や、や、やっと200万語通過しました。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(15:10)]

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[報告] 2250. や、や、やっと200万語通過しました。

お名前: あんに
投稿日: 2004/6/14(20:06)

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ご無沙汰しております。

やっと200万語通過しました。途中、仕事があまりにも忙しかったり、他の趣味に時間をとられたりしてなかなか読み進めない時期もあり、100万語から13ヶ月かかってしまいました。
100万語から200万語までに読んだ本は77冊、そのうちGRが29冊でした。

児童書はMarvin Redpost、Darren Shan、Full House Michelleなどのシリーズものなどなどです。書評に入っていない本で面白かったものを文末に書きました。かなりご無沙汰しているうちに、書評システムが変わっている!、YLの基準もよくわからないのでちょっと勉強してから書評にアップしようと思います(今度こそ)。

100万語ではレベル2が超快読、レベル3が快読、レベル4がやや快読でしたが、現在はレベル3が超快読になり、確実にレベルアップしています。念願のNarnia(ライオンと魔女)にも手を出せました(ちょっと難しかったですが)。

シャドウィングは10ヶ月あまりサボっています。なのに聴く方にも多読効果がありました。最近、久しぶりにVOAのSpecial Englishを聴いたらほぼ聞き取れるようになっていたのです。以前は一語一語を追うように聴いていたのですがかたまり聴きが出来るようになったみたいです。
また、友人から「こうぶん漬け」(ディクテーションソフト)が良いと勧められたので、試しに体験版をプラトのサイトからダウンロードしてやってみたところ、9割は一回で聞き取れました。驚いたことに、日本語の意味を知らない単語でもスペルを間違えずにタイピング出来るのが多かったです。ソフトには約800の例文があるそうですが、それを聞いて「たった800?」と思ったのも多読の影響でしょうか。私は購入しませんでしたが、ゲーム感覚でシャドウィングとディクテーションができるのはちょっと楽しいかも。

ディクテーションは音声と文字を結びつけるのには有効な方法だと思います。でも紙に書くのは時間がかかるし、CDプレーヤーなどの操作も面倒くさい、などなどの理由でなかなか続きませんでした(やった分だけ効果は感じるんですが・・・)。「こうぶん漬け」のようにパソコンでタイピングできれば続くかも、と思いディクテーション用のフリーソフトをVectorで探してみました。世の中なんでもあるんですね。幾つかある中から「ディクテーション支援ツール Ver 1.0」というのを入手しました。とてもシンプルなソフトです。mp3ファイルを再生する事ができ、一時停止や少し巻き戻しの操作がファンクションキーでできます。タイピングが速くできる方ならシャドウィングしながらタイピングすることも出来るかも(シャドウタイピング?)。

以下、オススメ本紹介です。
■ I was a Rat! (P. Pullman) Lev5 28000語 (再読しました)
ある夜、靴の修理屋と洗濯屋の老夫婦の家にお小姓の制服を着た少年が訪ねてきます。
少年は老夫婦が名前を聞くと「ない」と答え、歳を聞くと「三週間」と答え、あげくのはてに"I was a Rat!"と言います。そして「ぼくのことはメアリー・ジェーンが知っている」と言うのです。その少年はスプーンの使い方も知らず、シーツや枕ををズタズタに食いちぎり、鉛筆を食べてしまう、など周囲の人々を面食らわせます。少年にとっては当たり前のことなんですけどね。ちょっと前までねずみだったんですから。人の悪意を知らない少年は騙されたり利用されたり、人間社会の中で次々とひどい目にあわされてしまいます。
メアリー・ジェーンとは誰なのか、少年はなぜ"I was a Rat!"と言うのか、少年はどうなっちゃうんでしょうか・・・。
注意)邦訳が出ていますがタイトルを読んだだけで物語の面白さがぶち壊しになるので、邦訳は探さない方が良いです。

■The Curious Incident of the dog in the night-time (Mark Haddon)
 Lev5 60000語
クリストファーは数学については飛び抜けた才能を持っていますが、人と接するのが苦手(苦痛)で黄色と茶色が大嫌い、非常に論理的に思考し、物事を曖昧にごまかすことを受け入れられません。年齢は15歳で、母親が亡くなってからは父親と二人で暮らしています。彼はある日、近所のMrs.シアーさんの家の庭で、シアーさんの飼い犬ウェリントンが無惨な姿で殺されているのを発見します。クリストファーが殺された犬を抱いていたときにシアーさんが現れ、クリストファーは犬殺しの疑いをかけられてしまいます。真実を追究すべきだと考えたクリストファーは犯人探しを始めます。そのために彼は苦手なことや苦痛なことを論理的解釈を駆使して乗り越えて行きます。そして真犯人が分かった時、彼は新たな恐怖と苦痛と困難に立ち向かうことになります。

本の裏表紙にはクリストファーはアスペルガー症候群だと書かれています(多分、文中には書かれていませんでした)。本文は「クリストファーが書いた記録」なので、色々な事柄に関して論理的にこと細かに書かれています。それ故にとても読みやすいです。難しい単語も少ないのでLev3くらいでも十分読めるかもしれませんが、クリストファーの思考を追ってこそ面白い本なので飛ばし読みには向きません。という訳でLev5です。また、UK版とUS版が出ていますが、UK版の方が文字やレイアウトが良く読みやすいです。私は「数学的に好きな数」があるのですが、これがクリストファーと共通だったのがとても嬉しかったです。理系の方にはかなり共感できるところが多い本だと思います。

多読学会が出来たんですね。すご〜い&びっくり。
ではまた。


▼返答


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