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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2009/6/19(01:18)
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Irwin Shawの"The Girls it Their Summer Dresses and Other Stories"
(邦題「夏服を着た女たち」)で700万語を達成しました。
多読を開始してから1001冊目になります。ちなみに1000冊目は
"Harry Potter and the Chamber of Secrets"でした。
500-600万語い続き1冊が数万語の本を中心に読んだので、この100万語
での冊数は34冊と少な目になりました。
読んだ本を紹介します。
■The Dragonlingシリーズ(YL3 シリーズ合計5万五弱)
ナラさんの書き込みをみて興味を持ち読みました。竜退治に出かける
のが大人の証であり、竜を仕留めたものは英雄と称えられる村で、
竜と交流することを選んだ少年の波乱万丈の冒険を描いた作品。
ディティールを詳細に描くのではなく、シーンからシーンに大胆に
飛ばしていく展開が痛快です。
Lv3前後のファンタジーは短くてこじんまりしたポケットの中の
冒険系が多いので、この物語のようにエピック・ファンタジーと
呼んでも大げさではない作品は貴重だと思います。
ファンタジー好きのかた、友情系冒険ものの好きなかたにはお勧め。
品川区立図書館でリクエストして収蔵してもらいましたので都内のかたは
利用するのもいいと思います。
■Main Streetシリーズ #1-4(YL4? 1冊約4万語)
Baby-Sitters ClubのAnn M. Martinのシリーズものです。両親を
交通事故で亡くし、遠く離れた祖母のところで暮らすことになった
姉妹が主人公。祖母の暮らす町は小さな町で、姉妹が両親と過ごした
都会とは異なり、メイン・ストリートもこじんまりとしています。
でも、都会と違って町に住むみんなが顔見知りで色んなドラマを
生んでいきます。町自体のキャラクターを主人公にした物語を書きた
かった、というようなことが作者のことばとして書いてあったと
思います。
読んでいて何となくCobble Street Cousinsシリーズを思い出しました。
あの本ほどきゃぴきゃぴはした夢物語ではなくて、DV系の父親・差別・
障害なども盛り込みながら、それらさえも包み込む町の魅力・優しさを
描いていて、安らから気持ちになれる本です。
港区立図書館に#1-4を収蔵してもらいましたので、都内で、興味が
あるかたは借りてみてください。
■Chestnut Hillシリーズ #3-8(YL5 1冊約5万語)
HeartlandシリーズのLauren Brookeの描く学園もの。乗馬の授業で
有名な全寮制の学校が舞台。舞台装置として乗馬や馬とのふれあいが
描かれていますが、Heartlandとは違ってこちらは完全に学園ものです。
主人公として4人の生徒がいて、1冊毎順番に主人公が変わっていく
スタイルをとっています。Animorphsみたい。
Heartlandがどの巻もlife or deathという感じのテンションの高い
話だったのに対して、こちらは学園ものなので、少し物足りなくも
あり、肩の力を抜いて読めるのが良くもあり。
しょっちゅうファッション自慢のシーンがあるのですが、
さくっと流して読んでます。
#1-8が品川区立図書館に収蔵してもらっていますので、アクセス
できるかたは借りてみてください。
■Amy's Journal (YL5 22,000語)
Heartlandのファン向けのオマケ本です。alternative remedyの
説明とか、heartlandの1日がどんなものか、等が紹介されています。
僕にとってのハイライトはGranpa's Muffinのレシピ。
休みの日に時々Honeyに作ってもらってます。yum, yum.
Nate the Greatのpancake以来の多読による新レシピです。
■The Girls it Their Summer Dresses and Other Stories (約4万語)
この本は僕が高校生の時に1年間で100冊小説を読む、という目標を
たてて、本屋でタイトルと表紙で邦訳を読んだすっかりお気に入りに
なった本です。
邦訳を読んだと書きましたが、Irwin Shawの短編を常盤新平氏が
選んで1冊の短編集にして日本で出版された本を僕は高校生のときに
読んでいて、今回はの講談社英語文庫としてオリジナルの英語版を
「夏服を着た女たち」のセレクトで短編集にしたものになっています。
短編集のタイトルにも選ばれている「夏服を着た女たち」は、
若いカップルが幸せな休日の朝を過ごしてNew Yorkの町並みを散歩
している。だんなのほうはすれ違う女性にどうしても目がいって
しまう。おくさんはそれが気になって咎める。でも、目がいっちゃう
のはしょうがないじゃないか、という話。
センチメンタルでちょっとシニカルな村上春樹系の短編集です。
いやー懐かしい。この本を英語で読むときがくるなんて。
品川区立図書館に収蔵されていました。
■A Week in the Woods / Room One: A Mystery or Two
Frindleの作者であるAndrew Clementsの2冊。品川区立図書館に
リクエストして収蔵してもらいました。
Andrew Clementsだったらもっとうまく語れるんではないか、
もっともっとプロットを練った話にできたんじゃないか、
あなたなら!という思いが残りました。面白いんだけど。
ファンゆえの我侭なのかもしれません。
さて、最近、なかなか時間を作れずにいて、やっとのことで
これまでの4ヶ月で100万語というペースを維持しています。
これはある種のプレッシャーではあるのですが、これが励みに
なっているのも事実なので、キープできる間はこのペースを
守りたいと思っています。
しばらく平日は出勤の時にJRから私鉄に乗り換えるのを止めて
私鉄の分の3km/35分間をシャドーイング&ウォーキングに充てて
いたのですが、今年に入ってからはできていません。
せめてリスニングをと思ってしばらくHarry Potterの朗読を
聞いたりもしていたのですが、これも長くは続けられません
でした。
そんなわけで多聴は進んでいないのですが、最近本を読んでいて
なんとなく英語っぽいリズムで黙読していると感じの時があります。
そういう時はなんとなくすらっと読み進めて気持ちいいです。
少しは英語力が上がってるといいんですけど。
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