Re: 500万語、通過おめでとうございます♪

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2642. Re: 500万語、通過おめでとうございます♪

お名前: みちる
投稿日: 2004/7/14(16:01)

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ヨシオさん、こんにちはー。

500万語通過おめでとうございます♪
自然に、というのが、とても素敵ですねー。
どんどん、自然に読めるようになってくるといいなぁと思いますよね。

〉通過本は、Joan LingardのAcross the Barricadesです。これは、久子さんの500万語通過報告で知って、5冊まとめて
〉Amazonで買ったものの第二巻です。レビューにも書いてありますが、Northern IrelandのBelfastの街を舞台に、
〉CatholicのKevinとProtestantのSadieを主人公にしたお話です。日本ではなかなか想像できないProtestantとCatholicの
〉人々の対立が背景となっています。Ireland物は好きなので、SadieとKevinがこれからどうなるか興味を持っています。

〉The Twelfth Day of July
〉Across the Barricades
〉Into Exile
〉A Proper Place
〉Hostages to Fortune

(下の文も読みました。)
おぉ〜。これは読んでみたいです。
アイルランドものは私も好きなので興味があります。
「アンジェラの灰」も思い出しますね。

〉Maria HousdenのHannah's Giftは今回読んだ一冊のPBです。彼女の長女のHannahの闘病が主に書かれています。3才で
〉腎臓の癌にかかって、余命1年と宣告された少女が、なんと健気で、一生懸命生きたかを、平易で、透明な感じの文章で
〉表しています。読んでいて何回も涙が出そうになった本です。もちろん、PBなので難しい単語は出てきますが、病名や
〉医者の名前など以外は、辞書を引かなくてもなんとかなりました。

(下の文も拝読いたしました。)
闘病ものは、辛くもありますよね・・・。
でも、平易で透明な感じの文章でというのに惹かれます。。

〉○Dogs Don't Tell Jokes / L. Sachar / L5
〉GaryのJokeはよく分からない。英語が分からないのか、面白くないのか、それすらも分からない(泣)。Someday Angeline
〉の続編なので期待したが、どうも私には合わなかったようだ。Talent Showの当日のGaryのTalkはよかったが、その後の彼の
〉態度が理解できず。どうも、消化不良です。

やっぱり、Jokeって分かりにくいところがありますよね。
このお話、以前BBCのBIG TOEでやっていて、タレントショーの所、音声で
聞きたいと思っていたので、聞いたのですが、やっぱり音声があった方が、
楽しめました。こんな感じのジョークなんだって。
朗読CDがでてくれるといいんですけどね。

〉○Walk Two Moons / S. Creech / L5
〉何度か本棚に戻した後、ようやく読み終えた。最終章に近いところで、ようやく今までの話が全てつながった。再度、最初
〉の部分を読み返す。なんと、このことはあれを指していたのか、ということが発見できた。重層的な構成なので、途中まで
〉読みにくい感があった。最後のところで感動は味わったが、途中はなかなか話しに引き込まれなかった。それは、自分の英
〉語力のなさかもしれないが。

これは買ってあります。最後の方になって、話がつながる感じがあるのですね。
何度か読み直すと楽しい本なのかもしれませんね。

〉○The Stolen / Alex Shearer / L5
〉Carlyは、赤毛でそばかすの女の子。特別な友達を作りたいが、いまはいない。そんな時、学校に転校生がやって来た。彼女
〉は孤児で、今はGraceというお祖母さんと一緒に暮らしているらしい。Meredithは、細くて背が高く、誰にでも言葉は丁寧だ
〉が、どうもみんなの話や遊びには興味がないらしい。どことなく不思議なMeredithとCarlyは友達になりたいと思った。ある
〉時、Meredithのお祖母さんのGraceと話をする機会があった。その話とは、なんと、とても信じられないような話であった。
〉年取ったGraceが本当のMeredithで、若いMeredithは、実はGraceだというのだ。いったいどういうことなのか?
〉おしゃべりなCarlyの語りで話が進んでいくので、ちょっと饒舌と思えるが、逆にその分、分からない単語があっても問題な
〉く読み進めてしまう。
〉老いるとはどのようなことかが、子供達に教えるように、事細かに述べられている。年取ったGraceの描写で、つい自分の母
〉親を思い出してしまった。また、将来自分が老いるとこのようになるのかとも感慨が深い。

これは、さくさくっと読むことができました。とても読みやすい作品ですよね。
それでいて、老いについて考えさせられるので、すごいと思いました。

〉○The Great Blue Yonder / Alex Shearer / L6
〉気づいた時には、Harryは沢山の人の列に並んでいた。どうやらこれから、大きな机の所で登録をするらしい。ここは
〉Other Lands。登録が終わったら、みんなはこれからThe Great Blue Yonderに向かうらしい。でも、Harryは、どうしても、
〉し残してきたことがある。それは、姉のEggyに謝ること…。そんな時、ビクトリア朝の服装をしたArthurに出会った。Harryは
〉Arthurとともに街に戻るが、し残したことはどうなるのか?
〉Stolenの作者なので読んでみたが、Stolenほど展開の意外性がない。最後まで予想どうりの展開であった。しかし、残された
〉ものの気持ちとか、HarryのEggyや家族への気持ちがよく分かり、予想どうりであったがウルウルと来てしまった。

この作品は読んでいないのですが、ネットの友達の書評で
[url:http://www5f.biglobe.ne.jp/~yonda/library/uk/aozora_mukou.htm]
というのがあって、なるほどそうだなぁと思ってしまって。
だから、この作品は読まない方がいいかなぁと思ったりしているんですよね。。

〉○When Marnie Was There / Joan G. Robinson / L6
〉孤児であったAnnaは、なかなか心を開かないことを心配した叔母から北の海辺の町に送り出された。地元の子供となかなか
〉仲良くなれなかったが、ある時不思議な女の子のMarnieと友達になった。Marnieと一緒にいると不思議なことが起こる。
〉Marnieとはいったいだれだろう。
〉愛されていないと感じる女の子の気持ちが、Marnieと友達になるにつれて、だんだんと開かれてくる。前半は少しテンポが
〉緩やかだが、後半から面白くなった。Tom's Midnight Gardenのようなお話だ。

これは面白そうですね。読んでみたいです。

〉○The Secret Voice of Gina Zhang / Dori Jones Yang / L5
〉ちょっとShyなGinaは、中国から米国にやってきたばかり。初めて米国の学校に行ったが、みんながしゃべる英語が皆目分か
〉らない。先生についてHelloと言おうとしたが、どうしても喉から声が出てこない。それから、学校ではどうしても声が出な
〉くなった。みんなから相手にされなくなったが、おしゃべりなPriscillaだけが、Ginaの声が出なくても何かとしゃべってく
〉れる。学校の先生も両親もなかなかGinaが学校では声を出せないことを分かってくれないが、自分で作った人形のお話の世界
〉では英語でしゃべることができる。それを知ったPriscillaは、Ginaに秘密を守ることを約束するが。
〉急に英語の世界にやってきて、とまどうことばかりのGina。中国の学校での体験から、友達や先生から馬鹿にされることを極
〉度に怖がってしまい、声も出せなくなってしまった。Ginaは声を出せるようになるのか?
〉声を出せなくても沢山英語を聞くと、だんだん英語が貯まってきて、ある時言葉となる。これは多読、多聴にとってとても興
〉味深いお話だ。

これは、多くの日本人が共感できそうなお話かもしれませんね。

それでは、引き続き素敵な読書を♪


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