックでこれだけで十分楽しめたので
PB入門としては、まずまずかなと思います。書評でYL5-にしてしまったのですが、
みゅうさんはどのくらいに感じましたか?
〉YL: 7-
〉Howl's Moving Castle(82000)
〉読みにくいと感じたのは私だけなのでしょうか?。Harry Potterではわりと普通に見える学校生活というのがあるのですが、ここではすべてが普通ではないような気がします・・・。読めるところはすごく面白いのに、理解度が低くて残念!映画見たら、再読します。
一年前から飾ってあります。やっぱり難しいのですね。映画が始まる前に
読みたいなと思っていたのですが、もう少し寝かしておいたほうがいいかも
〉以上であります。次は800万語通過の時に・・・。
たくさんのPBの紹介ありがとうございました。
次回の報告 楽しみにしています。
それでは、また
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