[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(08:42)]
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お名前: sak
投稿日: 2004/5/15(14:09)
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多読をされている皆様、初めまして。
この広場へは初めてのsakといいます。よろしくお願いします。
掲示板デビューは5月7日にしたばかりですが、
多読は、去年の6月12日から始めました。
報告をナマケてまして、いきなり400万語なんですが、とても長いので、
興味のないところは、どんどんとばしてください。
(本来なら、4回分を1回ですまそうというのですから)
★多読を始めたときから、今まで目次のあたりに、レベル・総語数・
読み始めの日と読了日を書き込んでいますが、記録は、面倒で最初の頃
つけてませんでした。
7月25日に、本もたまってきたし、どのくらい読んだのか
ちょっと気になって読んだ本の語数を全部(家にあった本のみ)
足してみると、約41万語。再読した分はしっかり数えましたが、
再々読の分は迷って、足したり足さなかったり。一貫性がない(汗)
このとき、語数を計算するのがすごく大変だったので、
この後は、語数だけはきちんと、記録するようにしていきました。
(それでも、図書館と立ち読みの分は足し忘れたり)。
100万語通過報告をするつもりだったからです。でも、まとめるのが面倒で、結局しませんで……。
書名とレベルは150万語になるまで記録したりしなかったりですので、
0〜150万語、150万語〜300万語、300万語〜400万語で分けることに。
100万語単位で統一されてなくて分かりづらいかもしれませんが、参考ということで。
★特徴
1,再読が多い。L.2以下で自分の持っている本は1冊以外すべて再読(109冊)
L.3・4の本も、きちんと把握してませんがかなり再読している。
2,日本語で読んでる本が多い。
★ 0〜150万語 (達成日 '03.9.27)
L 0 1 2 3 4 5 6 7
GR 10? 16 20 16 10 0 0 -
絵本・児童書 12? 18? 33? 39? 40 0 0 0
計 22? 34? 53? 55? 14 0 0 0
※おおよその数字です。また、再読本の冊数は含めてません。
ここは、だいたいこんな感じということで。
★ 150万語〜300万語(達成日 '03.12.31)
L 0 1 2 3 4 5 6 7
GR 0 0 1 4(3) 2 5 0 -
絵本・児童書 0 0 2 17(7) 16(5) 15 3 0
計 0 0 3 21(10) 18(5) 20 3 0
※()内は再読数。心を入れ替えました(笑)ので、記録がきちんとしてます。
★ 300万語〜400万語(達成日 '04. 4.29)
L 0 1 2 3 4 5 6 7
GR 1(1) 0 0 0 1 4(3) 0 -
絵本・児童書 2(1) 6(4) 11(2) 12(3) 8(2) 9(3) 5(1) 1
計 3(2) 6(4) 11(2) 12(3) 9(2) 13(6) 5(1) 1
★ 面白かった本・印象に残った本など
§GR (特に面白かった本のみ。他にも面白かったのはたくさんあるのでが、
それらを書いていくとすごい数になるので)
*Death in the Freezer(OBW)L.2 1行目で話の中に引きずり込まれた!
*Chemical Secret (OBW)L.3 読んだGRの中で一番面白かった!
*A Christmas Carol(OBW) L.3 ああ、Scrooge !
*Information Technology(OFF)L.3 知らないことが多く、興味深かった!
*Dolphin Music(CER) L.5 ラスト、悲しく、美しい!
§絵本・児童書(こちらも、厳選して書きました。それでも、長くなってしまいました)
※絵本のほうはコストが高くてあんまり読んでません。でも、これからは、
ブッククラブでたくさん借りて読もうと思ってます。
*Frog and Toad Series(4) L.1 (by Arnold Lobel) ※()内の数字は冊数
大好きです! 英語では一番繰り返し読んでいる本。
300万語を達成した直後の今年のお正月、L.5以上の本はどれも、
読めそうにない気がして(壁にぶつかっていた)、易しい本を
再読しようと本棚を物色したときに、これが目にとまり、またまた、
再読して元気をもらいました(^^)。
*The Little House L.2 (by Virginia Lee Burton)
Little House の表情がよく描かれているので、Little House の気持ちに
なりきって読んでしまいました。最後はほっとするすてきな絵本です。
*Full House Michelle (6) L.3
Stephanie (3) L.3
Sisters (3) L.3
以前、テレビで放映してたとき、大ファンでVTRに撮って見てました。
Michelle を読んだとき、懐かしくて音声を英語にして見てみました。
でも、ほとんど聞き取れず、結局日本語で見ました。やっぱり、面白い!
(いつか英語でもっと聞き取れるようになりたいです)
因みに、100万語の通過本がMichelleの "How to Be Cool "
*The Worst Witch L.3 (by Jill Murphy)
失敗ばかりしているMildred。ん〜、かわいい。
実は、この本は、100万語通過直後に読み始めたのですが、一文が長くて、
一章で読むのをあきらめた本。面白そうなので読みたいけれど、
あの文の長さを思うとなかなか読む気になれませんでした。
(日本語でも一文が長いのはあまり好きじゃないので)
270万語くらいの時、ようやく読みましたが、L.5を読んでいたので、
さすがに易しく感じました。(それでも、やっぱり一文が長いのは苦手だなぁ)
でも、続編、読もうと思ってます。Mildredがかわいいから。
(続編も同じように、一文、長いのでしょうか?)
*Sarsh,Plain and Tall L.3 (by Patricia MacLachlan )
ものすごいドラマがあるわけじゃない。でも、心に残ります。
静かな語り口の文が染み込んでくるのです。
続編も読むつもりです。
*The Wizard of Oz L.6→L.4 (読んだ後でレベルが変更に) (by L.Frank Baum)
大好きなお話で、日本語で絵本から原書の完訳までいろんなバージョンで読んできました。
L.4 を中心に読んでいたとき、とても、読みたくなり、大キリンと思って読みました。
すらすら読めて嬉しかったです。L.4でも、これより難く感じたものがあったので、
やっぱり、親しんできたものは読みやすいと思ったのですが、
L.4 が妥当だったんですね。L.6 が読めたと思っていたので、
そこはちょっと、がっかりでした。でも、L.6 がこんな易しいわけないですね。
*The Year of Agnes L.4 (by Kirkpatrick Hill)
1948年当時、アラスカのいなかの学校に赴任してきたMiss Agnes は、
それまでの先生とは違っていました。彼女の教え方も独特で、
子どもたちは、勉強する意義や楽しさを体感していきます。
子どもたちだけでなく大人たちとの触れあいもすばらしいです。
当時のアラスカの様子なども描かれていて、それも興味深かったですが、
こちらのほうは、知らない単語が多くてどれだけ理解できたか…。
*There's a Boy in the Girl's Bathroom L.4 (by Louis Sachar)
一番泣いた本です。最初はBradleyの気持ちが痛々しくて泣き、Carlaが
登場してからは、彼女の言葉に泣いてしまいました。
*Tales of a Fourth Grade Nothing L.4 (by Judy Blume)
Fudgeのはちゃめちゃ振りがすごい! なんでもPeterのまねをしたがるし、
Peterはやりきれない思い。最後の章のFudgeの行動には唖然。
この前の相談会の時に、続編をしおさんに教えていただき、アマゾンに
注文しました。読むのが楽しみ。しおさん、ありがとうございました。
*Coraline L.4 (by Neil Gaiman)
Coralineは、引っ越しした家で、秘密のドアの向こうに住んでいる
自分の父母にそっくりのボタンの目をしたもう一人の父母に出会う。
最初は優しかったボタン目の母がだんだん変わっていくようすは不気味。
Coralineは、このボタン目の母に捕らえられた自分の本当の両親と
昔に魂を奪われてしまった子どもたちを救う決意をするのだが……。
読んでいるとき、とっても不思議な感覚に包まれました。
文体のせいかなとも思うのですが、わたしの英語力でそこまで
感じ取れるのかどうか疑問なので、いまいちよく分かりません。
でも、挿し絵はこの文体によく合っている感じがしました。
*Walk Two Moons L.4 →L.5 (by Sharon Creech)
続きが知りたくて、ページをめくる手が止まりませんでした。
私の知らない単語がけっこうでてきて、とばし読みしたところもかなりありますが、
それでも、面白かったです。(再読したいと思っている作品)
主人公のSalamancaが祖父母と一緒に、家出した母を捜すため、
母の足跡をたどりながら旅をするのですが、旅の最後でわかる事実に、
そうだっだのか、このことを確認する旅だったんだと気づかされました。
構成も3層になっていて、よく練られ工夫されています。
*Deltora Quest Series (8) L.5 (by Emily Rodda)
The Sadow Lordに奪われたDeltoraを守る魔力を秘めた7個の宝石。
それを取り戻すための探求の旅の話。# 8 ではあっと驚くことが……。
はらはらどきどきスリル満点。展開も速いし、文句なしに面白い!
多読を始める前、日本語訳で読んでいたのですが、続きが出るのが
待ちきれなくて、英語が出来たら待たずに読めるのに〜って思った本。
200万語の通過本がこのシリーズの"The Shifting Sands"(#4)
*Deltora Sadowlands Series (3) L.5 (by Emily Rodda)
Quest の続編。こちらも同じような感じの面白さ。とはいえ、私にとっては、
知らない単語がとても多くて、よく分からないところもけっこうありましたが。
*Rowan Series (3) L.6 (by Emily Rodda)
Deltoraと同じ作者の本。こちらのほうが、対象年齢は上かな。
Rowan の悩みや心の葛藤などの内面が描かれているので。
はらはらどきどき度は、Deltoraのほうが大ですが。
L.6ですが、私にとっては、L.5 の Darren Shan より読みやすくて
(どちらも、日本語訳を読んでます)、作家との相性を考えました。
Deltoraも好きだし。因みに、300万語通過の本が"Rowan and the Zebak"
*The Giver L.6 (by Lois Lowry)
この本は、多読を始める前、日本語訳を読みたいと思いながら、
なかなか読めないでいた本。
未来世界、Jonas の住んでいる社会では、すべてが統制されていた。
激しい感情の発露も禁止されていて、たとえば、like は使っていいけど
love は使ってはいけない。12歳で子どもは皆、一生の仕事を与えられる。
Jonasの仕事は、The Giver と呼ばれる老人から、統制される以前の世界の
記憶を受け継いでいくこと。この記憶を受け継ぎ始めてからJonasは、
それまで知らなかった鋭い感覚や深い感情を味わっていく。
この新しく知った感覚や感情を誰かと共有し共感し合いたくてもできず、
Jonasの孤独感や悩みが増していく。そして、1年後、Jonasは……。
ラストは、初めはよく分からず2回読みました。この結末でいいのかな〜と
思わなくもなかったですが、でも、作者は決して安易な結末にしていません。
人間が人間らしく生きることって? 本当の幸福とは? など
いろいろ考えさせられる内容でした。
*Charlotte's Web L.6 (by E.B.White)
子豚のWilburへの蜘蛛のCharlotteの献身的な愛が胸を打ちます。
ずいぶん昔なのですが、この話のことは全く知らずに、映画を見て感動し、
漠然と、いつか英語で読めたらなあと。やっと、読めました。
*Anne of Green Gables L.7 (by Lucy Maud Montgomery)
私が読むのを試みた一番最初の原書。
高校の時の愛読書だった「赤毛のアン」。何度も繰り返し読むうちに、
原書を読みたくなり、英語は得意じゃない(辞書を引くのが大嫌いだった)
のに手を出し、わずか2ページで挫折した……思い出の本。
◇Jacqueline Wilson
6冊読んでいてどれもいいのですが、ここでは、私が多読をする上で、
一歩前に進めるきっかけとなった本を2冊あげます。
*Cliffhanger L.3→L.4
それまで私が読んだ本の中で一番知らない単語が多かった本。
その分、とばし読みも多かったのですが、とても面白く読めて、
声を出して笑ったところも。
Tim がどことなくユーモラス。彼は真剣なんでしょうけど。
読後に、こんなに知らない単語があってとばして読んでも、
面白く読める本ってあるんだなあって、感動した本。
それまでは、とばし読みが下手で思い切ってとばせなかったのですが、
この後、安心して(笑)とばせるようになりました。一歩前進。
*Dustbin Baby L.5
まだL.5の壁にぶつかっていなかったときに読んだ本。
分からない単語はたくさんありましたが、Aprilの過去が気になりどんどん読めました。
Aprilの気持ちも伝わってきて、泣きました。英語で読んだ本では
二番目にたくさん泣いた本。(たぶん)
その後、L.5の壁にぶつかり、日本語で読んだ本以外、L.5以上の本は、
読めそうもない気が……。
ここまできて挫折する(それまでのように)とは思いませんでしたが、
気持ちがかなり落ち込みました。そんなときに、思い出したのです。
あ、Dustbin Baby は日本語で読んでなくても読めた!
それで、Jacqueline Wilson の本だけは、日本語で読んでなくても
読めるかもって、ちょっと自信が。(他の本については、やっぱり、
読める気がしなかったですが)
◇Seriesもの
個々に感想を述べると大変なので、気に入っていてこれからも続きを
読んでいきたいと思っているもののSeries名だけあげます。
L.2 Marvin Redpost ; The Zack Files ; Nate the Great ; Amelia Bedelia
L.3 MTH ; Magic School Bus ;
L.4 Animorphs ; The Secrets of Dreen ; The Ink Drinker (etc.)
★雑感
初投稿の広場で、通過報告を書きますと宣言してから、一週間。
この間、決してナマケていたわけではありません(本当?)。
もっと、簡単に書くつもりでしたが、本のタイトルを見ると、読んだときの記憶がよみがえり、
いろんな思いがあふれ(やっぱり本が好き)、つい、その思いにひたってしまい、
キーボードのほうにはたびたび閑古鳥が……。(← やっぱり、ナマケてる……)
また、そういう思いを書きたい気持ちでいっぱいになりましたが、
全部書くと、ものすごく長くなってしまうので、取捨選択に時間がかかってしまいました。
取捨選択するということが、すごく難しい人なのです。(捨てがたいものがいくつもありまして〜)
以上、言い訳でした。
今さらなんですが、「辞書を捨てれば、英語は読める」って、ほんとうですね。
自分の経験からちょこっと。
多読前、辞書を引き引き訳しながら読んでいたときは、どんなに時間があっても、
一日、2時間が限度でした。それ以上は、心身ともに受け付けなかったのです。
どんなに面白くて続きが気になっても、です。
でも、辞書を引かない、日本語に訳さないを実行して読み始めてみと、
(最初の頃は辞書を引いたり、いつのまにか日本語に変換してた事もありましたが)
何時間でも読める感じです。夢中になって読んでいると、2時間なんて気づかないうちに
過ぎてます。(日本語の本を読んでいるときもそうなんですが)
えっ! もう、こんな時間ってびっくりすることもたびたびです。
多読前、辞書を引きながら読んでは、挫折を繰り返して、
もう、英語で読むのはあきらめようと思っていたのがいたのがウソみたです。
酒井先生、多読の普及に尽力をつくされてこられたみなさま方、
掲示板や書評でいろんな情報を教えてくださったタドキストのみなさま方に
この場を借りて、感謝のことばを。
どうもありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いいたします。
★ここまで、読んでくださった方、お疲れ様でした。
(ふうっ、疲れたというみなさまの声が、パソコンの画面から聞こえたような……)
そして、ありがとうございました。
では、これからも Happy Reading!
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