130万語通過で韻律詩に感動しました☆

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/17(06:10)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

3380. 130万語通過で韻律詩に感動しました☆

お名前: ヤユ
投稿日: 2004/9/23(13:09)

------------------------------

アガサクリスティーの「AND THEN THERE WERE NONE」(邦訳:そして誰も
いなくなった)を読み終えて130万語通過しました☆
100万語を超えてからは、ハリポタを全巻読破しようと思ったのですが、
4巻途中で中断・・・。後から1・2巻はTOEIC600レベル、3巻は700、
4巻は800レベルと知り、ちょっと納得しました。
もう少し力がついたら続きを読みます!

ちなみに、アガサの「AND THEN〜」は470レベルと本に貼ってあったので
読んでみたところ、とても読みやすい上、さすが世界的なベストセラー!
おもしろかったですー!
この本を読んで感動したことがあったのでカキコミします。
(ちょっとだけネタバレあり)
このお話はマザーグーズの「Ten Little soldier boys」の詩になぞらえて
殺人が行われるのですが、「AND THEN〜」を読んだことはなくても、
マザーグーズは子供の頃から知っていました。そして「Ten Little〜」を、
なんて意味不明な変な詩なんだろう、とずっとずっと思っていたんです。

10人の少年が食事に行って1人が喉をつまらせて9人になった
9人の少年が夜更かしして1人が寝過ごして8人になった
8人の少年がデボンへ旅行して1人がそこへ残ると言って7人になった
(こんな感じに0人まで続く)

今回、初めて原書で読んでみて
食事に行って【dine】→9人【nine】
夜更かしして【late】→8人【eight】
デボンへ行って【Devon】→7人【seven】
そう!韻を踏んでいたことがわかったんです!!
わかってみればなんてリズム感があって、切れ味の良い美しい韻律詩だったことか!
やはりどんなに素晴らしい訳者でも全く違う国の言葉に完璧に置き換えること
なんてできないものですね。英語で書かれた本はやはり、英語で読んでこそ
味わえる感動があるものなのですね。「Ten Little〜」の詩は欧米では有名
な割に日本人にはそれほど馴染みがないのはやはり、しっくりくる訳がない
からなのかもしれません・・・。

先日、「千と千尋の神隠し」の漫画も読みました。湯婆婆と銭婆が「YUBA-
BA」「ZENI-BA」と訳されていました。外人さんはこの2人の名前の頭文字を
合わせると銭湯になることを知らないはず!(笑)
原書で読むって本当におもしろい!たとえ邦訳で読んでいても新たな発見や
感動がたくさんあるはず!そんな風に思えた130万語でした☆

【おまけ】
東京駅丸の内口にOPENした「丸善丸の内本店」の洋書コーナーは、ここは外
国の本屋か?と思うほど充実している上、テープの視聴までできます!私も
嬉しくてOPEN以来毎日通ってます(笑)お近くの方は是非、のぞいてみて下さい☆


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.