[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(06:42)]
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2669. Re: 「うううう〜〜!!」でとりあえず第二発見者(追加済み)
お名前: ako
投稿日: 2004/7/18(16:33)
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杏樹さん、す、す、す、素晴らしい。
あなたはやっぱりホンモノだ!
今、寝る直前に発見してしまいました。
あす、また参ります。どうか、レスをおつけにならず、このままに。
訂正して投稿しなおしますから〜。
とにかくこれで、第二発見者の地位をゲットした!!!
しかも第一発見者は、愛する愛するチクワさんだから、
思い残すことはありません。
-------↓追加訂正↓---------------------------
【いきなり言い訳たらたらコーナー】
金曜の晩に学生時代の部活関係で、特別な理由のある宴会があり、朝まで飲んでまして
(正確には、気づいたら午前6時・・・)
昨日土曜は一日中、二日酔いと、手足に残る発生原因不明の複数の擦り傷と筋肉痛で寝込んでました。
どうやら酔って電柱にぶつかったか、ころんだかしたらしいのですが・・・
練習広場にて、もて遊ばれた際の疲労も蓄積していた模様です・・・(まこのヤツ、覚えとけ・・・)
大阪での世界史クラブ設立記念オフ連続8時間といい、どうも、部活となると時間感覚を失うようで・・・汗、恥 ^ ^;;;
〉7月11日、424万語通過しました。
400万語通過、そして酒井先生からの初めての(?)返信、おめでとうございます!!!
〉「The Lord of the Rings」
〉本人も信じられません。いや、本人が一番信じられない。いきなりこんなところで最終目標にすっ飛んでしまったなんて!
あの時、大阪でakoを待つ間にお読みになっていたのは、コレだったのですね!!??
杏樹さんの読書現場を目撃した者といたしましては感無量です・・・
〉翻訳では新鮮味が感じられなくなったので原書が読めたら…と思ったのが多読を始めるきっかけでしたので、
そうでしたね。一体、杏樹さんはどういう動機でSSSの多読を始められたのか、
以前、さらっとうかがってはおりましたが、本当にまさに、この日を迎えることが最大の山場(最初のクライマックス?)だったのですね。
ご投稿を拝読し、いつもの冷静な文体の中にも、猛烈に熱い情熱がこもっているのを感じ、
まさに圧倒された投稿でした。
とてもじゃないけれど、呼気にアセトアルデヒト(?)が検出する状態で返答してはいけないと思い、
第二発見者の地位を獲得しておきながら、このように失礼なご返答の遅延、申し訳ありませんでした。
おそらく、今後の杏樹さんの英語多読個人史においても、教科書太字項目となるべき、
いやいや、本の章立てをかえるほどの大事件であったと思います。
そして、コトは杏樹さん個人にとってだけでなく、掲示板史上にも残る名投稿であり、
さらに、創設以来、SSS史上にとっても、
SSS式多読というのは、こういうことを可能にすると実証されたリマーカブルな読書体験であったと思います。
(※「画期的な」などという平凡な日本語の形容では、とても杏樹さんのご報告を読んだ感動を伝えきれず、急遽カタカナ英語にて失礼しました。
リマーカブルが「体験」に使えるかどうかは知識がなく知りませんが、ここはとにかく感動を伝えたい、を第一と受け取っていただければ幸いです)
やはりあなたはホンモノだ。
そしてSSS多読もホンモノだ。
ますますSSSと出会って多読を始めたことに、確信をもてます。
ご投稿は、後続者への素晴らしいエールとなりました。
当方、本に関するコメントはまったくできない段階にありますが、
今後、多読、という経験において、共通してたどる(是非たどりたい)可能性が高いと思われる部分に特に魅了されました。
今回は、特にその部分を、焦点を絞ったピンポイント引用にて、
繰り返し堪能させていただくことで、お祝いにかえさせていただきます。
(何か、壇上で祝辞のスピーチした気分・・・感無量)
■■■杏樹さん多読史 名言集■■
かなり前後してます。編集責任者:ako
●最初に何度引用してもし足りない部分●
〉結局多読というものはそうやって自分の快適な読み方を探すことなんですね。最初はなかなかそれがわかりません。
何を読めばいいか、自分のペースは速いか遅いか、レベルは低いか高いか…。どうしてもそんなことが気になってしまいます。
通常の学習法のように決まったマニュアルもノルマもなく、自分の感覚で進めていかなくてはならないのが、逆に本当に難しいところなんです。
多読を進めていくことは、その自分の感覚、自分のペースを探していくことだと思います。
タドキストの数だけ多読法がある、といってもいいのではないでしょうか。
●では「指輪」体験から●
〉「ゲド戦記」を辞書をひきながら四苦八苦して読み、何ヶ月もかかって読んだ、というか目を通したものの内容はさっぱり???で、私はいくら辞書をひいても英語の本は読めないんだ、ということをはっきりと確認したばかりです。「指輪物語」なんて読めるはずがありません。英語に対する心理的抵抗とかそんなものじゃなくて本当に読めないことをはっきり確認済みなんです。
えーと、引用の方があまりに見事なので、以下、僭越ながらakoのコメントの方を太字にさせていただきます
は・・・はい、何か圧倒されます。いかに自分が英語ができないか・・・という事実確認ですね。
この前段階あってこそ、「指輪」体験の重みに意味があるのだと理解いたします。
〉まさか「指輪物語」本編は無理だろう、ちょっとのぞくだけ…
〉最初は比較的読みやすいんですよね。「いつ挫折するかな〜」と思いながら読んでいきました。だって読めるわけないもん。
〉そのうち挫折するに違いない。と、思いつつ、読んでみるとまだまだ進む。「あれ?」と思いながらやっぱり進む。しばらくすると少しわかりにくくなってきて「やっぱりここまでか」と思いましたが、翌日未練たらしくもう一度続きを読んでみると、またまた進みだす…「うそぉ〜。まさか、読めるはずは…」。
〉もっと難しくてわからないところが出てきます。でもそう思うとわかりやすくなってまた進んだり。自分の調子が悪いのか、本当に本の中で難易度に差があるのか。わからないところはもう段落まるごと、ヘタするとページまるごと、字をたどってるだけで意味不明、みたいな状態。それでもわかるところが出てくるとまた先へ行きたくなる。
〉それで3巻にも突入していまいましたが、やっぱり難しいなあ…でももうやめるわけに行かないよね、と思っていたら、肝心のクライマックスのMount Doomのところになって、かなり細かい部分まで味わって読めるようになってきたのです。ここが読めたらもうどんどん力が入ってくるので一語一句おろそかにしたくない、という気持ちが強くなってきました。そりゃー、結末はわかってるんですけど、それでもハラハラしながらかみしめるように読みました。
〉最後の方になって急に難しくなります。今度こそさっぱりわからん、でもここまで来て投げ出すのはシャクだ、と無理矢理読んでいきました。そうしてさらに終わりの方になるとまた読めるようになってきて、結局最後のページまでたどり着いてしまいました。
杏樹さんの報告自体が一つの映画でした。インディジョーンズでも見てるのかと錯覚してました。
●「指輪」以外で●
〉前に読んだ時は一体どこがわからなかったんだろう、と思うぐらいすんなり読めました。
〉前に投げて悔しくてトラウマになりそうだったので、読めると確信するまで手を出す気になれずにずっと置いてました。
〉まだスラスラには達しないのでここでまた休憩。
〉飛ばしてばかりでわかりにくくて、これでいいのか?というような読み方で終わってしまいました。いつになったら「読み出したら止まらない」状態になれるんでしょう。
杏樹さんでもそういう気持ちになることがあった(あるいは今もある)と知って、激しく安心・・・。
●自己分析の鋭さに瞠目●
〉確かに内容を知っていたから読めたんだと思います。 読んでいるというより知ってることをたどってるのでは、というところもありました。
〉不幸本、ダレン・シャンが難しくて、Worst Witchも読みにくい、ということは私はまだまだレベル5には届かないらしいです。なかなかレベルが上がらないな〜と思っていました。 今ダレン・シャンを読んでも格段にスラスラ読めるとは思えません。それよりキリンで首を伸ばしすぎて疲れたからもっとやさしい本が読みたいです。
〉難しいところに行き当たっても投げ出さなかったのは、単に読みたくて無理をしただけではなく、 自分にとって調子よく読めるギリギリのペースは保って読めたからです。まあ、無理矢理保ったような気もしますが、
あんまり遅いとかえって流れがつかめなくてわかりにくくなるので、そうならない速さで進むよう心がけて読みましたし、実際それができたんです。
〉私のことを「指輪物語が読めるレベルの人」だなんて思わないでくださいね。そう思われたらサギ師になったような気がします。実際の私はまだレベル5が難しいんです。
この正確な自己分析が素晴らしいです。
「杏樹さんって指輪が読めてすご〜い」なんていう安易な返答をせずに済むのは(つい言いたくなってしまいますが我慢)、
まさに杏樹さん自身の徳に負う部分が多いです。気分はほとんど論語。
元に戻ります
今の自分のレベルや読了語数がどこにあるか、が問題なのではなく、
自分自身で、自分が今、読むべき本はどれであるか、ということをわかるかどうか、ということが、
多読をやり始めて得ることのできる大きな収穫ですね。
私の場合は、SIRやICRと出会ったおかげで、そういうことを考えるようになりました。
まだまだ、自分が今読むべきなのはコレだ!とはっきりわかる心境にまでは達していませんが、
人と語数競争したり、レベルの比較をすることが如何に無意味か、
読書というものが、自分に与えてくれる幸福感、充足感というものが、
自分の(英語学習も含めた)読書体験にどういう意味を持っているか、等、
当初、SSSに加わった頃には予想もしていなかったことを考えるようになりました。
しかし、自分が予想もしない展開を得るに当たって、私の場合は本だけでは、こうはなりませんでした。
タドキストの皆さんとの交流の影響は実に大きなものがあるのですが、
とりわけ、杏樹さんとのこれまでの投稿(長文の)の往復、世界史クラブ(さらに長文)、これらが私の中でどれほど大きな位置を占めているか、はかり知れないです。
日本語掲示板にハマって云々という問題もありますが、その問題を差し引いても、得るものの方が大きかった。
SSSと出会い、早い段階で杏樹さんと出会えたこと、この幸運は誰に感謝すればいいのかわからないほどです。
きっと意味のある出会いなんだと思います。
(ルーカスと黒澤? マチャミと柴田理恵? もしかして酒井先生と古川さん?のような・・・)
【多少は本のことも・・・】
〉(私は常に何か本を持ってないと落ち着かない)。
同じです。akoも、携帯電話や財布を忘れることはあっても(あるからコワイ)、読むもの(あるいはシャドウイング用MD)を忘れて外出することはありません。
これぞ、生きている最大の理由(宴会とはいい勝負・・・)と自認しています。
〉「Day by Day Kid's Bible」を購入しました。これは1日分の分量が決まっていて、365日かけて読めば聖書が通読できるものです。
かなり興味が湧きました!
〉これはMTH本編より面白かったぐらいです。MTHがあんまり面白くないという人も読んでみてはいかがでしょう。特にノンフィクションが好きな人にはおすすめ。
ということは、ako向きと判明。将来、MTHに入る時の楽しみができました。
〉それではこれから心置きなく世界史クラブと中国語の多読に励みたいと思います。
「第2回GR編」や「児童書編」(←ほとんど無限のライフワークかと・・・)の上梓を、ゆっくりとお待ちしています。
私はORT編(下)の制作を目下最大の楽しみとして、引き続きブッククラブ自主監禁を継続しております。
また、通常の部活のほう、多読時間、睡眠時間、(部活以外の)掲示板時間などを勘案した上で、継続していきたいと思ってます。
あああ、杏樹さんと話していると、冷静文体が乗り移ってしまう・・・・
これ書いたの、ホントにakoさん?と自問自答。
とにかく、素晴らしい体験報告、ありがとうございました。今後も何度も読み返すことになると思います。
英語多読への意欲昂進には、杏樹一発、リポビタンです。
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