Re: 200万語を超えました

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12663. Re: 200万語を超えました

お名前: せきけん
投稿日: 2013/3/23(01:41)

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杏樹さん、こんばんは。

せきけんです。

書評する機会があったときは、個人的な感想も付け足すようにしたいと思います。
確かに、そういう個人の生の声は、あった方がいいですね。
それが、どんなものであっても。
但し、誰が言ったことかということが重要です。
人によって趣味が違うので、趣味が合う人の言葉を信ずればよいし、
バイアスを考えながら解釈すればよいので。

2度読み、3度読みは、分からないときは、ついやってしまうものですが、
2・3度読んで分からないときは、潔く諦めるのがよいと思います。
分かるまで読むというのが目的というよりも、
分かる方が楽しいことが多いから、そうするだけで、
流れが中断してしまうというデメリットもありますから、
流れを重視して読み進むこともよくあることです。

本を読むときに、中身を分かることは、目的の一つではあると思います。
余りにも分からないことが多いと苦痛になってきます。

区切りを間違えてしまったので理解できなかったとか、
似たような話ですが、文の構造を間違えて把握してしまったために、
理解できなかったということが、よくあります。
そういうときは、2度読みは有効だと思います。
弊害としては、日本語で考えて意味を把握しようとしてしまいがちだということです。
文の後ろから理解して行くような形になるのは良くないと思います。

多読の目的は、ある一つの文学作品を理解するということではなくて、
英語を読んで、英語のまま理解できる頭を作るということであって、
ある箇所が、分からないと言って、完全に理解できるまで、
読み込むことはプラスにならないと言うことですね。
つまり、読むということよりも、読む力を養うことに力点があるですね。

同じ単語に何度も出会うというのは、違う文脈に置かれた同じ単語を沢山眺めることによって、
あるとき、はっと、意味の核心が体得できるというそういうことを、
言われているのだろうと思います。
それは、まったくその通りだと思います。
多角的に状況が与えられることによって、核心となる意味を把握できるということですよね。

英英辞典を引くことは、その多角的に理解する状況の一つを与えてくれるものと思えば、与えられた文脈が一つ二つ増えるという効果で、悪いことではないと思うのですが、いかがでしょうか。

英英辞典でも、引くことがよくない理由は、1つは、流れが中断されることで、
もう一つは、文脈が多角的に与えられるというよりも、むしろ、
特定の一つの文脈での使われ方にfocusされる方向になりやすいということと、思います。

では、Happy Reading!!で。


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