[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(11:03)]
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お名前: かつらぎ
投稿日: 2012/7/20(22:25)
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こんにちは。
600万語を通過しましたので、報告の書き込みです。
500万語を超えてから、あまり成長は感じられないな〜(苦笑)と思いつつも、
Alex RiderとPercy Jackson、両シリーズをコンプリートできたのはちょっとうれしかったです。
以下、500万語を超えてから600万語を通過するまでに読んだ本です。
OBW6:1
PGR6:1
CER6:1
Rainbow Magic - The Weather Fairies(Daisy Meadows)#1-7
Alex Rider(Anthony Horowitz)#5-9
Percy Jackson(Rick Riordan)#3-5
Sammy Keyes(Wendelin Van Draanen)#1, 2
A Wicked History
・Tomas De Torquemada : Architect of Torture during the Spanish Inquisition(Enid A. Goldberg, Norman Itzkowitz)
・King George III : America's Enemy(Philip Brooks)
・Attila the Hun : Leader of the Barbarian Hordes(Sean Stewart Price)
・Sir Francis Drake : Slave Trader and Pirate(Charles Nick)
Little Lord Fauntleroy(Frances Hodgson Burnett)小公子
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■読んだ本について少々
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○Alex Rider シリーズ
14歳(最終巻のみ15歳)の少年スパイの話。
1冊目のStorm Breakerは映画化され、4冊目までグラフィックノベルになっています。
映画とグラフィックノベルはコミカルな描かれ方をされていますが、
小説の方はけっこうシリアスで、執筆時の最先端技術や時事問題を取り扱っています。
スパイ物だけあって、容赦なく人死にが出ます。
AlexはAlexanderの短縮形でもあり、ギリシャ語名Alexandrosに由来する名です。
Alexandrosには"defending men"という意味があるようで、
語源の意味まで考えて付けられた名前なのかな(ただの偶然?)と思いました。
Jack、Ian、Johnについても、全部Yochanan由来の名なので、ちょっと気になりました。
○Percy Jackson シリーズ
ギリシャ神話の神々と人間との間に生まれた子供—demigod(half-blood)たちが活躍するファンタジー。
と言っても、舞台は古代ギリシャではなく、現代のアメリカ。
1冊あたり平均約79,000語という分量のわりに読みやすく感じました。
3冊目のThe Titan’s Curseに“shotgun seat”という言葉が出てきました。
助手席のことだという察しは付いたのですが、なぜ“shotgun”なんて
物騒な単語が付いているのか気になって調べました。
そうしたら、西部開拓時代の駅馬車や幌馬車では、
御者の隣に乗る人はショットガンを携え“bandits”に備えていたそうで、
それが“shotgun seat”や“riding shotogun”といった言葉の由来だとわかりました。
なんというか…“銃ありき”で歩んできたアメリカの歴史を垣間見た気がしました…
○Sammy Keyes
1冊目のSammy Keyes and the Hotel Thiefはエドガー賞受賞作だそうです。
主人公のSamanthaは威勢の良い、行動力のある女の子。
シリーズは彼女がSeventh Grade(Junior High)になったところから始まります。
Double Dynamo、High-top、Holy smoke、Bugg-offなど、口語表現の多い作品です。
Audibleでサンプル音声を聞いてみたら、早口アメリカンで、
耳を鍛えるにはいい素材かもしれないと思いました(笑)
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■600万語を通過して
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500万語を超えたときと比べて、あまり大きな変化は感じていません。
でも、2年半前はPGR2にも歯が立たなかった私が、児童書とはいえ、
10万語ある分厚い本を楽しめるようになったと見れば、格段の成長とも言えます。
今でも読んでいて「ん?」と引っかかる文章はありますし、
状況がつかめず、段落を読み返すこともあります。
ただ、その手の意味を把握しにくい箇所は、
日本社会では馴染みの薄い習慣が書かれていたり、
日本の町並みでは見かけない物の説明だったりで、
英語がわからないというより、単に知らないからわからない
と言ったほうがいいようなケースが多かったです。
自分が事情に疎いことは、日本語で説明されても
ピンと来ないものですが、それと同じだなと思いました。
こうして、わからない理由がわかるようになったのも、
変化と言えば変化でしょうか(笑)
ま、わからなさも楽しみながら続けていきたいと思います。
Happy Reading!
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