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お名前: 杏樹
投稿日: 2015/5/6(20:40)
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スニフさん、こんにちは。
〉> やっぱり語族が違うからでしょうね。
〉インド・ヨーロッパ語族とひとまとめに言いますけれど、フランス・イタリア・スペインのラテン系の言語に比べると、英語は、半分はゲルマン系の言語が混ざった言語なので、ちょっと違うんですよ。
〉英語が複雑・不規則なのは、両方の言語系の複雑さが混ざっているせいだと思っています。
英語はゲルマン系です。ゲルマン語が二つに分かれて一方はドイツ語に、一方が英語になりました。
ただ、中世イングランドでは国王がフランス国王の臣下だったこともあって、宮廷ではフランス語が使われました。その時にフランス語の影響を大きく受けてしまったのです。
スペイン語とフランス語をやると、ラテン系としての共通点を感じますので、(だから両方同時にやると混乱する)、やっぱり英語は根本的にラテン系じゃないなと思います。
〉こういう、ある意味複雑な言語を最初に勉強しなくてはいけないのは、少しばかり不幸かとも思います。
複雑なのは綴りと発音の不規則性です。
これには理由があると読んだことがあるのですがうろ覚えで。たしか近世まではある程度発音に即していたのが、ある時期発音が大きく変化して表記の方がついていかなかったとか…。
他のヨーロッパ語に比べると、名詞に男性・女性(言語によっては中性)の区別がない、動詞が人称によって変化しない、ドイツ語のような格変化もない(一部名残はありますが)ので、むしろ単純・簡単な方だと思います。フランス語が世界共通語だった時代よりは習得しやすいのではないかと。
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