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お名前: しお
投稿日: 2004/4/12(08:07)
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秋男さん、おはようございます。しおです。
しばらく掲示板を離れていたので、お返事が遅くなりすみません。
〉 日本でも神式とか仏式とかありますけど、神様仏様に対して、あと戻りできないことを
〉 誓約するという意識よりもむしろ、親きょうだいや親戚や知り合いに対して
〉 「結婚しますんでよろしく」という意識が強い。(欧米でもそうかな・・・)
〉 神様とかいうより、人とか社会に対してどう見えるかということのほうが
〉 問題になっている感じがしますね。(例の「罪の文化・恥の文化」ということになるか。)
そうですね。日本の場合は、親兄弟・親戚・知り合い等、なんというか世間
に対して「ひとつよろしくおねがいします」って感じですね。
欧米のキリスト教徒の方は、ひとりひとりが直に神様に向き合っている感じでしょうか。秋男さんが書いておられた「欧米では、破綻してるからといっ
て離婚請求を認めるというふうにはなかなかなっていかなかった」という
お話、興味深く読みました。
〉 社会がどう考えてるかどうかが問題であって、規範に照らして正しいかどうかは問題とならない。
〉 日本国憲法に照らして正しいかどうかが議論にならなくて、事情が事情だから
〉 そんな憲法は変えてしまいましょう、という話になる。
〉 アメリカ合衆国でも憲法は改正する。しかし、「こういう事情だから」っていうんでなしに、
〉 「これが正しいから」という議論のバトルがあって改正される。
〉 その「正しさ」は、けっきょくのところそれぞれの信仰に帰着すると思う。
秋男さんが、以前書いておられたJean Fritsの"Shh! We're Writing the
Constitution"を買ったので、読もうと思っているところなんですよ。
「何が正しいか」という議論のバトルが垣間見られそうですね。
アメリカの子どもって小さいことからこのような議論を叩き込まれている
んでしょうね。
秋男さんに影響されて、Jean Fritsの本を他に数冊買ってみました。
読むのが楽しみです。
〉 ちなみに、rightは「権利」と訳されるけれども、「権利」だと、それぞれの
〉 したいこととか我欲みたいに見えるけれども、もとの意味はそうじゃなくて、
〉 まさに right 「正しいこと」。
そうか、そういうふうに考えたことなかったですね〜。
訳語で考えると、その単語のもつ広い意味を偏ってとらえてしまいますね。
〉 また東京へ参上することがあると思いますので、よろしくお願いします!
〉 (もちろん、大阪でもお待ちしてます!)
秋男さんが東京へ来てくださる機会があったら是非お会いしたいです。
それでは、また!
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