[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(10:42)]
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お名前: fiddle
投稿日: 2004/7/7(13:47)
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ここのところ、1周年報告の方が続いていらっしゃいますが、不肖私も、7月6日に無事
ハリポタで1周年を迎えることができました(242万語)。
「快読100万語」に惹かれて多読を始めた私ですが、50万語も読むうちに、レベルの
低い本でまだまだ読みたい本がたくさんあるし、100万語でPBなんて無理!と悟りまし
た。でも、多読1年の学年末試験にはハリポタが読めるようになったらいいなーとは漠然
と思っていて、6月に入り、まだ大変かなと思いつつも、TVでは「アズカバンの囚人」の
CMがばんばん流れてくるし、「賢者の石」が放映されるし、挙句は上の娘が学校から「秘
密の部屋」のDVDを借りてきてくれるしで、気分はすっかりハリポタ。何とか最後まで楽し
く読むことが出来ました。
読んでいる間は、分からない単語がこんなにある〜(泣)という思いと、読めてる読めて
る(笑)!という思いと、二つの矛盾した思いが胸の中で渦をまいていました。不思議で
すね。多読前には読み通すことができなかったであろうことは確かですが、では、1年前
と比べて何が変わったかというと、それほど語彙が増えたわけでもなく、文法を勉強しな
おしたわけでもなく、英語を読む持久力のようなものがついてきたというか、あるいは、
前が、近視眼的に1語1語追いかけていて分からない単語があると、そこで流れが途切れ
てしまったのに対し、今は、1歩下がって文章全体の模様を眺める感じというか……
学生時代から英語が好きだったことなどなく(と断言するのもアレですが)、しかも、現
在英語がまったく必要とされない生活をしている私が、1年間毎日少しずつでも英語を「
楽しく」読み続けることができたということが、正直言って驚きです。あれがだめならこ
れでもいいよ、とにかく楽しく読める物を、というSSS式多読の懐の深さと、掲示板や相談
会でお世話になった皆様のおかげだと、深く感謝しています。ありがとうございました。
【200万語から今までに読んだ本】
◆子供向けGR
Egmont社のBlue Bananasシリーズ---------1
I Can Read Lv1------------------------1
I Can Read Lv2------------------------1
I Can Read Lv3------------------------1
Step Into Reading Lv1-----------------1
Let's-Read-And-Find-Out Science Lv2---2
Oxford Fact Files---------------------1
Rookie Read-About--------------------52
Oxford Reading Tree Stage6------------2
Oxford Reading Tree Stage7------------5
Oxford Reading Tree Stage8------------1
◆大人向けGR
PGR3----------------------------------1
◆絵本
〇Fox in Socks(Dr,Seuss)
〇The Cat in the Hat(Dr,Seuss)
CDといっしょに楽しんでいます。
〇The Food Fiend(Liss Norton/Carol Thompson)
ペットフードが大好きな赤ちゃんに、何とか食事をさせようと家族が奮闘。
〇Guri and Gura's Magical Friend(Rieko Nakagawa/Yuriko Yamawaki)
中2の娘といっしょに読みました。今36,000語の彼女が言うには、前に読んだ"Guri
and Gura"より全然簡単だとか。36,000語とはいえ、多読の効果がじわじわと出ているん
じゃないかなと母は思っているのですが。
〇Joan of Arc(Josephine Poole/Angela Barrett)
細密画のようなイラストが美しいジャンヌ・ダルクのお話。甘さの無い大人向けの絵本です。
〇Little Tim and the Brave Sea Captain(Edward Ardizzone)
ファージョンの本の挿絵でお馴染みのArdizzoneが自ら本文も手がけた絵本。子供を見る
大人たちのまなざしが暖かくて、幸せな気持ちになれる絵本です。
〇Ming Lo Moves the Mountain(Arnold Lobel)
家の前にある山をどかそうとする夫婦のお話。中国の民話風。
〇The Kissing Hand(Audrey Penn/Ruth E,Harper)
Chester Raccoon は、学校に行かないでお母さんのそばにいたい甘えんぼさん。そんな彼
にお母さんは優しくThe Kissing Handという秘密を教えてくれます。母子のほのぼのとし
たやりとりが微笑ましい絵本です。
◆児童書
〇A Jigsaw Jones Mystery 3冊
最近のお気に入りシリーズです。Nateのように、ハードボイルド探偵を気取った少年の探
偵物語。
〇A to Z Mysteries 1冊
100万語以上開いて続きを読みました。前よりも格段に楽しめるようになっている自
分が発
見できて嬉しい。
〇The Powerpuff Girls 1冊
アニメ Powerpuff GirlsのChapter Book。他愛の無いお話ですが、すらすら読めて楽し
い。ORTの次に子供たちが読んでくれるんじゃないかと思っています。
〇Junie B.Jones 2冊
これも最近のお気に入りシリーズ。勢いがあってなんとなく読めてしまうところがありが
たい。手元に何冊かあると安心できます。
〇Nate the Great 1冊
これも安心できるシリーズです。
〇Magic Tree House 3冊
過去に飛んで、服は変わっても眼鏡は変わらないJack。怪しまれないんでしょうか。眼
鏡っていつからつかわれていたんだろうと、最近気になっています。
〇The Secrets of Droon 1冊
8巻まで読んでちょっと休憩。
〇Animorphs 1冊
グループの一人が宇宙人につかまってピンチ!というシーンで、美人のRachelが象に変身
してHA HA!とa triumphant laughを上げているところが、なんだか笑えてしまいました。
〇Hitty's Travels 4冊
人形のHittyが語るアメリカ史シリーズ。それぞれ南北戦争、ゴールドラッシュ、女性参政
権運動、移民が描かれていて、人々の生活も窺え、面白く読みました。今のところ4冊し
か出ていないようなのが残念。
〇Dragon Slayers' Academy 1冊
これは、出だしは読みにくかったのですが、つぼにはまりました。続きが楽しみで
す。
〇Deltora Shadowlands 2冊
Deltora Questの続きのシリーズ。LiefとJasmineはそれぞれ秘密を抱え、読んでいるこ
ちらもいらいらするのですが、3巻目で感動的にすっきりするということなので、楽しみ
にしています。
〇Judy Moody 1冊
3年生の日常生活がいきいきと描かれていて、絵も可愛いし、好きな本です。
〇Cassie Binegar
〇Arthur,For the Very First Time
どちらも10歳ごろの少年少女が周囲との関わりを通じて自分の居場所を見つけて成長し
ていくというPatricia MacLachlan の作品です。どちらもしみじみとした味わいがある
のですが、私としては"Cassie Binegar"が面白く読めました。
〇Gooney Bird Greene
Lois Lowry作。The Watertower Elementary Schoolの2年生の教室に一人で現れた風変
わりな転校生Gooney Bird Greene。おりしも授業では「物語」について勉強していて、子
供たちはこの風変わりな少女を主人公にした物語を聞きたがります。Gooney Birdは、こ
れは絶対ほんとのことよ、と言って自分のことを語り始めます。
小学校低学年向きに、物語とはどんなものなのか、どのように作られるのかを語っ
た作品のようです。誰にでもその人自身の物語があるんだよという作者のメッセージが伝わってきます。
〇Harry Potter and the Sorcerer's Stone
ついこの間まで、UK版ではPhilosopher's Stone だということも知らなかった私です。
映画のRonが好きなので、チェスのシーンでは思わず「えらいぞ!」とほめてあげたくなり
ました。
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