柊さん、ありがとうございます

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12611. 柊さん、ありがとうございます

お名前: かつらぎ
投稿日: 2013/1/7(21:48)

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〉かつらぎさん、700万語通過おめでとうございます。柊です。見逃せない本が出てきたので、遅ればせながら出てきました。

こんにちは。柊さんの過去の投稿は参考にさせてもらっています。

〉〉■Horrible Histories(Terry Deary)
〉〉 □Smashing Saxons
〉〉 □Vicious Vikings
〉〉 □Stormin' Normans
〉〉 □Measly Middle Ages
〉〉 イギリス風ブラックユーモアをたっぷり交えて歴史を語るシリーズ。

〉ブラック過ぎて胃もたれしませんでしたか? 私は立て続けに読むと疲れることがあります。イギリスのユーモアはアメリカと違って、大人でも楽しめますよね。

Horrible Historiesのブラックさは何故か受け入れられます。
4作続けて読んだら胃もたれしたかもしれませんが、他の本を取りまぜて読んだので大丈夫でした。
イギリスの作家のフィクションでブラックさが合わなかったことはあります(苦笑)

〉〉■Duchessina : A Novel of Catherine de' Medici(Young Royals/Carolyn Meyer)
〉〉 フランス料理にカトラリーとマナーを持ち込んだことで有名な女性。

〉ディアヌとカトリーヌ双方の子孫で、イギリス王室に嫁いだケント公妃マリー・クリスティーヌは、イタリアから持ち込まれたものはすべてディアヌの手柄だと書いています。この人の書くことはあてにならないと私は思っていますが。でも、本当に色んなものがありますよね。ストッキングとか、ジェラートとか、ハイヒールとか。

ディアヌがアンリ二世に与える影響は大きかったようですからね〜(でも手柄って…?)
背の低さを補うためにハイヒールというのは、今の女性にも通じると思って読んでました。

〉Jean Plaidyはカトリーヌさんの生涯を三部作で書いています(「Madame Serpent」「The Italian Woman」「Queen Jezebel」。面白いですよ)が、Duchessinaは第1巻が終わるところで終わっています。この続きが問題なわけです。カトリーヌさんはこのあと、政敵を次々毒殺していったらしいです。というのは、敵対している人物がタイミング良く死にすぎるので、証拠はないけれど、偶然にしてはできすぎているのですね。まあ、夫の兄を殺したという説もあるにはありますが。

本領(?)発揮は夫が亡くなってからでしたか。
Jean Plaidyの三部作、面白そうですね。
読みたいのですが、積ん読を消化してからと思ってます。
プランタジネット朝の本(The Plantagenet Prelude、The Revolt of the Eaglets、The Heart of the Lion、The Prince of Darknessという始めの4冊)やメアリー・スチュアートの二部作(Royal Road to Fotheringay、The Captive Queen of Scots)を寝かしたままになっています(苦笑)
Jean Plaidyをすらすら読めるレベルではないので(キャサリン・オブ・アラゴンの話はキリン読みしましたが)、いつ読めることやら…です(読めるレベルでないのに何故買った)
フェルディナンドとイザベルの三部作も読みたいと思っていますが、手が届くのはいつでしょうね(苦笑)

〉〉■The Bad Queen : Rules and Instructions for Marie-Antoinette(Young Royals/Carolyn Meyer)
〉〉 オーストリアのハプスブルク家からフランスのブルボン家に嫁ぎ、王妃となったものの、革命が起こってギロチンにかけられた女性。
〉〉 読み書き嫌い、じっとしているのは苦手、細かなルールやマナーには「なぜ守らなくちゃならないの?」という、他国へ嫁がせるにはかなり不安になるお姫様。

〉しかも勉強する気がない上に、家庭教師を自分のペースに巻き込みますからね。

マリア・テレジアはよく他国へ嫁がせたな〜と思いました(苦笑)
日本の大名は出来のいい娘しか領国外へ嫁がせなかったという話を聞いたことがあったので。

〉〉 それでもフランス語やフランス式のマナーをなんとか覚えて輿入れ。
〉〉 王太子妃時代のわがままは大問題にはならずに済んでいたけれど、王妃になってからの浪費っぷりは凄まじく、特にギャンブル依存は今の時代だったら絶対カウンセラーをあてがわれるレベルだと思いました。

〉 これまたJean Plaidyの「Louis the Well-Beloved」「The Road to Compiegne」「Flaunting, Extravagant Queen」というフランス革命三部作がおすすめです。アントワネットが出てくるのは2巻目の終わりからですが、当時のことがよくわかります。あと、絶版本ですが、Victoria Holt名義の「The Queen's Confession」がすごくおすすめです。

フランス革命は貴族が首を落とされまくったイメージが強くて…読むのが怖いんです(苦笑)
Young Royalsは読者年齢を考慮して、その辺りの描写をやわらげてあると思ったので読めたのですが。
Jean Plaidyは理性的な筆致なので大丈夫でしょうか。
あと、歴史物で主要人物の破滅がわかっている話は、どうしても読んでいて辛くなってしまうので、ちょっと気合いが要ります。

〉あ、そうそう、もしMeyerの2冊をペーパーバックで読んだのでしたら、お手間でなければ書評登録していただけませんか? あらすじはハードカバーのコピペで構わないので。

登録しました。
あらすじはお言葉に甘えてコピペさせていただきました。


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