[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(17:33)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2012/7/15(02:02)
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ものぐさ父さん、こんにちは。
〉相変わらず小刻みな報告で恐縮です。120万語の通過報告です。『The Dragonling Collector's Edition Vol. 1(Jackie French Koller)』を読み終えたところで累計総読書語数が、1,212,348 語となりました。なかなか読むスピードは上がりません。最近、日本語の本の読書も再開したこともあり、110万語通過から約1カ月での報告です。
〉[url:http://monogusa103.jimdo.com/英語の修行/読書記録手帳3-200万語/]
100万語までは一生懸命がんばってきたのが、通過したら力が抜けてくるということがあります。日本語の本を読み始めたのも、英語の本以外のものに気が向く余裕ができたんでしょうね。
〉1. 『God Gave Me You(Cindy Bracken)』<無料 Kindle 本>
〉168 語。Amazon.com からダウンロードした Kindle ebooks です。私がダウンロードした時は無料でしたが、今調べてみると $2.99。こちらは、絵本です。自然の恵みと赤ちゃんという対比で、赤ちゃんに対して「あなたを授かることがどんなに素晴らしいことか」を繰り返し語っています。YL の定義の仕方をよく知らないので、なんとも言えませんが、わりと簡単な単語のみが出てきます。
YLはGRが大まかな基準です。一般のGRと子ども向けGR両方。その中で自分が読みやすいもの、難しいものなど比較してだいたい同じぐらいだと思ったものを同じYLにします。でも普通の本はレベル分けを意識して書かれているわけではありませんので、人によって判定の幅が出るのは仕方がありません。
〉
〉3. 『Dogs Don't Tell Jokes(Louis Sachar)[Kindle Edition]』
〉ここ最近 Marvin Redpost シリーズのあとに読んだ Louis Sachar さんの本の中では一番手こずりました。主人公の Gary は、『Someday Angeline』で主人公の Angeline 励ます役です。いい味を出していて、気に入っていたキャラクターなのですが、この本の前半では学校でばかにされている存在で Gary が可哀想でなかなか読み進めることができませんでした。ちょうど前半3割のところで物語が大きく展開していきます。ただし、ぐいぐい引き込まれるように読み進めることはなく後半若干スピードが上がった程度でそのまま読了しました。
〉さらに、この本で何より難しいのが Gary が連発する冗談(タイトルにもなっている Jokes)。これがよく理解できません。なんとか理解できるのは英語の文法上、別の意味にもとれる表現を使った冗談。ただ、あまり面白いと思えないのは、英語だからなのか、Gary の冗談がつまらないからなのかがよくわかりません。中には、なんの冗談なのかさっぱりわからにものも。こういうのが続くと読むスピードがぐっと落ちてしまいます。スカンクには、日本人が感じているのとは別の語感があるのでしょうか?いつも通り、最終的にはハッピーエンドなのですが、なんか腑に落ちずに読み終えてしまいました。いつかまた読み返したい本の棚にしまっておきます。
これはジョークがやっかいですね。しかも普通に面白いジョークではなくて、どうやらこれはスベっているらしい、とか、細かい設定がありますから。私は「わからないところは飛ばす」で気にしないことにしました。いつかリベンジできたらいいですね。
〉
〉7. 『Because of Winn-Dixie(Kate DiCamillo [Kindle Edition]』
〉宣教師をする父親とともにフロリダの小さな町に引っ越してきたオパールが偶然面倒を見ることになった犬 Winn-Dixie とともに経験するひと夏のできごとが暖かい文章で綴られています。Winn-Dixie という名前の由来も含めた出会いの場面から一気に引き込まれました。タイトルの Because of Winn-Dixie は、「 Winn-Dixie が居てくれたから」みたいな意味です。とても魅力的な二人(少女と犬)です。
これは定評のある本ですね。お父さんとの関係と、Winn-Dixieと過ごす夏の様子がじんわりとしたタッチで描かれていて。
〉
〉8. 『Bad Girls(Jacqueline Wilson)』
〉彼女の本はSSS推薦・多読用基本洋書のご紹介でもお薦めの作家さんとして紹介されています。
〉私にとっては2冊目の彼女の本ですが、最初に読んだ『Sleepovers』と同様に「いじめ」をテーマとした重い内容ですが、女の子同士の楽しみ、じゃれあいなどが丁寧に書かれていて楽しく読めました。主人公の Mandy は歳をとってから彼女を授かったが故にちょっと過保護なお母さんが理由でいじめられるようになりますが、理由が理由なだけにそれを良心にちゃんと話せません。いじめ子のボスにターゲットとされ学校に行くのも憂鬱になってしまったそんな時、隣の家の養子として引っ越してきた Tanya と仲良くなります。Tanya はいろいろあった子ですが、心根の優しいとてもよい子。でも、お母さんが友だちになって欲しいと思う子ではありません。一方、お父さんは Tanya の心根の優しさを見抜き、反対するお母さんを押し切って二人が一緒に遊ぶことを許しますが…
〉あまり書くとネタバレになってしまうので、この辺で止めておきます。会話が多く、すんなり理解できない部分も少なからずありましたが、ストーリーは問題なく追えたと思います。男の子と女の子という違いはありますが、私も友だちのお母さんよりはずっと年上の太っちょの母を持つ一人っ子だったので、Mandy に共感できるところも多く、「そうそう、こうだったよな」と思いながら楽しく読むことができました。YL は、もうちょっと低くてもいいかな、と思います。とくに女の子なら感覚的に理解できるところがずっと多いでしょうから、ストーリーを追って飛ばし読みするのは簡単なんじゃないかと思います。1章が短いのでキリン読みには向いていると思います。
この本は知りませんでした。Jacqueline Wilsonならではのお話のようですね。
〉
〉9. 『The Dragonling Collector's Edition Vol. 1(Jackie French Koller)』
〉この本は『The Dragonling』、『A Dragon in the Family』、『Dragon Quest』の三冊が一冊になったものです。Paperback Reading 洋書を読む、よ? The Dragonling 3 冊分合本、読了で紹介されていた本です([url:http://paperback.blog10.fc2.com/blog-entry-1354.html"])。たまたま区の図書館にこの本があることに気がつき、借りてきました。
〉第一話の『The Dragonling』を読み始めたときは、もうじき50になるというのにいまさら竜の話なんて興味を持って読めるかな、と思いながら読み始めたのですが、すんなり理解できない言い回しがたくさんあったにもかかわらず、どんどん先が知りたくなりました。なんか単純な話なのに妙に引き込まれる不思議なお話です。
面白そうな本を見つけましたね。Dragonが出てくる本はいろいろありますから、トシのことなんか気にしないでなんでも読んでみてください。
私はDragon Slayers' Academyが好きです。…「おバカ系」ですけど。
それではHappy Reading!
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