3456万7890語通過

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12914. 3456万7890語通過

お名前: 柊
投稿日: 2013/10/24(13:17)

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皆さまこんにちは。最近歴史の本しか読んでいない柊です。

先日、3500万語を通過したのですが、折角なのでこんな通過報告にしてみました。

 通過本は、多読を始める前に読んだっきりのCarolyn Meyer「Mary, Bloody Mary」です。16世紀イングランド、メアリ王女がシンデレラみたいな目に遭うという、うそみたいな本当の話です。
 その前は意地悪な継母の「Doomed Queen Anne」を読んで、口直しにJean Plaidyで同じ人が主人公の「The Lady in the Tower」を読みました。Meyerの方が読みやすいけど、それはYLだけじゃなくて、話の背景の政治状況や他の人の心の中を察するというのを切り捨てているからかなと。Plaidyではメアリ王女も意地悪な継母になってしまったアン・ブーリンも、相手にも仕方のない事情があったのだなと察するのですが、Meyerではお互いに一切許さないまま終わるんですね。

 キリスト教の歴史についても読んでいるのですが、「Jesus Mystery」でイエスとそっくりの神の子が数千年前から伝説でいて信仰されていたという、究極のを読んで、他の本を読む気が失せました。他の本って、割りと些末な、グノーシス派がどうしたの、ユダの福音書がどうしたのというものだったので、そこまで根本的というか致命的なものを読んでしまうと、こんな細かいこと調べてどうするんだ?という気になってしまって。

 その前はモンテ・クリスト伯の続編を読んでいました。ManyBooks.netで「The Son of Monte-Cristo」や「Monte-Cristo's Daughter」が落とせるんですね。amazonで買おうとすると上巻だけで2千円ぐらいするみたいですが、こっちは無料です。PDFで落とせるのでKindleで読みました。他の人が書いて、デュマは名義だけ貸したみたいですが、なかなか良くできています。

 それから、Estlemanの「Dr Jekyll and Mr Holmes」「Sherlock Holmes VS Dracula」が面白かったので、またもやManyBooks.netを使って、本物のホームズも読んでいます。
 Sicilianoの「The Angel of the Opera」も面白かったです。こちらは語り手がホームズの従兄弟で、ワトソン博士は出てきません。同じくオペラ座の怪人もののNicholas Meyer「The Canary Trainer」よりはAngelの方が好みだなあ。

 Carolly Ericksonの「Memoirs of Mary Queen of Scotland」は全然お薦めしないのですが、1人で読んでいる分には面白いです。メアリの処刑シーン(場所はイングランド)から始まるのですが、その部分の語り手は数十年前にブリテン島を離れたきり、投獄されたままで10年ぐらい前に死んだボスウェル伯の生身という。幽霊だったらまだファンタジーでわかりますが、生きているようなので、最初から何も信じられず、気楽な読書です。歴史上の間違いがあまりに連打されるので、歴史的にどうだったかを考えるのはすぐやめました。これでも著者は元は歴史家だったので、驚きです。

 今はシンデレラのメアリが、シンデレラの継母みたいになっちゃった後の話を読みつつ(Meyer「Beware, Princess Elizabeth」、Irwin「Young Bess」)、Horrible Historiesをまとめ読みしています。Kindleにもあるんですが、私はどうも紙の本の方が読みやすい。ネットでただで読める場合に限っては、パソコン画面よりはKindleで読んだ方が楽だから、Kindleという、そういうことみたいです。

 英語力の方は、この間TOEICの自宅で1人でできる模試をやったら400点を突破しました。800点ぐらいいけるんじゃないかと思っていたので、多少がっくり来ましたが、少し勉強する気になりました。それで「英会話・ぜったい・音読」の一番易しいのを買ってきて、音読をしては、喉を痛めて風邪をひくというのを3回繰り返したところです。どうも、日本語とは違う発声法になっているみたいで、多分、もう少し慣らせば平気になると思います(反省する気なし)。

 フランス語もやっていますが、そちらも歴史物ばかり読んでいます。ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌの話とか、メディチ家の出身でフランス国王を3人うんだカトリーヌ王妃の話とか、聖ルイ王をうんで摂政もしたブランシェ・オブ・カスティールの話とか、ルイ14世の宮廷の話とか、皇后シシィの話とか。
 歴史上の話や台詞が出てくるかもしれないと思うと、半分もわからなくてもつい読んでしまいます。
 そうそう、フランス語のシャーロック・ホームズもネットで手に入れたんですよ。ルパンもですが、ホームズも好きなので気になる。

あと1ヵ月で多読歴丸9年の柊でした。ではでは、皆さまもHappy Reading♪


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