私も今ごろですが

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1533. 私も今ごろですが

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/4/16(23:32)

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秋男さん

11,111,111
おめでとうございます。(コンマをつけるとわかりやすい)
人がネット落ちをしている間に○○のいない間に…とばかりに羽根をのばしてらっしゃったようで、私もまあ今さらレスつけても遅いし、見ない振りをしてやり過ごそうと思っていたのですが…。
でもおもしろそうな話題が広がっているのでやっぱり黙ってられなくなりました。

〉〉そうですね。日本の場合は、親兄弟・親戚・知り合い等、なんというか世間
〉〉に対して「ひとつよろしくおねがいします」って感じですね。
〉〉欧米のキリスト教徒の方は、ひとりひとりが直に神様に向き合っている感じでしょうか。

「結婚」に関してそんな意識の違いがあるなんて驚きです。でもそのアメリカ人は間違ってると思う…。結婚はキリスト教独自ものではなくて人類普遍に行われているものだから。
指輪の交換は古代ローマが起源だと聞いたことがあります。うろ覚えで、しかもローマがキリスト教を公認してからかその前からかもわかりませんが、でもローマではキリスト教を受け入れる前から「結婚」はあったはずです。古代エジプトとか、古代中国とか、キリスト教に関係のないところでも「結婚」はありました。
日本語の「結婚」という言葉は中国の漢字から来ています。「婚」は「昏」すなわち昔は日暮れに婚礼を行っていたから、婚姻を結ぶという意味の字ができたそうです。
 
〉 名前と苗字の順番も関係あるのかなー、と思ったり・・・
〉 つまり、欧米では、「あなた個人が何者であるか」がまず問題となるけれども、
〉 日本だと「どこの家の者か」が問題になるという・・・

〉 
〉 そもそも、何かを示すときに、英語だと小さいところから大きくなるけれど、
〉 日本語だと大きいところから始まって小さいところへ。 郵便の宛名とか。

〉 宗教とは関係ないか・・・
〉 

姓名の順番や住所の書き方は、以前はたと気がついたことがあります。
それはジュディ・ガーランド主演の「スター誕生」という映画を見たとき。多読前でしたから字幕が頼り。
ジュディ・ガーランドは芸人一家の娘。そこで歌います。

トランクの中で生まれたの。
どこそこの劇場の楽屋、どこそこの町、どこそこの州…

と、だんだん小さいところから大きいところへ。
字幕は場所が出てくる言葉に合わせて出てきます。
そこではたと思い当たりました。
これはもしや住所の書き方と同じではないか。もしこれが紙にかかれた文章なら、日本語に訳すと逆になるんじゃないか。
「どこの州のどこの町、どこの劇場の楽屋のトランクの中。」
というふうに。

つまりこれらの言葉は関係代名詞で結ばれているのです。
関係代名詞は日本語に訳すと逆になります。
住所の書き方は実は関係代名詞的発想だったのです。

ですから姓名も
日本なら「○○家の××」さん、になりますが
欧米では「××、(that)○○家」ということになるわけです。

マザーグースの「ジャックの建てた家」もそうですね。日本語と英語では順番が全く逆。

日本語訳なら
これはジャックの建てた家にねかせたこうじを食べたねずみを殺した猫をいじめた犬を…。

英語では
これは犬。(その犬は)ねこをいじめた、(そのねこは)ねずみを殺した、(そのねずみは)こうじを食べた、(そのこうじは)家にねかせた、(その家は)ジャックが建てた

というわけです。

ところで、知らない間に私と秋男さんが幹事ってものになってるんですが、わかってます?

それでは…。


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