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お名前: waxman
投稿日: 2011/5/3(23:21)
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waxman です。 ■1,100万語を通過しました 5月1日に1,100万語を通過しました。読んだ本は延べ1050冊です。通過本は Charlotte's Web (by E. B. White) でした。今回の100万語で読んだ本は42冊と少なめで、1,000万語 を通過してから4カ月弱でした。 ■今回の100万語で読んだ本 ○PGR1:6冊, PGR2:2冊 ・PGR1: David Beckham, Girl Meets Boy, Prince William, A Biker's Ghost ・PGR1: The Winner, The Wrong Man ・PGR2: The Storm, Wanted : Anna Marker ○OBW0:2冊, OBW0:6冊 ・OBW0: The White Stones, Vampire Killer ・OBW1: Aladdin and the Enchanted Lamp, A Little Princess, Christmas in Prague ・OBW1: Five Short Plays, Goodbye, Mr Hollywood, The Coldest Place on Earth ○児童書:24冊 ・A to Z Mysteries #21-#26 (by Ron Roy) ・Deltora Quest Series #5-#7 (by Emily Rodda) ・Heartland #07-#08 (by Lauren Brooke) ・The Boy Who Lost His Face, Dogs Don't Tell Jokes (by Louis Sachar) ・Nancy Drew Mystery Stories #009-#015 (by Carolyn Keene) ・Charlotte's Web (by E. B. White) ・The View from Saturday (by E. L. Konigsburg) ・Out of the Dust (by Karen Hesse) ・A Long Way From Chicago (by Richard Peck) ○PB:2冊 ・Big Bang: The Origin of the Universe (by Simon Singh) ・The Lexus and the Olive Tree (by Thomas L. Friedman) ◎合計:42冊 (図書館:38冊、購入:4冊) ■やっぱり Sachar は面白い ・Dogs Don't Tell Jokes, The Boy Who Lost His Face (by Louis Sachar) 4月後半になって、2カ月近くブランクがあった後に久しぶりに読んだ児童書がこの2冊 でした。やっぱり Sachar は面白いですね。おまけに、じ〜んと来る。繊細で多感な子ど もの気持ちを、饒舌で凝った文章による表現(こんなのだったら私の英語力が追い付かな いのできっと理解できない)なんか使わず、本当に上手く描いている。すごい。 ・Heartland #07-#08 (by Lauren Brooke) きっと女の子向きのシリーズなんだろうと思うけど、これが日本語で書かれていたら、 たとえ作者が海外の人であっても、きっと手にすることはなかったように思う。以前この シリーズ本を読んでいた時、可憐な少女の写真があしらってある本の表紙を娘がちらっと 見ながら、何か怪訝な(のように見えた)表情で「ハートランドぉ?」とつぶやいていた。 こんな視線を浴びながらも、未だ幼さが残る Amy が家族や友達に助けられながら成長 していく様子がとても微笑ましくて仕方ない。幸い近所の図書館に全巻揃っているので、 コンプリート目指して少しずつ読むつもりです。 ・Nancy Drew Mystery Stories #009-#015 (by Carolyn Keene) 第一巻 The Secret of the Old Clock の初版は1930年。私が読んでいるのは1959年以 降の改訂版。著名な弁護士を父に持つ18才の女性 Nancy Drew が、素人ながらも数々のミ ステリを解決してゆく探偵小説。書かれた年代が主な理由だと思うのですが、読み始めた 最初の頃は、これまでに読んだ本ではあまり見かけない単語や表現が何度も出てきて戸惑 いましたが、何冊も読んでいる内にあまり気にならなくなりました。記憶している限り、 これまでに読んだシリーズ15作品のすべてが、20章、約180ページ、約34,000語で構成さ れていて、ほとんどの場合、1章を読んだだけで Mystery が現れ、Nancy Drew は直ぐに 調査に取りかかります。日本語の探偵物をほとんど読んだことはなく、英語でも Sherlock Holmes の Retold 版(GR) を数編と、Agatha Christie の The ABC Murders を読んだだ けの私にとっては、退屈な導入部がほとんどなく、章を追うごとに少しずつヒントが明か されて行くので、とても読み易いと感じています。Nancy の友人 George や Bess が、互 いに他愛ないことでからかったりするなど、所々ユーモアも散りばめられています。 ・Charlotte's Web (by E. B. White) どこかで見た覚えがあるようなタイトルの本、というだけで何の前知識もなく図書館で なにげなく手にとって読み始めました。 Zuckerman's barn に引き取られる辺りまで読ん だときは、The Sheep-Pig の Babe が生まれて間もないころのお話なのかなと勘違いして いました。 読み進むと以外な展開が待っていて驚きました。そして Charlotte が卵を生み、元気 がなくなっていくあたりからは...。 読んだ後で調べて名作だと知りました。しみじみ感じたいいお話でした。 ・The View from Saturday (by E. L. Konigsburg) ・Out of the Dust (by Karen Hesse) ・A Long Way From Chicago (by Richard Peck) テイストは異なりますが、いずれも良い作品でした。特に、Out of the Dust は、とて も過酷な自然と悲劇に襲われながらも、懸命に生きていく家族の姿が伝わってきてとても 切なかった。 これらの本の語数を Amazon.com などで調べていたら、Charlotte's ... から A Long ... までの4冊は、いずれも Newbery 賞の Medal/Honor の作品であること知りました。 これまでに読んだ本の中で Newbery 受賞作品を調べてみたら、以下のようでした。 ・1953 Honor Charlotte's Web (by E. B. White) ・1973 Honor Frog and Toad Together (by Arnold Lobel) ・1986 Medal Sarah, Plain and Tall (by Patricia MacLachlan) ・1990 Medal Number the Stars (by Lois Lowry) ・1994 Medal The Giver (by Lois Lowry) ・1997 Medal The View from Saturday (by E.L. Konigsburg) ・1998 Medal Out of the Dust (by Karen Hesse) ・1999 Medal Holes (by Louis Sachar) ・1999 Honor A Long Way from Chicago (by Richard Peck) ・2009 Medal The Graveyard Book (by Neil Gaiman) The Graveyard Book だけはちょっと難しくってあまり楽しめなかったのですが、他は いずれも記憶に残っている素晴らしい作品でした。これを機会に、しばらくは Newbery 受賞作を中心にして読もうと思っています。 ■大幅にペースダウン 1月中旬に1,000万語を通過した後、1カ月弱で50万語を読むなど暫くは順調だったので すが、2月に入った頃から仕事が急に忙しくなってきたり、被災者ではありませんが東日 本大震災のことでバタバタしたりして、NHKラジオなどの語学講座を続けることだけで精 一杯になっていました。 県外図書館への行き帰りの時間だけでなく、相互貸借を利用しての借用依頼や貸し借り などの手間も惜しくなってしまったので、4月中旬頃までの約2ヵ月間で読んだ本は、珍し く購入した Big Bang: The Origin of the Universe と、The Lexus and the Olive Tree のたった2冊でした。でも、いずれも読みごたえのある素晴らしい力作だと思いました。 しかし、空間も時間もとてつもなく広大な宇宙のことがここまで解った(つもり?)と いうのに、東日本大震災の原因となった地震を予知できないなど、宇宙に比べればずっと 身近にある地球や地震のことが未だによく解っていないことに苛立ちを覚えたりしました。 また、震災で操業停止や減産を余儀なくされた結果、日本国内だけでなく海外にある工 場や産業にまで多大な影響を与えていることを知って、The Lexus ... で再三力説してい る globalization のインパクトの大きさを再認識させられました。 ■4年目はどうしようかなぁ... 2008年の4月に多読と出会ってから3年が過ぎました。最初の1年は100万語とあまり読ま なかったのですが、この掲示板で図書館を活用してはというアドバイスを頂いたおかげで、 本代のことをほとんど気にしなくてよくなったこともあり、2年目は500万語、この3年目 も500万語弱を読むことができました。 改めてこの3年間の多読を振り返ってみると、1年目は「背伸びし過ぎて挫折」、2年目 は「とにかくGR」、3年目は「児童書に開眼」だったように思います。 4年目を迎えるにあたり、これからの1年の多読で何を意識・重視して進めたら良いか、 未だ決めかねています。3年目は「やさしくたくさん、そして、ゆっくり」でやってきて、 まあまあかなと感じています。でも、半年を過ぎたあたりから「ときにはサクサク読める ようになりたい」欲が出てきて、方針がぶれ始めたような気がしています。 いくら考えた上で決めてもその通り進められるとは限りませんが、読んでいく中で迷っ たり停滞したなどの場合に、元のペースに戻るいい助けになるような気がしているので、 何か、スローガンというかキャッチフレーズぽいものがあるといいなと思っています。 では、Happy Reading!
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