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お名前: オレンジ
投稿日: 2014/4/18(15:38)
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〉皆さま、おはようございます。柊です。
〉3700万語も越えたことだし、辞書が要らなくなったら辞書を引けという話もあるし、と、大好きなタイタス・クロウを辞書を引きながら読んでみました。読んだのはThe Compleat Crow(邦訳・タイタス・クロウの事件簿、Brian Lumley/ブライアン・ラムレイ)です。まず、大分前にこのcompleatという綴りにひっかかり、辞書を引いて、completeの古い綴り方というのを知ったのでした。
3700万語おめでとうございます!!凄い。compleatってcompleteの事なんですね。勉強になります。タイタス・クロウって有名なんですか。知らなかったです。
〉まず、前書きから始まりました。タイタス・クロウはa psychic sleuthである、と書いてある。sleuthって何だ? お気に入りのCollins Cobuild New Student's Dictionaryを引いてみる。載ってない。次に、Longman Dictionary of Contemporary Englishを引いてみる。detectiveの古い言い方とある。なるほど。
〉さらに読んでいくと、タイタス・クロウが自分はfiendだと言っている。引いてみる。悪党じゃおかしい。Webster's New World Dictionaryを引いてみる。何かの専門家というのが見つかった。これかしらん。 でもFiend in Many Faces(怪人二十面相)は悪党の方だろうなあ。
〉「クロウ君、いい夜にはいい死を」は原文では「Good evening... and good bye」で、こちらの方が残酷な感じが簡潔に出ている。なるほど、原書ってやっぱり良いなあ。でも、先に邦訳を読んでいなかったら、わからないことだらけだっただろうなあ。
〉全体に、Collins Cobuildは収録語数が少ないらしく、あまり役に立ちませんでした。載っていれば、説明が私にはわかりやすくてお気に入りなんですが。Websterは大きさも中身も広辞苑という感じ。地名・人名も載っているし、言葉の語源が載っていて、ギリシャ語の何々から中世フランス語の何々になり、古英語の何だかになって、今の形になったということが書いてあって、面白い。LongmanはCD-ROMがついているのですが、Windowsならともかく、普段使っているMacでは作動が遅くて使いにくい。それに、私はあまりパソコンでは英文は読まない。パソコンだと、語源も見られるんですけどね。あともう一つ、研究社のニュー・カレッジも持っていて、これは軽くて、地名・人名に、古語、ほんの一時期しか使われなかった言葉まで載っていて、最終兵器です。ただ、英語を読んでいる最中に日本語が入るとよくわからなくなる気がして、基本英英辞典を引いています。
〉The Compleat Crowを読み終わったあと、ムガール帝国もののShadow Princess(Indu Sandaresan)に取りかかりました。インドやイスラム教の言葉が沢山出てくるのですが、何となくで流していくとドンドン読める。タイタス・クロウは一言一句理解しようとしたので、大分手間がかかりましたが、やっぱり普通の多読は速いですね。
そうですね。Kindleでも辞書引くと調子が狂っちゃいますね。
〉さて、今度はタイタス・クロウものの長編に挑戦します。辞書は引くか引かないか決めていません。シリーズの途中までは邦訳が出ているので、先にそれを読んでから原文に当たります。どうなるか楽しみです。
報告お待ちしております。Happy Reading!!
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