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13297. Re: fauree1924さま、ありがとうございます。
お名前: wkempff
投稿日: 2015/12/28(19:52)
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再度ご返信ありがとうございます。
本日、James Pattersonのクライムスリラー、1st to Dieを読了しました。すべてにシャロー、劇画を文章にしたような小説で、何も考える必要はない。25日に読み始め、2日くらいで読めるかと思ったら、4日かかりましたが、こういうのを読み飛ばすのもいいかもしれません。
どの程度理解しているか、ですが、相当に独りよがりに自分の読解の状況を評価すると、
・ビジネス書や軽いミステリーやスリラー 95%以上
・へヴィーなスリラーや文芸もの 8割~9割前後
という感じかと思っています。
ビジネス書や軽い小説に比較し、Dennis Lehane、Alice Munro、Kate Mortonは、濃密な情景や心理描写で息苦しく、なかなか大変でした。
世間的評価に従うと、私が読んだ本の中でもっとも難解とされるのは、2013年のブッカー賞作品、The Luminariesと思われます。英国の批評の中に、難解すぎて、買った人の1割も読み通せない、というのがあります。しかし、これは、わざと古語をふんだんに使い、時系列を故意にバラバラに崩し、20人を超える人物の複雑怪奇な関係を断片的に並べている、ある種の実験小説という側面があるので、パズルを解くように読むと、まあ、なんとかなるのです。単語だけは調べないとわけがわからなくなりますが。
自分としては、人間心理を深く描きこんだものが課題かも知れません。
音楽活動もさかんになさっているとのこと、尊敬、応援します。
年末の演奏会で、アルベニスのイベリアから2曲演奏し、心身ともにくたびれ果てて、それから、2週間ほど、ピアノから離れています。
しかるに、師匠からメールが来て、プロコフィエフの6番ソナタを強く薦められました。たぶん、体力的技術的に無理ではないかと思い、どいう返事したらいいか、悩んでおります。
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