[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/22(10:43)]
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1年ぶりの投稿ですね…。
(もともと投稿したのは8月です。気になるところを見つけて訂正したら、訂正の日付(10月)に変わってしまいました)。
一応英語と中国語の本はちょこちょこと読んでいます。フランス語は止まっています。
前の報告で書いたように、段ボールに積読本がたくさんたまっていて、読む本に苦労しません。
しかし、それがなぜ「いまごろGR」になったかというと。
まずは事務所の引っ越しです。今まで私は周りの人に多読を勧め、事務所にもGRの最初のレベルとかSIRとかおさるのジョージなどのとっかかりになるような本をまとめて紙袋に入れて、読みたくなったら読んでねー、と置いておきました。しかし、興味がありそうなことを言ってもなかなか読み続ける人が出てきません。そこへ引っ越しをすることになり、私物はとりあえず全部持って帰れと言うことになりました。
で、私は段ボールをあさっているときに、もし多読をする人ができたら次のレベルの本も持って行けるように、出しておいたのです。仕方なく最初のレベルを持って帰り、他の本と並べておいたら…中を見て、「今ならすらっすら読めるんだろうな~」と思って開いてみました。そうしたら本当にかる~くすらすら~っと読めました。さらに、「次のレベル」として置いてあった本の中で「HenryⅧ and His Six Wives」が目に留まりました。昨年イギリス王室をテーマにした「King and Queen」展を見に行き、さらにイギリス王室の本を買って読んでいたので、もう一度読んでみようと思いました。これはOBW2です。そうしたらすらっすら読めました。さらに、OBW2で「Grace Darling」が目に留まりました。内容はほとんど忘れていましたが、イギリスで実際にあった海難事故の話です。助かるかどうかハラハラしてすら~っと読めちゃいました。
さらに、PGR3の「The Ring」が目に留まりました。でもどんな内容だったか全然思い出せません。なので、読んでみたくなりました。こちらもハラハラさせる内容ですが、恋人を失って正気をなくした男の真相がわかるまでで、複雑な事情や悲しい心情が描写されていて、PGR3のレベルでここまでの物語が書けるのか…と感心しました。
多読を始めた時、PGR0~2あたりはスムーズに進んだんですが、3になるあたりでしんどくなってきたような気がします。なので3あたりはがんばって、なんとか読んでいたんじゃないかと思います。それが、今では何のストレスもなくすらすら~っと読めるんですよ。そりゃ、今となっては当たり前と言えば当たり前かもしれませんが…。
でも、それでまたGRを読んでみようかと思うようになりました。
といいますのも、段ボールから発掘された積読本ですが、読んではいるものの「わからないところは飛ばす」を実践して読んでいるので、あちこちわからないまま終わっていたりするのです。飛ばして読めば読めるし、面白い本は面白いんですが、もうちょっとわかるようになりたいな…と思うこともありました。じゃあ、読めるようになるにはどうすればいいかというと、「すらすら読める本をたくさん読む」です。まさに多読の原点。
ということで、今度はGRの発掘です。しかも、どの本が面白くて、どの本があんまり…だったか今ではわかってます。なのでどれを読むか、についてもちゃんと選べます。PRG2~3あたりの名作ダイジェストは避けました。あんまりにもダイジェスト過ぎて「あれ?」と思うことがよくありますし、それなら「原書読んだ方がいいやん」と思うから。あとはサスペンスも、特に短いGR用に書かれたものは飽きました。単にハラハラさせて読ませるだけであんまり中身がないから。特にフランス語のGRでもそういうのがよくあったので、「もういい」という心境です。
そうなると、選ぶのはCERが中心になりました。オリジナルでよくできた内容のものが多いので。
そうしてCER2あたりから読み始めました。
本当にすらっすら読めます。
CER3に行ったら、これもすらすら読めます。
昔は2から3に上がるあたりってちょっと苦労してたような気がするんですが、今やほとんど差を感じないほどスムーズに読めます。
しかし、私が持っているGRは多読セットで買ったもの。そんなに多くはありません。一つのレベルについてそんなにたくさん冊数はありません。
それで…追加購入をしたいと思ってしまったのです。
アマゾンあたりで探すと結構高い。
でもいろいろ探してみたら、まあまあ安く買えるサイトが見つかりました。丸善なんですね。
[url:https://kw.maruzen.co.jp/nfc/featurePage.html?requestUrl=YF2020-2021_009/]
CERで面白そうなものをまとめて購入してみました。
PGRもOBWもレベルが高いと名作ダイジェストばかりになるんですよ。レベルが高くなって語数も増えるので、中身はもう少し充実してるかもしれませんが、むしろ本当に読みたい本なら、今なら原書を目指したいと思ってしまうからやっぱりパス。なのでCER。
そうして読んでいきますと、CER4ぐらいまでスムーズに読めました。そうして5まで来ました。そうしたら少し難しくなりました。といっても4までに比べてということで、そんなに飛ばすこともなく、ただ未知単語が増えたことや、速度が少々落ちるぐらいです。
それにしても、内容って忘れますね。
Just Good Friend(CER3)は「なんて女だ!」と思ったことは覚えています。でも細部はほとんど忘れていました。
Staying Together(CER4)は、完全に忘れていました。日本人が主人公の話があったなんて。…と思ったら、自分が書評システムでレビューを書いていたことを発見してしまいました。
All I Want(CER5)はこんなドタバタコメディだったとは思いませんでした。がんばって読んでいたのでそこまで感じる余裕がなかったのかもしれません。
High Life Low Life(CER4)はニューヨークの私立探偵の話。こんな話があったのも忘れてる…。ニューヨークの街の日常生活が感じられて、こういう話をもっと読みたいな、と思いました。そうしたら、上のサイトでレベルをまたいでシリーズになっていることを知りました。Inspector Loganみたいですね。シリーズ全部購入しました。
Windows of the Mind(CER5)は完全に忘れてますね…というか、内容が理解できなかったんじゃないかと思います。短編集で、オチがわからないとどうしようもないので。
新しく購入した本では
Next Door to Love(CER1)
隣の家の人と安易に恋に落ちる話…と思ったら、意外な障害が発生し、さらに意外なところに着地しました。
A Picture to Remember(CER2)
バイクの事故で、事故当時の記憶が思い出せないクリスティーナ。しかしそのことから危険が身に迫ります。そしてモネの絵が記憶に引っかかり…。
バイクに乗る時はヘルメットをかぶりましょう。
私立探偵Marleyの話も読みました。ハラハラさせるだけのサスペンスと違って、ニューヨークの街の雰囲気が感じられて、謎解きもそれほど複雑ではないもののまずます読みごたえがあります。
When Summer Comes(CER4)
ロンドンで働いている夫婦が夏のバカンスに出かけます。そこで出会ったコテージの管理人はいい人で、船も操縦するし、観光案内もしてくれます。夫婦二人で彼に好意を持ちますが、やがて妻の方の気持ちがそれ以上のものになり…?
終わり方が唐突で中途半端すぎて、「そこから先が重要なんじゃないの?」と思って消化不良。
Forget to Remember(CER5)
Janは認知症の母親の面倒を見ています。それがあまりにも大変で妹に助けを求めますが、妹は自分の生活のほうが大事。結局娘のCindyが手伝ってくれることになります。
これは今の時期に読んだらあまりにも身につまされました。
私の母は骨折してから要介護になり、認知症もあって、老人ホームに入っていましたが、誤嚥性肺炎で入院し、症状は落ち着いたものの結局弱って6月に亡くなりました。なので、こういう話を読んだらもう…特に後半は涙が押さえきれず…。
Cindyはいい子ですね。話の通じないおばあちゃんのために、誕生日に車いすでお出かけして…周りの人の親切が身にしみます。ここでもじーんときました。
ここまでくると、もうGRではなく一般の本を読んでいるような、しっかりとした内容です。しかも読みやすくて、介護生活が一体どうなるのかが気になって、どんどん進みました。
ここまでで15748004語になりました。
あとは5と6がいくつか残っています。
残り少なくなってきたなーと思って…今度は上のサイトからマクミランを注文してしまいました。やっぱり読みやすい本を読むのは楽しいです。なので届くのが楽しみです。
それではHappy Reading!
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