思いがけず1100万語通過してました

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12328. 思いがけず1100万語通過してました

お名前: 杏樹
投稿日: 2012/2/9(01:35)

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みなさま、こんにちは。
1100万語通過したので報告します。

1000万語通過したら英語はどうでもよくなって中国語とフランス語の合間に適当に読みたいと思った本を読んでたんですが、一応語数は数えてました。そうしたら気が付いたら1100万語になってました。でも1000万語通過報告が2010年5月31日なので、ずいぶんかかりましたね。

とりあえず1000万語通過してから読んだ本です。

1000万語報告の所に書いていたDragon Slayres' Academyを全部読みました。ドラゴン退治の学校のはずなのに、ぜんぜんドラゴンを退治できるようにならないし、主人公のWiglafは悲惨な目に遭ってばかりだし、周りは濃いキャラばかりだし、脱力したり笑ったりしながらすっかりのめりこんでしまいました。

それからロマンス本ですが、リサ・クレイパスの「壁の花」シリーズ4冊読みました。
1冊目「Secret of a Summer Night」は典型的な展開で「まあまあ」の感想でしたが、巻が進むほど面白くなっていきました。特に2作目でヒロインを誘拐した「女の敵」みたいなプレイボーイが3作目でヒーローになったのに驚きましたが、それも愛のない駆け落ち結婚をするという意表を突く設定で、当時の駆け落ちってこんな風にやるのか〜と興味深かったです。

それから、唐の時代が舞台のロマンス本、と聞いて「これは読まなくては」と思ったのが
Butterfly Swords
唐代と言っても架空の王女や皇帝が出てきて、魔法のないファンタジーみたいな世界です。でも西方との交流が盛んだった唐代の雰囲気を借りていて、ヒーローが西域の血を引いていたり、おもしろい展開でした。

それからいきなりとんでもない本を読み始めました。
For Whom the Bell Tolls

ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」です。まさかヘミングウェイを読む日が来るとは。
茶屋街にできた丸善&ジュンク堂へ行ってみたら洋書がズラーっと並んでいて、この本があったので読めるわけないよな〜と思いながら最初のページを見てみたら、なんだか読めそうな気がしちゃったんですね。それでつい買ってしまい、そのまま読み始めてしまいました。結局難しくて理解度は低かったんですが、投げ出さないで読んでしまいました。
スペイン内戦のハードな内容ですが、主人公のロバートと、ゲリラの砦で出会ったマリアが恋に落ち、二人で過ごすところだけベタベタのラブシーンになってそこだけロマンス本のようでした。二人のかわすセリフもまるきりロマンス本。しかもスペイン人の英語が古風でthou shalt…とかいうので、まるでヒストリカル・ロマンス。

それから、おもしろい絵本に出会いました。
ライザ・ミネリのライブの中継をテレビで見ていたら、ケイ・トンプソンの話が出ました。ケイ・トンプソンはミュージカルの声楽指導をしていて、ライザの母親のジュディ・ガーランドと親しかったのです。そして、ケイ・トンプソンは絵本も書いていたという話をしました。ホテル・プラザの最上階に住んでいる女の子の話で、子ども時代のライザ・ミネリのイメージが投影されているそうです。実際ライザはホテル・プラザに住んでいたことがあるそうです。
それでその絵本を探したら、アマゾンでちゃんと見つかりました。しかも書評登録までされていました。

それが「ELOISE」です。
ELOISEは6歳。ホテル・プラザの最上階に住んでいます。これもう全然かわいくない、小生意気なクソガキなのです。親は遠くでお仕事をしているらしく、ナニイが面倒を見ています。ホテルの中を好き放題我が物顔にウロチョロして騒動を起こします。でもルームサービスを頼むときの言葉遣いだけはていねいです。こんな子どもがいたら、ホテルはさぞ迷惑でしょうねえ。

「Daddy-Long-Legs & Dear Enemy」
さて、多読前に講談社英語文庫で「あしながおじさん」を読んだことがあります。日本語で何度も読んでいたのが多少助けになったものの、辞書を引きながら四苦八苦して、結局「目を通しただけ」でよくわからず。
その後多読を知って、英語がだんだん読めるようになっていったので、今度こそはと再挑戦してみました。そうしたらあっさり読めてしまって、多読の効果を実感しました。
「あしながおじさん」には続編がありまして、こちらは日本語では一度読んだきりでほとんど内容を覚えていません。でもこの際続編も英語で読んでみたいと思うようになりました。でも入手困難になっているらしい…。
そうしたら、「あしながおじさん」と続編がPenguin classicsで1冊になっているものがあることを、タドキストさんに教えてもらいました。「あしながおじさん」は持っているんだけど…と思いましたが、講談社英語文庫なので表紙は日本語、中にも日本語で注が。この際全くの英語版を持っておくのもいいかと思って注文しました。そして買ったからにはもう一度「あしながおじさん」から読んでみました。

今読むと「あしながおじさん」って本当に読みやすくて、しかもかわいらしいお話だな〜と思いました。そして続編を読み始めたら…難しかったです。急にレベルが上がったみたいです。内容も孤児院を改革していく中でヒロインが成長していくので、厳しい部分もあって読みごたえのある内容でした。

これを読んで語数を数えてみたら、1099万語!いきなりこんな語数に達していてビックリしました。あと薄い本1冊でも読んだら1100万語通過してしまう!
ということで、この際さっさと通過してしまおう、と思って選んだのは…。

「ELOISE in PARIS」
「ELOISE」がおもしろかったので、シリーズをそろえることにしました。それで届いた本の中でこれを読んでみました。読んだら1100万語通過しました。
ELOISEはパリへ行きます。そしていつもの小生意気な態度でパリを闊歩します。

このシリーズはまだまだありますので、もっと読んでいきたいです。

さて、100万語読むのに時間もかかりますし、まとめて報告しようとするとずいぶん前に読んだ本を思い出さなくてはいけません。それで、これからは面白いと思ったら随時「本のことなんでも」の掲示板にでも投稿してみようかなと思っています。思っているだけで、実行できるか、続くかどうかわかりませんけれど。


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