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お名前: ミッシェル
投稿日: 2011/5/4(21:22)
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waxmanさん,こんにちは。ミッシェルです。
1100万語、おめでとうございます。すごいなぁ〜。
私も、早く4ケタ(単位:万語)にいきたいなぁと思います。
〉■やっぱり Sachar は面白い
〉・Dogs Don't Tell Jokes, The Boy Who Lost His Face (by Louis Sachar)
〉 4月後半になって、2カ月近くブランクがあった後に久しぶりに読んだ児童書がこの2冊
〉でした。やっぱり Sachar は面白いですね。おまけに、じ〜んと来る。繊細で多感な子ど
〉もの気持ちを、饒舌で凝った文章による表現(こんなのだったら私の英語力が追い付かな
〉いのできっと理解できない)なんか使わず、本当に上手く描いている。すごい。
同感です。Sacharは、一回目に読みやすく引き込まれるだけではなく、再読しても何か新しい発見があります。
とても自然な文体に見えて、なんというか、実は妙に計算しつくされている気もします。
そういえば、Small Stepsの最後に、筆者との問答集がおまけとして付いていました。ご覧になりましたか?作者のPersonalityを推察するにはなかなか参考になる数ページでしたよ。
〉・Heartland #07-#08 (by Lauren Brooke)
〉 きっと女の子向きのシリーズなんだろうと思うけど、これが日本語で書かれていたら、
〉たとえ作者が海外の人であっても、きっと手にすることはなかったように思う。以前この
〉シリーズ本を読んでいた時、可憐な少女の写真があしらってある本の表紙を娘がちらっと
〉見ながら、何か怪訝な(のように見えた)表情で「ハートランドぉ?」とつぶやいていた。
〉 こんな視線を浴びながらも、未だ幼さが残る Amy が家族や友達に助けられながら成長
〉していく様子がとても微笑ましくて仕方ない。幸い近所の図書館に全巻揃っているので、
〉コンプリート目指して少しずつ読むつもりです。
これ、読みたいと思いながら手に入らなくてずっとお預けになっているシリーズです!図書館にリクエストしなくては…。
〉・Nancy Drew Mystery Stories #009-#015 (by Carolyn Keene)
〉 第一巻 The Secret of the Old Clock の初版は1930年。私が読んでいるのは1959年以
〉降の改訂版。著名な弁護士を父に持つ18才の女性 Nancy Drew が、素人ながらも数々のミ
〉ステリを解決してゆく探偵小説。書かれた年代が主な理由だと思うのですが、読み始めた
〉最初の頃は、これまでに読んだ本ではあまり見かけない単語や表現が何度も出てきて戸惑
〉いましたが、何冊も読んでいる内にあまり気にならなくなりました。記憶している限り、
〉これまでに読んだシリーズ15作品のすべてが、20章、約180ページ、約34,000語で構成さ
〉れていて、ほとんどの場合、1章を読んだだけで Mystery が現れ、Nancy Drew は直ぐに
〉調査に取りかかります。日本語の探偵物をほとんど読んだことはなく、英語でも Sherlock
〉Holmes の Retold 版(GR) を数編と、Agatha Christie の The ABC Murders を読んだだ
〉けの私にとっては、退屈な導入部がほとんどなく、章を追うごとに少しずつヒントが明か
〉されて行くので、とても読み易いと感じています。Nancy の友人 George や Bess が、互
〉いに他愛ないことでからかったりするなど、所々ユーモアも散りばめられています。
あれ??#009-#015のどこかで(あるいはその前に)、GeorgeとBessが初登場するってことですね!?
私はこのシリーズは#01-#02しか読んでいなくて、あれー?二人がいないなぁと思っていたのです。
ちょっと古い英語なので、読みにくさもあって、大好きなNancyDrewなのですが#03以降進んでいませんでした。もう少し頑張ってみます。
〉・Charlotte's Web (by E. B. White)
〉 どこかで見た覚えがあるようなタイトルの本、というだけで何の前知識もなく図書館で
〉なにげなく手にとって読み始めました。 Zuckerman's barn に引き取られる辺りまで読ん
〉だときは、The Sheep-Pig の Babe が生まれて間もないころのお話なのかなと勘違いして
〉いました。
〉 読み進むと以外な展開が待っていて驚きました。そして Charlotte が卵を生み、元気
〉がなくなっていくあたりからは...。
〉 読んだ後で調べて名作だと知りました。しみじみ感じたいいお話でした。
Charlotte's Webは、TOEIC試験会場に持ち込んだ、私にとって印象深い作品です。命について色々考えさせられましたね。
〉これまでに読んだ本の中で Newbery 受賞作品を調べてみたら、以下のようでした。
〉・1953 Honor Charlotte's Web (by E. B. White)
〉・1973 Honor Frog and Toad Together (by Arnold Lobel)
〉・1986 Medal Sarah, Plain and Tall (by Patricia MacLachlan)
〉・1990 Medal Number the Stars (by Lois Lowry)
〉・1994 Medal The Giver (by Lois Lowry)
〉・1997 Medal The View from Saturday (by E.L. Konigsburg)
〉・1998 Medal Out of the Dust (by Karen Hesse)
〉・1999 Medal Holes (by Louis Sachar)
〉・1999 Honor A Long Way from Chicago (by Richard Peck)
〉・2009 Medal The Graveyard Book (by Neil Gaiman)
やはり、メダル受賞はある一定のレベルを確保しているので、安心して読めるという気がします。
といっても年によって好みはありますが…。
私は、NB受賞作から購入して、そこから作者の別の作品をたどる…という芋づる作戦で、結構好みの本を探し出しています。
淡々とした味わいですが、kira-kiraやwalk-two-moonもいいですよ。
〉■大幅にペースダウン
〉 1月中旬に1,000万語を通過した後、1カ月弱で50万語を読むなど暫くは順調だったので
〉すが、2月に入った頃から仕事が急に忙しくなってきたり、被災者ではありませんが東日
〉本大震災のことでバタバタしたりして、NHKラジオなどの語学講座を続けることだけで精
〉一杯になっていました。
あ、わかります…私も同じです。
仕事が忙しくなったのと同時に、こんなときに多読なんかしてていいのか…というジレンマがありました。今もありますが…でも日本の政治を見ていて、英語ができないでどうする!?という焦燥感もあり(それだけの問題ではないが)、やはり将来のためと思い、続けています。
〉■4年目はどうしようかなぁ...
〉 2008年の4月に多読と出会ってから3年が過ぎました。最初の1年は100万語とあまり読ま
〉なかったのですが、この掲示板で図書館を活用してはというアドバイスを頂いたおかげで、
〉本代のことをほとんど気にしなくてよくなったこともあり、2年目は500万語、この3年目
〉も500万語弱を読むことができました。
〉 改めてこの3年間の多読を振り返ってみると、1年目は「背伸びし過ぎて挫折」、2年目
〉は「とにかくGR」、3年目は「児童書に開眼」だったように思います。
なるほどー。
これからの学習者にとても参考になる情報ですね。でも1年目に背伸びしてしまうのもよく分かります…(私か?)。
振り返られるほど(3年間も)続けられたということが、自信につながるべきだと思いますが。
成長してしまうと、1年前の自分を忘れてしまうものですが、多読で記録を付けているとそれをしっかりと思い出せます。この「成長の勾配」が明日の血となり肉となる、という実感が一番大事かも。
〉 では、Happy Reading!
はい、Happy Readin'!
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