[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(00:03)]
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お名前: 道化師
投稿日: 2004/1/31(04:41)
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こんばんは、Julieさん。道化師です。
"Julie"さんは[url:kb:212]で書きました:
〉Julie です。1月25日に300万語(3ミチル)通過しました。やったー!
〉300万語でまたひとつ成長するときいているので、なんだかとってもうれしいです。
いいなぁ、いいなぁ、300万語。おめでとうーー!!
多分、そろそろだろうなぁって予想はしてたのに、二日間も読み逃していました。
(Julieさんが、どれくらい読んでいるか予想するのが、趣味だったりして。笑)
私は、ここ数ヶ月、読めば面白いのに、なかなか読めない「停滞」にはまって、
遠くに置き去りにされてしまったなぁ。
(多読の停滞と言うより、本を開くのが億劫な季節なんです。)
で、「友あり、遠方に去る」な訳です。
あっ、勝手に「友」呼ばわり失礼。
でも、同じ中央線組だし、ほぼ同期の桜だし、いいですよね?
〉レベル0 7冊(絵本1、HLR1 3、HLR2 3)
〉レベル1 14冊(絵本3、HLR1 1、HLR2 3、ICR2 3、Rookie 4)
〉レベル2 21冊(絵本1、ICR3 3、OBW2 2、PGR2 1、児童書14)
〉レベル3 22冊(絵本9、SIR4 2、PGR3 3、児童書7、一般1)
〉レベル4 16冊(OBW4 2、MGR4 2、児童書11冊)
〉レベル5 3冊(OBW5 1、児童書2)
〉レベル6 1冊(児童書1)
〉レベル7 1冊(児童書1)
〉レベル8 2冊(一般2)
〉合計 87冊
相変わらず、満遍ないですなぁ。
やっぱり志の高さが違う。
〉こうしてみると意外とレベル4が少ないですねー。
〉すごくいっぱい児童書読んだ気がしたんだけど。
〉GRは11冊。たまにレベルの確認をしたくなったときや
〉大人向けの話が読みたいときに読みました。
そう言えば、GR読みだったはずなのに、最近GR全く読んでいない・・・。
〉読み心地としては、レベル3はフツーになりました。
〉たまにキリンすると気持ちいいです。
〉アップアップするのは当然と思ってるので、快調に飛ばしてます。
〉逆に、今のレベルの4を読んでるほうが、欲が出て飛ばせないかも。
レベル3がフツーって言うのは、解らない所が無いって言う感じの事ですか?
〉以下、ものすごーく長いです。ヒマな方だけどうぞ。
暇でなくても、読みますとも。
(いや、暇なんです。笑)
〉■サッカー
〉Holes レベル7★★★★★
〉Someday, Angeline レベル4★★★★★
〉Dogs Don't Tell Jokes レベル4★★★★★
〉Johnn's In the Basement レベル4★★★
〉There's a Boy in the Girl's Bathroom レベル4★★★★★
やったぁ。これで、Julieさんに、やっと私の読書感想文が読んで貰える。
それこそ、本当に長いので、暇な時に読んでやって下さいね。
〉■ダール
〉Charlie and the Chocolate Factory レベル5★★★★
〉難解だと思っていたら、こんなぶっ飛んだ話だったとは…。
〉ダール慣れしてない私にとっては、Holes より読みにくかったです。
〉楽しいことは楽しいんだけど、煙にまかれた感じ。
私は前半の「貧しいながらも健気な少年」話の部分の方が、良かった。
〉くやしかったので、50万語強読んでから再読
〉(注:私は和書でも再読好き♪)
私は、和書でも再読嫌い♪
ひたすら風呂敷を広げ続ける感じなんです。
で、何がくやしかったんです?
私はダールって、ちょっと読者をなめていると言うか、馬鹿にしているというか、
そんな不遜な匂いを感じてしまいました。
〉お風呂の中で音読したら、とっても楽しく、
〉こんな話だとわかって読めば、ぶっ飛び具合も心地よし。
お風呂の中で、音読しているJulieさん・・・想像の世界(笑)
(あっ、また想像なんてせんでいいって、怒られるぅ)
〉Esio Trot レベル3★★★★★
〉The Twits レベル4★★★★★
待機中です。
〉The Vicar of Nibbleswicke レベル4.5★★★★★
〉どうやらダールの中で好き嫌いが分かれるものは、私は好きらしいです(ほほほ)。
〉可愛い絵本の顔してますが、しっかりダール。結構、単語が難しいので要注意。
僕もこれは好きでした。チョコみたいに変にしみじみさせられて、
期待を殺がれるよりは、こういう方が良いなぁ。
〉Matilida レベル6★★★★★
GRは読んで、こっちは待機中。
映画も見たし、やっぱり次はこれかな。
〉Darren Shan #1〜3
この3冊も待機中。先日の吉祥寺オフの時に、ちょっと時間があったので、
パルコブックセンターの洋書コーナーを覗いたら、
なんとこの三冊の合本が出てたんです。
合本の方が安いし、カッコ良かったと後悔しきりなんです。
(見栄張りの道なもんで、笑)
〉不幸本 #1
これも、またまた待機中。
やっぱり、この装丁は素敵ですよね。
巻が進むと、ハリポタのように厚くなって、見た目は益々良くなりますよね。
中身はどうか知りませんが・・・。
〉貸し出し中の本が出てこないと思った方、ごめんなさい。まだ読んでます。
〉レベル4が立て続けに読めるほどじゃなくて、間にいろいろ挟まないとダメなの。
〉もう少し貸しておいてください。
私も・・・。
〉■思うことなど
〉さて、大人向けの本を読んでいて、わからないところは、まったく別の話を考えたり
〉まったくの霧の中だったりしました。
〉でも、自分が中学生の頃を考えると、大人向けの本はそうやって読んでいたのだし、
〉読んでるうちにだんだん見当がつくし、辻褄が合わなくなれば考え直すし、
〉別の話を創造(想像)してても、まったく構わないという妙な自信がつきました。
その通りですね。賛成です。
先日、新年オフの時に少し話しましたが、
結局読書は著者の書いた文章に沿って、
自分の心の中を読んでいるのだと思います。
ただ新規の情報を摂取するばかりじゃ、決してない。
もっとも、書いてある文章にどう沿って行くのか、
自分の心の何を読み取らせてくれるのか、
そこにある文章の可能性を最大限に引っ張り出したいと思って、
その為に著者の頭の中にある「構造」を気にする所が、
私のいけない所のようですが・・・。
でも、私の心の中が単線でないように、
著者の心の中も決して単線では無い訳です。
それが文章という形式に当てはめられた時に物理的な制約を受けて、
単線な形として私たちの前に現れているだけで、
その表現されている中身は複線、複々線、いや、立体交差的だと思うのです。
だからこそ、酒井先生が「快読100万語」で書かれたように、
知らない単語が何割もあっても、
なぜか分かってしまう多読の不思議があるのだと思います。
つまり、単線でないから、「未知の単語」「意味不明の文」
という障害物があっても、通り越していける。
音声だけの文明から、文字の発明によって飛躍的に文明の進歩があったのも、
文字によって、この立体的な構造が伝達可能になったからだと思うのです。
例えば、ラジオで朗読の番組などがあって、たまに聴くことがありますが、
大して難しい文章でもないのに、浪曲や講談や落語に較べて、
今ひとつしっくり心に入ってこないのは、
本の文章には、朗読では表現出来ない、
こういう立体構造があるからなのだと思います。
逆に音声伝達を主に考えられた落語、講談、浪曲等は、
演者の声の強弱、リズム、速度や
その伝達形式のパターン化によって、単線的なものに立体感を与えますし、
それが演者の「芸」という事になります。
また、筑前琵琶による平家物語の弾き語りなどは、
かの有名な冒頭の一節だけで、30分以上かけて語ります。
これは、超遅い速度によって、聞く者に表現されている内容を
立体的に把握させる為だと思われます。
和歌の朗読も、お正月の歌会始めを見ると、すっごく遅いですよね。
私が、「多読」という方法論と、Lと言う方法に齟齬があるのではないかと、
若干の危惧を抱くのも、まさにこの点にあるのです。
勿論、「本を読む」のではなく、「英語を学ぶ」為ならば、
Lが絶対不可欠なのは言うまでもありませんが。
ただ、「多読」というメソッドは、「英語の学習」を通り越した所にある、
「本を読む」事を可能にさせる所に魅力があるという気がしてならないのです。
と、口が滑った、いや、指が滑りました。
全然、お祝いと関係ない事を書きました。失礼。
こんな事は、自分でスレッドを立てて書けば良いのですが、
なにせ単純細胞な反応という形しか取れないものですから、
お許しあれ。
結局言いたいことは、Julieさんの言うとおり、
「著者の心の構造と私の心の構造が、どう同調し新しい和音を奏でるか」
が面白いと言う事です。
〉もっとたくさん児童書を読んで、大人の世界も垣間見ながら(?)、
〉思春期を迎えたいと思います。
そうか、Julieさんは、今、思春期だったのかぁ。
だから、あんなにいっぱい18・・・。
〉長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
〉4周目いってきまーっす!
お先にどうぞ、いってらっしゃーーい!!
私もどうやら、おんなじような本の道筋でえっちら付いていきます。
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