自由になった300万語通過報告です♪一年通過報告も♪

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2919. 自由になった300万語通過報告です♪一年通過報告も♪

お名前: カイ
投稿日: 2004/8/5(23:23)

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皆様 こんばんは カイです。
300万語通過報告&1周年報告に参りました。
 

多読と出会ったのが、2003年6月、いつの間にやら1年たっていました。
最近思うのが、だんだん自由になっていくなー。ということ。
多読をはじめた当初から、かなり自分の好きなように読んできていたので、
自由といえば自由なんですが、今の私が感じている
「 のびのび〜 」とした感覚は、1年継続してきて手に入れた『財産』だと思っています。
 

2003年6月、PGRのレベル0やICRのレベル0の本をズラッと並べて、
「うわ〜この中の本、どれでも英語で読める。私ってすごいわ。どれから読もう」
と思っていました。
そして今、レベル0〜9ぐらいの本を前に
「どの本から読もう。どれも面白そうで困るぅ。」と思っている自分がいます。
いうなれば、うどん屋さんで
「今日はかけうどん?、いやいや たぬき、五目、コロ、やっぱり釜揚げ?」などと悩んでいたのが
「今日は中華?洋食?和食?うどんもいいな。どのお店に行こう?そして何を食べよう♪」
と悩んでいるような気分です(もっといい例えはないのだろうか...)
 

そんな私が、「のびのび〜」の自由な感覚を手に入れたのは250万語超えのころです。
200万語通過したころ、レベル3〜5ぐらいを主食に読んでいた私。
250万語を目前に、なぜか簡単な本が読みたい病にかかり
特に迷うこともなく、レベル0〜3の絵本や児童書などを読んでいました。
今振り返ってみると、この時に語数はあまり進んでいません。
(当時は語数のことなど全然気づかなかったです。気づいても気にしなかったことと思いますが)
そしてなんとなく『なんでも読めるような気がする』という世にも不思議な感覚を手にしました。
この感覚だけを頼りに、私にとっての初の一般向けPB、
ロザモンド・ピルチャーの「The Blue Bedroom and Other Stories」を読んだのです。
難しかったです。難しかったんですけど、なぜか読めてしまいました。
拍子抜けしてしまうほどあっさりと、目標にしていた作家さんを読んでしまいました。
 

今の私が実際に何でも読める訳ではもちろんありません。レベル3でも読めない本がいっぱいあります!!!
それでも「なんでも読めるような気がする」という感覚は私の中に沁みこんでいて出て行きません。
これってすっごく自由なんです。
そして読めば読むほど、量を蓄積すればするほど、自由な感覚が増えていく。
多読ってすごいな〜〜〜

 
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最近のカイの嬉しいこと
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・ 本を読み終わってから、書評を見て語数を数えることができる。

・ 好きな作者の本をまとめ買いすることができる。

・ 掲示板や多読通信で面白そうな本をためらうことなく買うことができる。
 

以前は書評を見て「このレベルなら読めるかも」という本しか買う勇気がなかったのです!
今は何でも買う勇気はある!(読めるとは限らない)
どの本も何となく読めそうな気がするし、読めなくても相性が悪いだけか、そのうち読めるような気がするのです。
すごいなぁ。自信満々だなぁ。
でも英語のテストをやったら、点数取れない自信はたっぷりあります!
それにも関わらず、英語の本を趣味として読むことを続ける自信もたっぷりです!
 

これからも
「今の自分に必要な本は、自分自身が一番よく知っている」
ことを信じて、楽しい読書を続けていきたいです♪ 

 

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カイのお勧め本
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児童書を主に読んでいますが、児童書はSSS有名本が多いです。
エミリー・ロッダ、ルイス・サッカー、ジャクリーン・ウィルソン、パトリシア・マクラチラン、ディック・キング・スミス、
などなど。皆さんご存知のものも多いと思うので、やっぱり絵本のご紹介!
『日本語で子どもと楽しめる洋書』特集(?)です。
少人数のグループで読んでも楽しいかな。な本を選びました。
英語で楽しめたら最高ですが、まずは日本語からでもどうでしょう?
私の過去のお勧め本紹介を全て覚えているあなた!そう!同じ本を紹介してます!
好きな絵本は何回でも紹介したくなるんですもの。許して。

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★ Where the Wild Things Are / Maurice Sendak
(かいじゅうたちのいるところ)

いたずらをして、夕飯抜きで部屋にとじこめられたマックス。なんとそこから冒険がはじまっていきます。

2人の小学生とおぼしき子どもに読んだときのお話。
読み始めは落ち着きがない感じだったのですが、どんどん絵本の世界に入っていって、
かいじゅうおどりの場面からは身動きひとつしなくなってしまいました。
読んでいた私も子ども達を見て感動!の一冊です。
センダックの絵本は「まよなかのだいどころ」や他の作品も全部好き♪

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★ Choo Choo / Virginia Lee Burton
(いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう)

ちゅうちゅうはとってもかわいい機関車。
貨車なんかつけないで一人で走ったら、それは素敵だろうと、
ある日逃げ出してしまいました。

絵が本当に大好きです。文字がなくても絵だけでも楽しめる。
3歳くらいの男の子と読む。
という、ちょいと年齢をとびこえた無謀なことをしましたが、
この絵は年齢をこえて心に届くようです。
お話はちょっと長くて聞くのが大変のようでしたが、
絵をそこかしこ指差して、いろいろお話しました。
「ちいさいおうち」の作者の方。この方の作品もまた全部大好き♪なカイです。

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★ Mr. Gumpy's Outing / John  Burningham,
(がんぴーさんのふなあそび)

ガンピーさんは素敵な船を1艘もっています。
今日はいい天気。船でお出かけすることにしました。
ガンピーさんが川を下ると、お友達達が「私も乗せて」とやってきました。

バーニンガム大好き!
そしてこの絵本の主人公、ガンピーさんは私の目標とする大人なんです(笑)
残念なことにこの本は子どもといっしょに読んだことがありませんが、
同じ作者の「Would You Rather...」はすっごく盛り上がりました。
「そんなの選べない」という質問がたくさんでてくる本です。
とっても面白いのでこの本もおすすめです。
っていうかバーニンガムは全部よい!

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★THE THREE ROBBERS / Tomi  Ungerer,
(すてきな三にんぐみ)

世にも恐ろしい盗賊の三人組。毎夜馬車を襲いお宝を奪います。
ある日襲った馬車には、みなし子のティファニーちゃんが一人。
ねぐらまで大切に連れてこられたティファニーちゃん、お宝を目にして尋ねます。
「このお宝どうするの?」さて、どうするの?

ウンゲラーの絵本はこの1冊しか知りません。が、すっごく私好みです。
日本語の訳がすばらしく、詩を読んでいるような錯覚を覚えます。
はっきりした絵は遠目もきくと思います。
ちょっと怖くて、優しい絵本。

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★In the Forest / Marie Hall Ets
(もりのなか)

男の子が森へお散歩にでかけました。
森へ行くとぞうがお散歩についてきました。
そして他の動物たちも...

くり返し、くり返しのお話なので、大人の方だとつらいのかも?(私は大好きなんですけど)
しかし子どもは違うようです!
最初横目で見ていた子どもも、最後にはまっすぐ絵本を見つめていました。
エッソの絵本もまた私は大好きなのです。
この絵本も絵がすっごく素敵。絵をみているだけで幸せです。
最後に出てくるお父さんもすごく魅力的なの。
こういう大人になりたい!(ってもう充分大人なんですけど)

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★Rosie's Walk / Pat Hutchins
(ロージーのおさんぽ)

今日はいいお天気。ロージーはお散歩にでかけました。

とにかく笑えます。
ひょうひょうとしたロージーと、災難続きのきつねさん。
きれいで美しい絵を見ているだけで幸せ。ぜひ一度この世界を楽しんで欲しい!
同じ作者の「ベーコンわすれちゃだめよ!」もかわいいです。

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★THE FIVE CHINESE BROTHERS / Claire Huchet Bishop
(シナの五にんきょうだい)

むかしシナの国に5人兄弟が住んでいました。
5人の兄弟はそれぞれすごい能力をもっています。
ある日1番上の、海の水を飲み干せるお兄さんが、死刑にされることに。
兄弟達はどうする?

この絵は忘れられません。
1番上のお兄さんが海の水を口いっぱいほおばっているところなんて最高です。
絵本をたてによこに動かして楽しめる絵本。

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★ THE CURIOUS LITTLE KITTEN / バーナディン・クック:文レミイ・シャーリップ:絵
(いたずらこねこ)

いたずらこねこが隣のお庭を覗いて見ると、見たことのない生き物がいました。
それはカメさん。
なんだろう?ちょっとポンとたたいてみると...

猫を飼ったことのある人も、ない人も、楽しめること請け合い。
好奇心旺盛な子猫の動きは子どもの動きにも似ています。
わくわく、どきどき、たのしいですよー。

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いくらなんでも長すぎると思うのでこの辺で♪
他にもいろいろ、いろい〜ろ絵本のお勧めがあるのでまたご紹介しまーす。

それでは 皆様 Happy Reading !


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