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12877. Re: ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜
お名前: annie
投稿日: 2013/9/15(15:15)
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ナルニア7巻読み終わりました。
私も後半の方が難しくなるという事はなく、1番時間がかかったのが最初に読んだ「朝開き丸」で、読み進むごとに登場人物に親しんできて、スピードがあがってきました。どの巻も、全く違う国だったりするので、その国の状況(沼があったり、峡谷があったり、草原だったり、アラビア風の都市だったり、、、、)を頭に思い浮かべるまでが、一番時間がかかり、その絵が描けると、そこからは自然に物語が流れていきました。もともと地理的な感覚が弱いので、地図と何度もにらめっこしながら、登場人物のたどった道を確認しました(笑)
しかし、「朝開き丸」から読み始めたのは、失敗でした。前作に出てきた人物(動物?)が、朝開き丸に乗っていて、そこでは、名前だけの描写で、人物理解がいまいちでした。
「ライオン」からは、杏樹さんお勧めの順番で読みました。児童書を原書で読む利点は、日本語で読む時よりも集中力が要るので、その分物語に入り込める気がします。ここに岩があって、草が生えていて、、、と、一つ一つ頭の中で情景を思い描きながら読まないと、だんだん訳がわからなくなってきます。
「朝開き丸」で、あれっ?、いつの間にか上陸してる?と言う事がありました。そこで、少し戻って”集中”して読み直して納得しました。日本語だといい加減に読んでも、それなりに筋はわかるので、私は、つい斜め読みしてしまう癖があります。
おかげで、前回日本語で読んだ時より、面白くて、面白くて、すっかりはまってしまい、全巻読み終わった後は、ガイド本みたいなのを、次々と読んでいるほか、ナルニアの地図を拡大カラーコピ—して貼り、映画のDVDも観ています。
1,2章は、1週間100円で借りれたので、音声や字幕を英語と日本語いろいろにして、何回も観ました。英語字幕は、音声の聞き取りにすごく役立ちました。日本語は、音声と字幕が少し違うので、どちらもチェックして内容理解に努めました。おまけに、4兄弟役の子役達と監督の音声解説まで3回も観ました。こちらは、英語音声、日本語字幕で、ティーンエイジャーの生の声が聴けて、リスニングの勉強になりました。“勉強”と言い訳しつつ、映画を心底楽しんでいただけですが。(裏話も、子役達のやりとりが楽しかった)
映画は原作とは違い、順序が異なったり、原作にはない場面があります。個人的には、かなり原作に忠実だったように思います。監督の話では、登場人物の苦悩や葛藤まで、読みこんで表現していました。(私は本では、筋を追うのが精一杯で、そこまで深読みしてませんでした。)カスピアン王子の馬が疾走する場面(2作目)はすごく迫力があったし(何度も繰り返し見ました)、中世風の鎧に身を固めた軍隊、中世風の古城や、戦闘風景、特にアーチェリーを映像で見るのは、参考になりました。
今回ナルニアを改めて読んで、本当に面白かったし、児童文学の中でも傑作だと思います。難しいからと避けて通るのはもったいなすぎるので、例えば、「原作を日本語で読んで、映画のDVDを英語字幕で観る」というのも、英語で物語を楽しむ方法として、おすすめです。
名付けて・・・何読み??
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