[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(19:27)]
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"snow drop"さんは[url:kb:13121]で書きました:
snow dropさん、こんにちは。柊といいます。
〉800万語通過しました。
〉それまで100万語読むのに半年位だったのが、
〉700万語を超えてから1年4か月かかって800万語に到達。
〉なんかスランプです。
〉年齢による目の衰えや 元々飽きっぽい性格が原因なのですが。
〉コージーミステリーだと長くて途中で飽きてしまうし、
〉(何冊途中で投げ出したことか・・・)
まあ、本によってはだれるかもしれませんねえ。私も先日来、1冊の推理小説を1ヵ月半ぐらいかけて読んではやめ、読んではやめしています。
〉児童書だと内容が子供っぽくてそろそろ飽きてきたり。
それは、英語力と日本語の精神年齢の差がありますからねえ。
〉週刊STだと内容が固くて、毎週だとちょっとキツイ。
〉英語もろくに出来ないのに、中国語や韓国語にも興味もってしまうし・・・。
私も、フランス語もスペイン語も中途半端なのに、中国語も韓国語も始める気でいます。始めちゃったらどうでしょうか? 「英語以外で多読を楽しむ」の掲示板を見ていると、皆さんそんな感じに見えます。
〉始めた頃の集中力は、どこに行ってしまったんだろう?
〉というような状態です。皆様は、こういう時ありませんでしたか?
〉経験談お聞かせ頂けると、有り難いです。
いつだったか忘れましたが、私も英語が停滞で苦しくて苦しくて「手痛い停滞」とか言ってました。この間、フランス語でも経験しましたけど。
その言葉がわかる有り難みが薄れてくると、知的レベルに合った物が読めないのが歯がゆくて歯がゆくて。まあ、高望みをする性格のせいですが、私は。確か、マンガで言葉は難しくないけれど、ストーリーが面白くて、日本語で読んでいないものを読んだら脱出しました。
〉最近久々にJudy Moodyを読んで、イラストが可愛いくて
〉気持ちが和んだので、このシリーズを読むことで次の100万語を
〉始めようと思います。
お気に入りができれば、いいですね。
というわけで(?)、歴史物なんかいかがでしょうか? 子ども向けの本でも、日本人はあまり知らないことが書いてありますし、Horrible Historiesシリーズなんかだと、子ども向けに書くかっ!っていうような毒の効いたジョークが楽しめます。何冊か立て続けに読むと、胃もたれするほどです。
あとは、ヒストリカル・ロマンスとかはいかがでしょうか? Julia Quinn辺りで、書評検索システムで好みの主人公を選べば、あまりだれることもなく、読めるかと思います。ペーパーバックの割りには、易しい方の作家ですし。
それから、Philippa GregoryのThe Boleyn Inheritance(邦訳「悪しき遺産」)などは、歴史好きでない人でも読みやすい感じで、歴史的知識がなくてもさりげなく教えてくれるし、ストーリーもメリハリが効いて読みやすいかと思います。長い割りに、あまり長く感じない。文章もややこしくないし、ベストセラーなのもわかるなという感じですね。
Kristiana Gregory, Carolyn Meyer, Kathryn Laskyの歴史物なども、子ども向けの割りには結構大人も楽しめる感じかなと思います。家族(義理含む)の確執や、歴史背景などに着目すると、子どもではわからない面白さがわかる気がします。
私が好きな作家はJean PlaidyとかMichelle Moranですが、長い上にちょっと専門的で、だれるかもしれません。あえてお薦めを挙げるなら、初めての方にはThe Captive of Kensington Palace (Plaidy), Cleopatra's Daughter (Moran)ですね。
適当に挙げてみましたが、日本語では読んだことのないようなものを読んでみるというのが、鍵のような気がします。私も日本語ではこんなに歴史物は読んでいなかった(今は読んでいる)し、恋愛物なんて読む気もありませんでした。恋愛物は、今でも日本語では読む気がしません。日本語で読む気のないもの、お薦めです。
あ、最後に。中国語に興味があって、ミステリがお好きならInspector Chenシリーズはいかがでしょうか? 私がだれているのはデビュー作ですが、Red Mandarin Dress辺りになると、スピーディーですし、何より、中国の習慣や、漢詩、孔子の思想などが次々出てきて興味深いです。著者は詩人でもあるので、漢詩の英訳はとにかく見事です。
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