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お名前: 杏樹
投稿日: 2017/4/18(00:32)
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柊さん、こんにちは。
〉ボキャビルをしないと身につくわけがないと言う人までいるので、そういう本を見ると迷うのですが(学習法の本読むの、好きなんです)、でもよく考えると、なんとなーくで身についた単語が多い気がする。
文法を勉強しないと英語はわからないとか、ボキャビルをしないと単語は身に付かないとか、そういった従来型の勉強の常識をひっくり返したのが多読法ですので…。
やさしい本をたくさん読んでみると、辞書を引かなくてもなんとなくわかる言葉が増えていく、日本語の対応語ではないニュアンスやどんな時に使う言葉か、という感覚がわかってくる…多読をした人ならこの感覚はわかるはずです。
さらに、多読を進めていきますと、好きな本を好きなように読むようになっていきますので、自分が何が得意で何が不得意かわかってきます。
さすがにYL5~6以上になりますと多読だけではわからない言葉も増えていきますので、そんな時にどうするか…は、それこそ「自分の好きなように」選ぶことができるようになっているはずです。
英語の本を読んでわかることと、訳すことは別です。訳をしてわかっているかどうかテストするのは学校英語の世界です。
私は英語のニュアンスがわかるほど日本語と遠ざかっていくような気がします。英語と日本語の単語はあまりにもニュアンスが一致しません。日本語で説明できない言葉が増えていくほど、英語の理解が深まっていくような気がします。
あとは特定のジャンルの本を読んでいるとそちら関連の言葉が増えていきます。これこそボキャブラではカバーできないことだと思います。
私は一時期ヒストリカル・ロマンスをずっと読んでいて、最近はファンタジー関連の本ばかり読んでいます。なのでそちら関連の言葉はやたら覚えて、しかも現代は違うものの意味で使われているのに、頭はすっかり中世の騎士やファンタジーの世界。
saddleは馬の鞍ですし、shieldは盾ですし、helmetは兜。swordにはhiltとsheathがつきもの。spellは呪文。robeはドレス。馬に乗る時はmount、降りる時はdismount。
pageやsquireは日本に存在しないので、適切な訳語はありません。
結局好きな本を読んでいたら好きなジャンルの言葉ばかりが増えていく…ということで。
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