嬉しかった1周年!

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[喜] 2602. 嬉しかった1周年!

お名前: まなお
投稿日: 2004/7/11(07:17)

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みなさん、おはようございます。まなおです。
7月2日に多読を始めてちょうど1周年になったので御報告させて頂きます。

語数は、315万語(このうち、LRは40ミチル)でした。
ちなみに、朗読のリスニングは、208万語です。

私にとってこの一年は、日本語英語を含めて生まれてからこれまでに一番たくさん本を読んだ年となりました。もともと私は、どちらかというと熱しやすく冷めやすいタイプなのですが、多読の場合は読める本の幅が少しずつ広がるにつれて、ますますその魅力に引き込まれています。最近は、出かけるときに必ず多読用の本とリスニング用の教材を持ち歩くことがすっかり習慣になりました。

酒井先生、古川先生、マリコ先生、書評委員の皆様に心から厚く御礼申し上げます。
また、たまたま7月2日に大手町の会というオフ会がありました。
私の1周年ということで、簡単なスピーチをさせて頂いたのですが、
オフ会に参加した皆様がいっしょに喜んで祝福して下さって、とっても嬉しかったです!!
私にとって忘れられない日となりました。
大手町の会に参加して下さった皆様、あらためてどうもありがとうございました。

それでは以下に、200〜315万語までに読んだ本で、印象に残った本についてコメントさせて頂きます。

Daddy's Little Girl(レベル7くらい?)
200万語を通過したあたりで読み、一般向けPBの2冊目となりました。この本は、昨年の第1回タドキスト全国大会後のオフ会のときに福引があり、タドキストの大先輩、sakigoroさんに頂いたものであります。私は、この日がオフ会初参加だったため、すべての方が初対面でした。sakigoroさんが福引の景品として提供してくださった数々のPBを前に、おそらくオフ会常連のタドキスト方々が、「この本は優しいのよ。」とか、「この本は読みやすいね。」とかいう会話をされていて、その日の私は、その会話の内容に圧倒されていました。当日、家に帰ってから頂いた本を5〜6ページ開いてみたものの、「まだまだ無理。」と丁重に本棚に飾っておいた本です。この話は、7歳の娘のElliのお姉さんの15歳のAndreaが殺害され、その犯人をめぐるサスペンスです。読んだときの全体的な理解度は5〜6割くらいでしょうか。サスペンスを楽しむのに必要な鍵となる細かいところをもう少し理解できるようになれば、もっと楽しめるのではと感じました。でも、話のクライマックスの部分では、はやく真実が知りたくて、どんどん読み込んでしまいました。これからも少しずつ、やさしめの一般向けPBにチャレンジしたいと思っています。Sakigoroさん、どうもありがとうございました。

ダレンシャンのシリーズ(レベル4〜5)
200万語通過報告のときにダレンシャンの第1巻を読んだことを報告させて頂きましたが、今回続けて2〜3巻、また、5〜9巻をブッククラブで借りて読みました。4巻が抜けているのですが、おそらく他の方が借りていたため、たまたま4巻がブッククラブの本棚になかったからです。おぞましい内容の1巻でしたが、流れるような話の内容とその後の展開が気になり、このシリーズを読み込んでしまいました。特に私は、Debbieというちょっといい感じの女の子にダレンシャンが恋をするという3巻が一番面白かったです。みちるさんのお話では、ダレンシャンの朗読テープもなかなか面白いということなので、今度聞いてみたいなと思っています。

The Lion, the Witch, and the Wardrobe(レベル6)
書評でも評判となっているナルニア物語を読みました。Peter、Susan、Edmund、Lucyの四人兄弟姉妹が、疎開した田舎の屋敷の洋服箪笥がナルニア国につながっていて、大冒険をするというファンタジーです。前半が読みやすく、後半やや難しくなりましたが、評判通り面白かったです。

Harry Potterのシリーズ(LR)
シリーズの2〜4巻をLRで再読しました。ストーリーの理解度は、Lの場合は6割くらいで、LRの場合は8割くらいであるように思いました。文を読んで目で見れば理解できるところが、音を聞くだけでは理解が難しいというところがいくつかあったように思います。以前にもハリーポッターのシリーズを読んでいるのですが、今回は前よりも深く細かいところまで読み取れるようになっていて嬉しかったです。そういえば、最近、Harry Potter第3巻の映画を見てきましたが、時間が限られているので省略されているところが多く、私は本の方がずっと面白いと思いました。

Tuesdays with Morrie(レベル6)
掲示板で話題になっていたので読んでみた本です。新聞社に勤める著者が、大学時代の恩師Morrieが難病にかかっていることを知り恩師を訪ねます。そこから、著者と恩師の最後の「授業」がはじまります。毎週火曜日に。出会えて良かった思った本でした。読み終わってじーんときました。感謝とは何か。人生とは何かを教えてくれる本です。映画もあるようなので、今度是非見てみたいと思います。

ヒカルの碁(英語版)
ヒカルの碁第1巻の英語版をたまたま新宿紀伊国屋書店で見つけ、思わず買ってしまいました。全体的になかなかうまく英訳されていたように思いました。日本語版同様に楽しめます。気になる「神の一手」の英訳は、”devine move”。うーん、一手というのは、moveなのですね。日本だと将棋は指すというけど、囲碁は打つというから、何かmoveというのは、ピンとこないのですが・・・さて、実は、私が多読をはじめる前の1番の趣味は囲碁でした。ヒカルの碁も全巻持っていて10回以上読みました。また、月に3冊の囲碁雑誌を読み、週間碁という新聞も取り、日曜日に家にいるときはNHKの囲碁番組を見るのが習慣でした。週末、インターネットで夜な夜な対局に臨むこともしばしば。それが今では、1番の趣味がすっかり多読に変わってしまいました。そういえば最近碁石に触っていないなあ。多読の魅力、恐るべし。

英字新聞
語数のカウントはしていませんが、読売新聞とDairy Yomiuriを毎日読んでいます。日本語の記事の英訳も多いので、半分くらいはパンダ読みをしていることになります。読む時間は、一日約30分。一面、社会面、社説、語学、科学面、映画等の記事から、面白そうな気に入ったものだけを選んでななめ読みしています。実は、多読をはじめる3ヶ月前から英語の勉強のために英字新聞を読み始めました。はじめた当時は、辞書を引き引き、見出しを見ても記事の内容がわからないものもしばしば。一つの記事を読むのがとても億劫でした。多読の効果だと思いますが、飛ばし読みというテクニックを覚えて、少しずつ読めるようになってきました。これからも継続して続けたいと思います。

最後に
多読をはじめて1年が経過し、ますます本を読むのが面白くなっています。また、多読を通じて、オフ会や掲示板でいろいろな方とお知り合いになり、お話させて頂けることも嬉しいです。これからも素敵な本との出会い、いろいろなタドキストの方とお話できるのを楽しみにしています。

それでは、皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Happy Reading!


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