[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/27(01:27)]
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お名前: ako
投稿日: 2010/6/6(01:07)
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-------<ここから2010/6/1(02:42)記載部分>------------------
杏樹さん、読みましたー! お祝い3番目の場所とった〜(花見の席取りか)
今夜がもうこんな時間なのがくやしーぃ。睡魔襲来、意識不明寸前(笑)
ではあとで訂正機能を使って書き足しに来ますので、
是非この後は返答投稿をつけることなくそのまま放置しておいてくださいませませ!
(投稿が久しぶりなもので、ちょっと言い訳をしますと…
私は2004年から、この多読の場に参加していまして、
その当時から杏樹さんとは、相当数多く投稿往復してまいりましたため、
つい長年の顔(投稿)なじみの杏樹さん宛に馴れ馴れしい文体で投稿してしまいました。
どなた様もご容赦のほどを…
あ。そだそだ。Tiny辞書倶楽部雑用係殿、素晴らしいご祝儀投稿、
惚れ惚れと拝見させて頂いております〜)
-------<ここまで2010/6/1(02:42)記載部分>------------------
-------<ここから2010/6/6 記載部分 うわー、5日も経過してる、すみません〜>-------
杏樹さん、しばらくです。akoです。
ついに壱千萬語の大台突破、おめでとうございます!!!
駆け付け一言投稿しかできず、すみませんでした。
なんたって杏樹さんの人生一度きりの一千万語通過の時ですし(←誰にとっても、生涯一度でしょう(笑))
杏樹さんは、私の多読開始の初期の初期にとても好意的な励ましを下さった恩人先輩です。
これは是非、お礼も兼ねたお祝いを、と思い、ちょっと時間をいただきました。
〉ついに1000万語通過しました!(あ、英語です)。
〉通過本は「The Lord of the Rings」です。
おめでとうございます!! 納得の選択ですね。
>そう、多読を始めたときのとお〜い、とお〜い目標本。
そうでしたよねぇぇぇぇぇぇえええええ〜〜〜… ほんとにねぇぇぇぇえええええ〜〜〜
その遠い年月を想いますと、しみじみでございます…
>400万語の時に一度大キリンで読んでみましたが、ほとんど予備知識で補って、理解度はものすごく低かったです。ですからいつかはリベンジを…と思っていました。そしてついにリベンジを果たして1000万語通過しました。
ええ、ええ、もう、よ〜〜〜く知ってますとも、覚えてますよ、その時の投稿を。
投稿から立ち上る嬉しさと悔しさ、ご自分の英語力の冷静な自己分析も入った実にリアリティのある投稿でした。
だから、このリベンジの気持ちは、本当によくわかるつもりです。
〉なんで1000万語を待たずにフランス語に走ってしまったのか?我ながら謎でしたが、
ありますねー、そういうの。
アッチをやりたいはずなのに、つい、コッチに引っ掛かる、というパターン。
試験前夜に、つい懐かしのマンガを読みだしたら最後、最終巻まで止まらなくなるとか…。
(ガラかめ1巻から読み出したら最後、あああ(←体験あり、爆)
>それでもすこーしずつ英語の語数が増えてきて、ふと思いました。「指輪物語」は「ホビットの冒険」を合わせると50万語以上ありますから、これを1000万語通過本にすれば、40数万語で読み始めたら1000万語まで一気に行ける!
むふふふふふ…、日頃から無計画多読を自覚されてるわりには、綿密であられます、閣下(笑)
あ。もちろん、大台記念の通過本の時だけ、のことでございますですね!(汗!)
〉そしてフランス語が100万語通過して、英語の本を何冊か読んで、40数万語になったところで「指輪物語」を読み始めました。
「英語の本を何冊か読んで」…、だなんて、まぁー、
英語読むのが、そのへんの本を読むかのようにありきたりで当たり前のことみたいに…。
いや、「みたい」じゃなくて、ほんとに普段の当たり前の習慣になった、ということなんですね。
〉「The Hobitt」を読み始めてみますと、なんだかわかりやすいです。これ、もっとレベル高いはずじゃなかったっけ?と思いました。
ありますわぁー。わたしもそういう体験。
「自分がそんなレベル高いのを読めるはずがない!」というのが、
長年の思い込み、というか、もう、脳のシワの一本一本に染み付いております(笑)
>出だしは読みやすいのかもしれません。前に読んだときも、
>どうせ自分にはまだ読めるはずがないから中をのぞくだけでも…と思って開いて見ました。
わかるーー! どうせ読めるはずないけど、とりあえず、という、その気持ち!!
>そうしたら意外と読み進めることができたのでそのまま読んでしまったのです。
ありますねー、そういうの。これ、キリン読みの成功パターンですね。
何しろ、いつ自分が、どういうことで英語が上達?しているか、あまり実感できないので(多読の短所?)、
難しいかも、と思ってもとりあえず、のぞいてみるという姿勢は推奨ですね。
>前に読んだときは何が書いてあるのかほとんど理解できないまま無理矢理読み終えました。
うわー、よく頑張りましたねえー。ワタシはそういう本は即刻、投げの刑に処す、ですわ。(←モノは言い様(笑))
〉しかし今回は確かに難しいとは思いましたが、ほぼ内容を理解して読むことができました。
そうだったのですか〜〜、お嬢様、、、よくそこまでお育ちになって…(涙、ハラハラ(TT)
爺は…、爺は…、もう思い残すことはありませんです、、、
〉風景や地形の描写が細かくて、そのあたりが難しいようです。
風景や地形の描写がクリアにわかるって、相当ですよ。
アヴォンリーのだらだらした坂道を… あああ、不毛な思い出が(←赤毛のアン冒頭玉砕経験者(笑))
〉一度閉じた本を開いても、どこを読んでいたかちゃんとわかります。
これは実に面白い現象ですね。
そうかー。英文ビッシリの字面に慣れたかどうかが、これでわかる、と言えるかも。
〉しかしこの本は難易度が揃っていないというか、わかりやすいところとわかりにくいところがムラがあるように思います。私の読む能力の方が問題なのかもしれませんが、特に地形描写が中心になるような部分はわかりにくいです。わかりやすいところはスムーズに進むのですが。
読んでみたからこそ判明したのですから、読んでみてよかったですね。
どういう描写場面が苦手なのか弱みが判明すれば手の打ちようもありそうです。
〉多読前は知っているはずのなかった単語がたくさん「わかる」ことがわかりました。いつの間に覚えたのかわかりませんが、とにかく「いつのまにか」覚えている、それも「単語を覚えた」ではなく「わかる言葉が増えた」という感じです。
その感じ、すごくわかります。
だから「勉強したような気がしないのに」という感想につながるんだと思いますが、
それらの単語に相当回数、接した、ということなのでしょう。
>「指輪物語」を読んでいる間に覚えた言葉もあります。最初は単なる未知単語だったのが、何度か出てくるうちにすっかりわかるようになりました。
同じ作品や同じ作家の本って、文体だけでなく、好んで使われる単語にも個性がありそうです。
〉「ああ、これが読めたら…」と指をくわえているしかありませんでした。そのころ、辞書を引きながら英語の本をいくつか読んでみた結果、「辞書を引いても読めないものは読めない」ということを痛感していました。
そうですよねぇぇぇぇ〜〜〜 わかりますわぁー ヒトゴトじゃないですわー、涙ハラハラ、、、
成人して以降に、こういう「指くわえ時代」があると、(それも年単位(笑))
ほんと「自分は英語デキナイ」「わからない」という実感の記憶が鮮明ですからねぇぇぇ
〉400万語通過の時は大キリンで、本当にこれがもっとわかる日が来るのだろうかと思いました。
〉それが、本当に、本当に読める日が来たのです。
杏樹さんが感動してるのが伝わってきますわ〜。
〉確かにまだ難しかったです。わかりにくいところもありました。でも「指輪物語」が辞書も引かずに(時々引きましたけど)、普通の本を読むように読めるようになったのです。
〉本当に「読んでいればいつかは読めるようになる」んですね。
継続は力なりですね。 …う。平凡なことわざ書いてすみません、、、
>ああ、万年レベル3に悩んだ日々…。もともとの英語力が低いから、多読しても読む力には限界があるのではないかと思ったこともあります。でも「指輪物語」がこんなにわかるようになるなんて、やっぱり多読ってすごいです。
淡々と、基本的にはほぼ同じペースで継続されてきた杏樹さん「が」、すごいです。。。。
>一番すごいのは「勉強していない」ことです。文法の勉強や単語暗記をしたりせず、いつのまにか読めるようになったので、なんで読めるのか、あんなに難しかった本がなんで読めるのか、自分でもよくわかりません。
なんと、、、、、リアリティのあるセリフ。。。。
〉さて、フランス語で100万語通過して、さらに英語の本を読んでみようと未読本を発掘したら出てきたのは…。
〉Dragon Slayers' Academy
そ…、そういう有名本が、未読本としていつのまにかお部屋にあるんですね…(さりげなく動揺中)
〉1冊1万語ぐらいなので、フランス語で1万語読んでDSAを1冊読む、というサイクルで行けばフランス語と英語がバランスよく読んでいける計算です。
やっぱり綿密であられます、閣下(笑)
〉巻が進むと最初のおバカぶりとちょっと雰囲気が変わってきましたが、全体的にギャグマンガのような感じでどんどん読み進むことができました。レベル3あたりで何を読んだらいいか悩んでいる人がいたらお勧めしてみたいです。おフザケ、ギャグが好きかどうか確認してから…。
おおー! おフザケとギャグ、それは間違いなくワタシ向き。
ご紹介ありがとうございます。
〉そしてこれが9巻まで来たところで940万語越えたので、このへんで「指輪物語」を読み始めたらいいだろうと思って読み始めました。まず「The Hobbt」からです。(…ということで、「指輪物語」報告に戻る)。
いやぁー、充実した報告ありがとうございました。
聞いていて気持ちいいくらい、実に濃密な多読ライフを送っておられますね。
〉★多読と勉強
キタ〜〜〜〜〜〜! …あ(汗)、、、いや、え〜〜と、失礼しました(笑)
〉さて、1000万語読むのに7年半かかりました。
〉最初多読を始めたときはいくらなんでも「指輪物語」が読めるようになるなんて、と思いました。もしそのとき7年半かかると言われてたら「そんなにかかるの?!」と思って腰が引けたかもしれません。
ははは。たしかに。
7年前の時点で、杏樹さんに英語レベルチェックした人がいたとして、
「アナタのイマノエイゴリョクデハ、ユビワヨメルヨウニナルマデ、7ネンカカリマース」
と予言ができた人がいるだろうか…。
これから7年かかりますと言われて感じる7年と、いつの間にか経過した7年って、
自分の中に残る感覚は違いますよね。
あたしゃー、ハタチの頃、今の自分の年齢を想像すると、恐怖オバタリアンしか思い浮かびませんでしたが、
実際、今の年齢になってみると、なーんだ、少女Aが少女Bになったくらいか(爆)
ちなみに今の年齢は、まあ、言ってみれば、AKBよりは年上(笑)
すみませ〜ん、祝辞の席だもので、つい雑談が。
お詫びに、以下は多少真面目に…。
〉多読が効率が悪いような印象を与えるのはそういった部分かも知れません。100万語読んでもPBは読めないし。
初めて多読をやってみようという人が、100万語という数値をどう受け取るかが、実に多様なようなのですよね。
上達につながる、けれど資格検定類の点数保証する数値だと思い込むのは早計かもしれない、とか、
どういう読み方(飛ばし方、投げ方)をしていくかで、同じ語数を読んでも得られる結果が違ったり、とか。
100万語に到達するまでの期間を、最低限の試行錯誤の継続期間だと考えることも可能ですしね。
“いついつ”までに“ナニナニ”ができるという言われ方をしないと、なかなか続かないという人には、
当面の便宜的な到達目標としては有効ですし、
100万語読んでみて初めて、今後も自分のやり方として続けられるかどうか、ということがわかるとか、
本選びが自在にできるようになったり、自分で判断できるようになる、といったところでしょうか。
ただ100万語読むまでの期間に、相当得るものがあるのも間違いはないところですよね。
ワタシなど10万語でも得るものがありましたから。
>でも例えば遅めの設定で1年に100万語読んだとして、5年で500万語読んで、そのあたりまで来ると英語との付き合いが一生ものになる…というアプローチならどうでしょうか。
これ、とーってもいい言い方ですね。
「○○をすれば英語ができるようになる!」みたいな扇情的な言い方は、
もう新聞やネットの本の広告で耳タコ状態ですが、
英語との付き合い方が一生ものに…、という言い方は新鮮です。
SSSの標語に推薦したい。
〉そもそも語学の勉強は手間ヒマかかるものです。何ヶ月とか、1年とか学習期間が設定された語学教材をしてたとして、それはそれで真面目に勉強すればそれなりに力は付くでしょう。でもどんな勉強をしても、数ヶ月や1年で英語が「マスター」できるわけではありません。ペラペラしゃべってPBを読みこなし、メールのやり取りも映画を字幕なしで見るのもOK!というレベルになるにはよほど大変な勉強をしなくてはいけません。それならば、数年にわたって面白い本をたくさん読んでいくのと、どれだけ効果が違うのでしょうか。少なくとも多読の方が効率が悪い、ということはないと思います。試験のための勉強など特別な目的のための勉強なら別ですが。
あまりに同意箇所が多くて、圧倒されてしまいました(笑)
引用を切ってコメント差し挟むことができませんです(笑)
〉ただ、多読だけで何でもできる、と主張するのも原理主義的な考え方です。
〉多読は英語の強力な土台作り、基礎作りになると思います。もしもっと高度な英語力を身につけたいと思ったら、それはそれで目的に沿った勉強が必要です。そう、「目的」が重要です。英語で何がしたいのか、何が必要なのか、それを自分で考えて、自分に必要な英語を身につけていくという姿勢が必要です。
このあたり、ですね。
そりゃー、機関車トーマス多読だけでTOEFL高得点は難しいと思います〜(すみません、例が極端すぎ(笑))
〉でもそんなにたいして英語が必要じゃないとか、必要じゃないから勉強する気にならない、ということなら好きな本を読んでいればそれでいいでしょう。そこは自分で取捨選択することです。
そう! 自分で取捨選択、まさにそれ。
どういう必要性で英語をやっているのか(やらざるを得ないのか)が明確な人は話が早いです。
目下、英語が仕事でもない、収入も関係ない、明日の仕事が英語でプレゼン、というのでない限り、
英語との付き合い方は、自由自在の自分次第ですもの!
>多読は自分が英語と付き合うための基礎作り、土台作りだと思います。
〉多読と勉強は対立するものではなく、勉強したい人には多読を土台にすれば語学力を上げる強い助けになり、勉強したくない人もそれなりに英語がわかるようになっていくというフレキシブルな「勉強法」だと思います。
会場、し〜〜ん、、、、、←あまりにも見事な解説に圧倒されて声(文字)が出ない状態。
〉★単語、辞書について
〉まず小ネタ。「指輪物語」を読んでいて、知らない単語をいつの間にか覚えていることに気が付きましたが、それでもわからない単語が出てきたら辞書を引きました。
〉そこでやはり英英辞典がいいなと思ったところがあります。
以下、省略させていただきますが、わかりやすい好例でした。
私は英英なんて、以前は縁なき衆生だったですが、何と今はOALDならかなりラクに読めるようになりました。
学習者用に易しい英語で書かれてるからだと思いますが、
わたしは英語が専門ではないし、辞書についてはOALDだけで十分。
英英辞典を読めるようになるために多読してきたわけではないですが、
結果的に自分に必要なことはできるようになった、、、というわけですが、
易しい英英は実に楽しいですね、というか、楽しいと感じられるようになった、ということになります。
〉やはり辞書を引きながら読むと速度が落ちます。ということで、あまりマメに、ではなく適当に、速度を妨げない程度に、そしてあまり期待をしないで引くというスタンスで引くのがいいと思いました。
「あまり期待をしないで」というところがいいですね(笑)
杏樹さんの以前の辞書ひき実験の投稿も、みな読んでます。
わたしは、辞書を引かないとわからないものは読まない、というようにやってきたほうですが、
辞書を忌避も否定もしているわけではなく、
辞書には引き時がある、と思っていて、これがその時、と思う時は使っています。
杏樹さんの当時の投稿は体験を読むだけでしたが面白いと思いました。
多読原則の良さを認めることと辞書好きということは決して対立することではないですから(と私は思いますから)、
辞書については、辞書好きを自認する多読好きの皆さんが、
上手な辞書との付き合い方を洗練させていってくだされば、と思います。
〉それから、英語学習の掲示板でRy0tasanが言っていましたが、語彙を増やすには一定の速度で読む必要があるということです。
あー、これも同意です。
必要な速度が保たれていると、英語を読んでいる、という感じが減ってきて、
内容だけが入ってくる、という感じになりますよね!
〉多読とは、とにかく最初は「三原則を守って読むこと」で、多読の効果はその結果「体感」するものだということになっています。体感するのが大切だから理屈抜きにとにかく読んでみろ、ということです。特になぜ辞書を引いてはいけないのか納得できない人には無理矢理にでも「とにかく辞書を引かないで100万語読んでみてください」と言うしかありませんでした。
そうだったのですかー。
とりあえず原則だけは言ってみたものの、原則の理由が語れなかった、というわけですね。
なんか、今までの長年の杏樹さんのいろんな人への(特に多読を始めて日が浅い人への)アドバイスの経緯と事情がわかってきたような気がします。
「体感するのが大事だから、理屈抜きにやれ」というのは確かにその通りで、完全同意です。
問題は、理屈抜きではやれない、何が根拠なのか?と問われた時、
多読経験のない人に、説得力ある根拠をちゃんと言えるかどうか、ですよね。
〉一定の速度が必要だとなりますと、「辞書は引かない」「わからないところは飛ばす」は、その速度を保つために必要ということになります。そして一定の速度で内容がわかる本、つまりやさしい本から読む必要があるということになります。
これで原則の理由を言えるようになった!
>ただ、その速度をはっきり数字で規定してしまうと数字にとらわれてしまうなどの問題がありますので、ここはとりあえず「一定の速度で読むこと」程度の表現にしておいたほうがいいと思います。
実に行き届いておられます。
〉だから…というわけでもないんですが、「指輪物語」で一部音読してみました。きちんと発音しようとするとかえって発音に気をとられて内容がおろそかになったり速度が落ちたりしますが、「もごもごシャドウイング」みたいな感じで一定の速度を保つことだけ考えて声を出して読んでみました。
おー! シャドウイングはあまり好きではないと仰っていた杏樹さんが!
〉私は普通に読んでいるときはある程度脳内音読になっているのですが、この脳内音読がけっこうカタカナ英語です。特にわかりにくいところ、難しいところになると速度が落ちてますますカタカナ英語っぽくなってしまいます。それで強いアクセントだけはっきりさせて、あとは音をどんどん落として一定の速度を保ちながら読んでみようと思ったんです。そうしたら難しい箇所でもなんとなく、全体的に「こんな感じのことが書いてある」というのがつかみやすいような気がしました。
なるほど。
音読の実践の様子を文字で説明するのは難しいですが、なんかわかる気がします。
「音を落とす」というのも、なかなか腑に落ちる表現です。
〉それで思ったのは
〉細部にこだわるとかえってわからなくなる
〉ということです。
これを体感できたことが、大きな収穫ですね。
シャドウイングが契機だったと思われますか?
〉今までも「トップダウン方式」の理解とか、言葉の最小単位は文章、あるいは「物語」ということが言われてきました。英語の勉強ではなく、言葉として理解するためには、全体的に何が書いてあるか、をつかむ力をつけるのが大切なのです。それが細部にこだわりだすと、全体を見渡すことができなくなるのです。
まさにその通りで。
「全体をつかむ力」を、体感できるかどうかにかかっていそうです。
〉そのために、一定の速度で「すらすら」感を感じながら読んでいく練習が必要で、そのために「辞書は引かない」「わからないところは飛ばす」「レベル0〜1から読む」という方法が有効だということになります。
〉そして速度を保って読むことを体得できれば、その速度を妨げないように辞書を引けば大丈夫ということになります。
多読のコツですね。
ネット掲示板だけだと、「3原則通りに読んで楽しんでます」と同じことを言ってる人同士でも、
実際に会って個々に聞いてみると、「どう読んでるのか」が、だいぶ違うこともありますから、
こういう原則の根拠やコツについては、きちんと文字化できたほうが親切ですね。
〉★これから
〉多読で計画を立てるのはムダ、ということはさんざん思い知らされました。ですから計画は立てません。とりあえず英語と中国語はまずます好きな本を好きなように読めるようになってきたので未読本を片付けることだけ考えていればいいのですが(片付けるのが大変なのですが)、フランス語がもう少し読めるようになるまでやさしい本を読み続ける必要があります。これが一体どこまでできるものか…。
英語以外多読について、本当に勇敢なチャンレンジャー、というかフロンティア開拓者ですねぇー。
ゴールドラッシュが来る日が楽しみです。(この例え、OKでした?)
〉中国語が500万字通過してからほとんど止まっているので何とかしたいし、英語はDragon Slayers' Academyの続きを読みたいし、まだまだ未読本との格闘が続きそうです。
楽しそうな格闘であられます、閣下(笑)
〉おまけ
〉1000万語記念にTOEICを受けました。多読半年前に偶然受けていたので、500万語通過時に受けました。ですから次は1000万語通過したら受けようと思っていました。
〉でもテストの内容が変わっていて、比較になるのか不安です。リスニングも長文を聞くタイプのものが増えたようですし、長文問題もどっさり増えたようで、前よりずいぶん難しく感じました。下がってたらショックかも。
いやいや。児童書やファンタジーは、試験とは語彙があまりかぶってないですしね。試験対策に特化した勉強を全然しないで受検するなら、あまりショックを受ける必要もないかと思いますよ。各自の読書履歴から考えて納得がいく結果ならばよいかと。
でも、とにかく点数がいいってのは気分もいいですから、受けるからには気分のいい結果になりますように。
とにかく記念の大台突破、おめでとうございます。
杏樹さんがここまで多読という方法を継続されてきたことそのものにも敬意を表します。
もう英語を読むのは一生の楽しみですよね。わたしもです。
健やかなる時も病める時も読める時も読めない時も、ずっと楽しんでまいりましょう〜。
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