150万語通過しました。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/6/29(18:52)]

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12957. 150万語通過しました。

お名前: wkempff
投稿日: 2014/2/2(23:37)

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昨年末、100万語の報告をさせていただいた、wkempffです。
ペースを多少落としましたが、読み続けて、150万語を経過しました。

200万語でご報告、と思ったのですが、最近の2冊があまりに凄い小説だったので、紹介を兼ねて報告させていただきます。

書評も書かせていただきます。

・11/22/63 Stephen King著
27万語というとんでもない長編ですが、ヒロイックで、センチメンタルで、涙なしには読めない美しい話でした。
タイムトラベルをしてケネディ暗殺を阻止しようとする高校教師の物語ですが、これでもか、というくらい、1960年前後のダラス周辺の生活が丹念に描かれ、当時の様子が手に取るようにわかります。狙撃犯のオズワルドと家族のスラムでの生活だけで、100ページ以上を費やして描写されています。
方言ありスラングあり比喩あり、英語のレベルは高いですが、多くの課題を内包しながら希望にあふれていた時代が活写されています。

・Gone Girl、Gillian Flynn著
新進気鋭の女流作家の作品です。こんなに怖いスリラーははじめてでした。人の首が飛ぶわけでも、内臓が露出するわけでもないのですが、日常に潜む悪意がひたひたと迫ってくる感じです。ストーリー展開はよじれによじれ、吐き気と悪寒を覚える結末を迎えます。読後感は非常に悪いこと請け合いです。

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100万語を超えたので、とにかく話題の本を読んでみよう、ということで、上の二冊を選びました。当然、英語のレベルは高く、苦戦したことは否めません。特に、Kingの作品に出てくる多くの固有名詞、1960年前後の音楽や映画など、は、まったく知りませんし、調べていては読み進めないので、ずいぶんと無視。暗黒街のスラングにもよくわからないところが正直ありました。

しかし、洋書を読みなれた方には、上記の2冊は、強くお勧めします。決して後悔しないと思います。

私自身は、自分の英語力の限界などもわかったような気がします。

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2013.10.20-10.26
Fifty Shades of Grey, E.L.James, 12万7千語
2013.10.27-11.3
Fifty Shades Darker, E.L.James, 16万語
2013.11.4-11.13
Fifth Shades Freed, E.L.James, 17万5千語
2013.11.21-11.27
The Racketeer, John Grisham, 10万4千語
2013.11.30-12.6
The Testament, John Grisham, 12万8千語
2013.12.8-12.14
The Firm, John Grisham, 13万4千語
2013.12.16-12.21
Private London, James Patterson (& Mark Piason) 7万4千語
2013.12.22-12.27
The Pelican Brief, John Grisham, 11万1千語

合計 101万3千語

2013.12.28-2014.1.6
The Concrete Blonde, Michael Connelly, 12万5千語
2014.1.8-1.16
Gone Girl, Gillian Flynn, 14万5千語
2014.1.18-2.2
11/22/63, Stephen King, 27万語

総計 155万3千語


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