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お名前: かつらぎ
投稿日: 2011/9/11(11:24)
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先日300万語を超えました。
3.11で直接影響を受けたわけではありませんが、読むペースが落ちました。
暑さが増してからは汗をだらだら流しながら読む気にもなれず、
読みかけのページを開いても、すぐ閉じるといったありさまで、
全く多読になっていない日々を過ごしていました。
(暑くても日本語の本なら読めるのは、母語の強みでしょうか)
涼しくなってきたので再開です。
200万語〜300万語までに読んだ本は
OBW4:1
PGR4:8
PAR4:2
CER4:3
The Boxcar Children #1-4
St Clare's #1
The Greek Who Stole Christmas(Diamond Brothers Mysteries #7)
Who Was ...? Series
・Who Was William Shakespeare?(Celeste Davidson Mannis)
・Who Was Queen Elizabeth?(June Eding)
Louis Sachar
・Someday Angeline
・Dogs Don't Tell Jokes
Patricia MacLachlan
・Arthur, For the Very First Time
・Unclaimed Treasures
・Cassie Binegar
・Baby
・The Facts and Fictions of Minna Pratt
The Children of the New Forest(Frederick Marryat)
The Red House Mystery(Alan Alexander Milne)
Katharine of Aragon: The Story of a Spanish Princess and an English Queen(Jean Plaidy)
■St Clare's Series
全寮制の女子校が舞台のお話。
初版は1941年だけど、学生のやることはいつの時代も変わらないかも(笑)。
寮母や先生の目を盗んで夜中にFeastを開いたり、
みんなで先生をからかったり、無断外出したり……。
"sport"という表現が使われていました。
"We'll have some sport!"とか"Kenny's a sport!"とか。
映画:英国王のスピーチでも使われていたから、
当時流行った表現なんでしょうか。
■Dogs Don't Tell Jokes
アメリカン・ジョーク、ヨクワカラナイネ(^_^;
(意味がわからないというより笑いのつぼが違い過ぎて……)
でもMrs. Snitzberryはちょっと好き(笑)。
Pledge of Allegianceを唱える場面で
"Take off your hat!"と言われても帽子を脱がないGaryが
"Don't you love America?"と非難されるのに「へぇ」と思いました。
■Patricia MacLachlanの作品
登場人物たちの持て余す感情や葛藤が(直接文章になっていないんだけど)、
漂ってくるような文章だと思いました(行間ってやつ?)
Sarah Seriseと今回読んだ作品を比べると、Sarahの方が素朴で読みやすいと思いました。
ところで英語圏では"heron"に何か寓意があるんでしょうか?
Unclaimed Treasuresの15章で、ちょっと気になりました。
■The Children of the New Forest
OBW2にあるRetold版の原書です。
Kindle Editionが0ドルだったので、PCにソフトをインストールして読みました。
(Project Gutenbergにもあります[url:http://www.gutenberg.org/ebooks/6471])
ちびちびと1日15分ぐらいのペースで、読み終わるまで4ヶ月程かかりました(遅い)。
物語の舞台はチャールズ1世→護国卿クロムウェル→チャールズ2世の時代。
読み終わってヒロインの名前がPatienceなのに納得でした(和名にしたら忍ちゃん?)
■Katharine of Aragon
スペインからイングランドに輿入れしたキャサリン王妃の話。
同じ内容の本がイギリスとアメリカ、それぞれ別会社から出版社されています。
Katharine of AragonはアメリカThree Rivers Pressが出版した本。
イギリスのArrow Booksから出版されている以下の3冊の合本です。
「Katharine, the Virgin Widow」
「The Shadow of the Pomegranate」
「The King's Secret Matter」
買ってから合本だと知りました(^_^;
目次無しで章の分け目がわかりにくく、文字が細かいです。
Arrow Books版のほうが読みやすいでしょう、多分……。
Queen Katharineが主役なので、The King's Secret Matterになってからは
だんだん読むのが辛くなり、後半はかなり飛ばしました(苦笑)
Maria de Salinas(Lady Willoughby)が印象に残りました。
■200万語から300万語までで感じたこと
200万語を過ぎてから、それまで流し読みで済ませていた単語や文章に
引っかかりを感じるようになってきました。
細部までわかるようになりたいと欲が出てきたんですね。
細部に引っかかるとスラスラ感が無くなるな〜、
まずいな〜と、もやもやしていたところ、
何を血迷ったのかレベルが格段に上のKatharine of Aragonを読み始めました。
キリン読みどころか、ろくろっ首……無謀です(^_^;
でもレベルが高いとわかっているからか、
知らない単語や意味のつかみ辛い文章があっても
「レベルが高いせい」で片付けてしまい、引っかかりを感じなくなりました。
個々の文章はわからないけど、段落の内容はぼんやりわかり……って、
それは気のせいで本当はわかってない……のかもしれませんが(苦笑)
ストーリーは追えたので細部にこだわらずに読めました。
下手に「わかるようになりたい」なんて、
欲張らないほうがいいのかなぁって思いました(笑)
予備知識のある歴史上の人物が主役ということもあり、
飛ばしても話がわからなくならずに済んだのもよかったのでしょう。
ヒストリカルは飛ばし読みに向いてるのかもしれません(^_^;
KindleではThe Children of the New Forestの他に
The Red House Mysteryを読みました。
サンプルを無料で試せるので、いろいろ見ていこうと思います。
多読を始める前は、自分がAmazon.comにアカウントを作って
Kindleをインストールする日が来るなんて思いもしませんでした。
10年前は一生かかっても指輪物語の原書は無理だろうと思ってました。
でも今は「ひょっとしたらいけるかも」と望みを抱くようになりました。
ShilmarillionやHistory of Middle-Earthも読めるようになるかなぁ、と
本棚の積ん読を眺めています(笑)
▼返答