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お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2013/9/27(22:24)
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M.M.M.さん、こんばんは。たかぽんです。
Brainのこと教えていただきありがとうございました。
〉小林秀雄読みは先に日本文を読むのが
〉ミソですね。
〉私は英文を読んで日本文を読むと
〉思っていました。
あ、そうですね。日本文→英文。
〉ソシュール流で言うと
〉日本文を読み
〉日本文(シニフィエ)からシニフィアンをつかみ
〉次に英文を読んで
〉つかんだシニフィアンに英文(シニフィエ)を
〉対応させる。
〉と考えると日本文を最初に読む理由が
〉理解できた気持ちになりました。
〉これを大量の英文で続けると
〉英文(シニフィエ)に直接
〉シニフィアンが対応するようになると
〉言うことだと思いました。
まさにそういうことだと思います!(たぶん…)
私の個人的なやり方ですが、日本文を読んでから英文を読むとき、
日本文から英文を逐語的にとらえないよう、日本文はボヤッと読みます。
日本文のシニフィエは忘れて、シニフィアンだけ把握している状態で
英文を読む、ということになりますか。
なので、日本文を1ページ読んで英文を1ページ読むというよりは、
1章読んで1章読むとか、1冊読んで1冊読む、ぐらいの“時差”をつけます。
このぐらいだと、内容だけ憶えてて、日本文の言葉は忘れている状態になり、
内容と英文を照らし合わせられるような感じがします。
ただ、1ページ1ページでも、日本文をサーッと読むならば、
日本語そのものに引っぱられない読み方ができそうですけどね。
何の話だ?って方のために、前に引用した「小林秀雄読み」を、
最後に再掲しておきますね。
ではでは Happy reading!!
※加藤周一『読書術』より
(小林は)外国語の本を読むのにも、一日一冊を片づけられる程度の速さがなければ、
そもそも外国語の知識というものは使い物にならない、という演説をしました。
どうすればそういう速さで外国語の本を読むことができるか。
教室で読むように、ていねいな読み方をしていたのでは、らちがあかないでしょう。
翻訳のある小説を買ってきて、原書を右手におき、翻訳書を左手において、
左の翻訳書を一ページ読んでから、右の原書の一ページを読む、字引は使わない。
わからないところはとばす——そういうやり方で一日一冊を読んで一年に及べば、
おのずから翻訳なしに外国語の本を一日一冊片づける習慣がつく。
おのずからその要領をつかむこともできるようになるだろうというのです。
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