[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13571 // 時刻: 2025/4/26(22:20)]
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3244. 550万語通過しました。また、2周年でもあります。
お名前: ヨシオ
投稿日: 2004/9/8(22:17)
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みなさん、こんにちは、ヨシオです。550万語を通過したので、報告します。また、8月24日で2周年となりました♪ ○The Twelfth Day of Julyのシリーズ5巻まで読んだ♪ これで、5巻まで読みました。最後の巻は、ちょっと読んでいると辛くなってきました。ようやくこれで先が見えてきたと思 うたびに、色々な災難やKevinの親族が現れて2人を困らせるのですから。CatholicとProtestantの違いが繰り返しでてきます。 Catholicは生まれながらに、疑うこともせずにCatholicだとProtestantは言うのでしょうか。宗教上の違い以外に、経済的や 社会的に格差がある(作られた)ので、双方が相手を憎んでしまうのでしょうか。でも、この5巻を読んでみて、日本の本だ け読んでいては分からない微妙な雰囲気が、ちょっとは感じられました。これも、外国語の本を読む楽しみのひとつですね♪ ○Rosamunde Pilcherっていいですね! End of Summerは、書評で気になっていたので、読んでみました。目の前にScotlandの風景が広がるようで、Pilcherっていい ですね!これに味を占めて、以下の2冊をAmazonで買いました。早速、Shell Seekersをちょっと読み出しましたが、語彙が 違うのか、難し〜い!もう少し、本棚で熟成させておきます。(^^; Shell Seekers Winter Solstice でも、そのうち、きっと読むからね。 さて、報告です。 ○500万語から550万語まで Books Words L3 Others 1 7,700 L5 Others 4 221,000 L6 Others 3 155,000 L7 Others 2 100,000 Total 10 483,700 面白かった本:(レビュー済み) ○Felicity Learns a Lesson / Valerie Tripp / L3 The American Girls Collectionのひとつ。1774年、Felicityは、VirginiaのWilliamsburgに住む。彼女の父親は手広く商店 を経営している。ちょっとおてんばなFelicityは、LadyとなるためのLessonを受けることになった。一緒にLessonを受けるの は、Englandから来たCole姉妹。姉のAnnabelleは、何でもEnglandが一番と言って植民地を馬鹿にする。Felicityは、おとな しくLessonを受けられるでしょうか? 独立戦争前の米国。Tea Party事件があった時代。この頃の女性は、教育といったら、良い家庭を築くための習い事で、学校 に行ってGreekやLatinを学ぶのは男性だけだったらしい。よく映画で、昔の英国の家庭で女性がStitchery(Needlework)をし ているのを見るが、これは女性の教養のひとつなのだな。 ○Into Exile / Joan Lingard / L5 The Twelfth Day of Julyの3巻目。SadieとKevinは、二人でLondonで暮らしだした。間借りした小さな部屋。言葉を交わす ことのない隣人。雑踏の街。Belfastと比べると、Londonは異国の街に思える。Kevinは職安で紹介してもらった仕事をし、 Sadieは店で働く。小さな部屋での毎日で、言い合いも起こるが、Belfastと違い、Londonでは、ProtestantだCatholicだと の諍いもない。 Kevinは単純労働から、ラジオ修理の仕事が見つかり、夜間の学校にも通いだす。Sadieは、昼間の店での仕事を終えて帰り 、Kevinの食事を用意するが、彼が夜間学校に行ったあとは寂しくてしょうがない。しかし、何とか近所のインド人のLaraと 友達になり、この街も住んで行けるかと思った、そんなおり、BelfastからKevinに一通の電報が届いた…。 愛し合った二人が暮らしていく。幸福なはずが、小さな諍いが起こる。宗教だったり、生活習慣っだり、男性の考えと女性 の考えの衝突だったりする。ProtestantとCatholic、そして互いの家族のしがらみ。SadieとKevinが二人で生きていくには 大きな障害となってくる。 ○A Proper Place / Joan Lingard / L5 The Twelfth Day of Julyの4巻目。SadieとKevinは、Liverpoolで暮らしだしてから1年が経った。その間に息子のBrendan が生まれた。そんなある日、Sadieの母親がBelfastから来るという。Brendanに会いに来るという。Protestatntの母親と Catholicの夫と、Sadieは頭が痛い。 Liverpoolの生活に慣れると、近所の人たちとも仲良くなり、貧乏だがそれなりに暮らしていける。そんなおり、今度は Kevinの弟のGeraldがIrelandにいられなくなって2人を頼って来るという手紙が来た。またまた、Sadieは頭が痛い。 2人のProper Placeはどこにあるのか。Liverpoolか、Belfastか、それともどこか別のところに。はたして、2人の Proper Placeは見つかるのか? ○Hostages to Fortune / Joan Lingard / L5 The Twelfth Day of Julyの5巻目。ようやく安定した仕事が見つかったやさき、雇い主のMr Ellersleyが急死した。農場は 他人に渡ってしまい、Kevin達は5週間後には出て行かなくてはならない。また新たな仕事を探しに行かなくては。住む場所 も無くなったKevinとSadieは、中古のVanを買って住居代わりにする。そして、新たな場所を求めて出発した。 Hostages to Fortune [something that you have, or have promised to do, that could cause trouble or worry in the future]。この言葉が何回か繰り返される。仕事が無くなったり、Kevinの兄弟が頼って来たり、新しい場所で、新しい仕事 を、そしてこのままうまく行きそうに思えると、決まって困った出来事が起こる。読んでいるうちに辛くなり、Sadieに同情 をしてしまっている。ProtestantとCatholicというより、個人主義と大家族主義の違いか。Catholicの方が、宗教がより生 活に入り込んできているように感じる。 ○The Twelfth Angel / Og Mandino / L6 ← これ☆3です(汗) John Hardingは、Millennium Unlimitedの社長に選出された。そして、生まれ故郷のBolandに、住居を求め、家族と共に戻っ てきて、町中から歓迎された。しかし、その歓迎式典のわずか2週間後、妻のSallyと息子のRickを自動車事故で亡くしてし まった。生きる希望を失ったJohnに、旧友のBillは、Little Leagueの監督に就任してくれと懇願したが…。そして、この Team The Angelに、彼の12番目の天使がいた。 Timothyの、野球が上手でなくても、いつも"Never, never, never, give up."の気持ちで精一杯頑張っている姿に、最初は 馬鹿にしていたTeam Mateも、だんだんと変わっていき、その様子を見ていたJohnも、自分の生きる望みを取り戻していく。 野球用語が英語ではどのように言うのかが分かって面白かった。しかし、ちょっと教訓的過ぎる感じがすることも否定でき ない。 ○Boy / Roald Dahl / L5 Dahlの少年時代のエピソード集。チョコファクとかMatildaとかのアイディアの原型がわかって面白い。この時代の寄宿舎学 校やPublic Schoolの様子が良く分かり、Dahlは、徹底的に権威主義が大嫌いだったことが分かる。Dahlの本に書かれている 、威張った大人への子供の嫌悪の源が、彼の寄宿舎学校時代にあったのかと合点した。 ○Going Solo / Roald Dahl / L6 Boyの続編。タンザニアでのShell Oil駐在員から、第二次世界大戦開戦後のパイロット訓練や、ギリシャでの戦いのエピ ソード集。ダル・エス・サラームまでの船旅で出会った長い間海外生活をしている英国人の様子を面白く描いている。また、 ライオンや毒蛇のエピソードも驚くとともに興味深い。そして、開戦。戦闘機パイロットとして訓練を受け、初めてGladiator に乗る。砂漠での墜落からの生還。Hurricaneを駆ったギリシャでの過酷な戦いの日々。そして、母国へ。 Dahlの運動神経の素晴らしさと、強運のおかげで、戦闘機パイロットでありながら生還し、今こうして私達は、Dahlの素晴ら しい本を読むことが出来る。Boyの時より、それぞれのエピソードが胸躍る冒険である。 ○My Uncle Oswald / Roald Dahl / L7 Oswaldは、17歳の時に、スーダンで見つけたBeetleの媚薬で金を儲けた。そしてそれを使って、化学者のA.R.Woresleyと飛び 切り美人のYasminと3人で、有名人、天才、そして王侯の精子を集めて、有閑マダムに売りつけて一儲けをしようと企んだ。 これは奇書である。精子を冷凍にして保存し、それを天才の精子を欲しがるであろう有閑マダムに売りつけるのだ。なんとい う話か。でも読んでいくと、有名人や天才に対するDahl流の評価をしているような気もしてくる。Bernard ShawやDr Freudには かなり厳しいことを言っているような感じがするが。もっと、これらの有名人や天才の事跡を知っていたら面白いだろうと 思った。 ○The End of Summer / Rosamunde Pilcher / L6 Janeは作家の父親と一緒にCalforniaのReef Pointで暮らしていたが、祖母がJaneにScotlandに戻ってきて欲しいといってい ると知らされ、祖母の弁護士と一緒にScotlandに戻ってきた。そこには、従兄弟で初恋のSinclairもLondonからちょうど戻っ てきていた。Elvieで、祖母とSinclairと懐かしい屋敷の人たちとの生活が始まる。しかし昔のSincairと少し違って、なん だか冷たい印象がするが…。 Pilcherの描写がScotlandの風景を目の前に現してくれる。また、"Stewart"の発音の違いで英国人と分かったり、英国の中 でもScotland独特の風物などが現れてきて面白い。Sinclairが乗っている車がLotus Elanであることもなつかしい。 ○The Silver Chair / Clive Staples Lewis / L7 学校で苛められていたJillは体育館の裏で泣いていた。その時Eustaceが通りかかった。二人で話をしながら、Eustaceは Narniaの秘密をJillに話した。そして、二人がAslanの名を呼ぶと、もうそこは学校ではなかった。 Narniaでは、Caspian王のRilian王子が10年ほど前から行方不明となっていた。そして、二人はMarsh-wiggleのPuddleglumと 一緒に、Rilian王子を探す冒険に旅立つ。Ettinsmoorを越えて巨人の国、Harfangの巨人の屋敷、廃墟、地底の小人の国、と さまざまな冒険をする。 気短だったJillも成長し、すぐにEustaceは以前の航海の時のようにしっかりした。三人はさまざまな冒険をするのだが、以 前の巻と違ってあまりハラハラしない。どうも教訓的なところが目に付く。子供でないと、もうNarniaでは冒険ができないの だろうか。また、最後の復活の意味は? ○これから 500万語を過ぎても、これでいいのかな?という気持ちがふっとよぎる時もありますが、でも楽しければいいんだ!と思い ながら読んでいます。Harry Potterの第4巻(Goblet of Fire)を買って、いま第二章に入ったところです。第3巻(Azkaban) を読んだときより読みやすい感じがします♪ それでは、みなさん、Happy Reading!
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