[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(09:24)]
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"Ry0tasan"さんは[url:kb:11566]で書きました:
"Ry0tasan"さん こんにちは
〉僕は日本語厳禁という雰囲気を醸し出した張本人かもしれませんが、
〉何百万語も多読した人が、
〉仕事として英文を書く力を上げるために精読をすることはありだと思うし、
〉日本語で解説した本にも優れた本はあると思っています。
〉英語で苦しんできた人にとって多読は突破口だと信じていますが、
〉多読とて万能ではありません。
はい。多読はある時点での私にとっては、突破口でした。
それが、最初に書いたとおり、300−400万語当たりだったと思います。
英語の初級者の方が100万語を読めば、その絶大な効果に
驚かれると思うのですが、私は多読を始めた時点で、
TOEIC750点〜800点をとっており、
中級者の下といったくらいの実力でした。
今はというと、ようやく中級者の中、(贔屓目に見て、中の上)にたどり着いたところという感じがしています。
3年間、かかった割には、、、という印象ですが、効果が無かったわけではありません。
〉又、
〉SSSの掲示板で3月に行なわれたやりとりでは、
〉細部を気にする傾向が強い場合、
〉英英辞典も引かない方が効果的というご意見があり、
〉これも印象に残っています。
私はこのタイプです。英英辞典を延々と読んでしまい、
いったい、何を調べていたのか分からなくなるのです。
それなら、いっそのこと、ざっくりとした日本語を意味を読んで、
そこから多読による、本当の意味合いを探るのもアリかなと思いました。
〉今回のやり取りで特に印象に残ったのは、
〉スエーデンのかたの意見です。
〉イギリスとアメリカの間にある意味の違いより英語と日本語の間にある違いの方が大きいとは思いますが、
〉細かい事にこだわると英語が上手くならないというのは、
〉一般論として当たっていると思います。
そうですね。彼の日本語は、ある程度間違った用法はありますが、
当たらずも遠からずで、日本語のネイティブである私には
十分理解可能です。
彼をみて、英語も会話であれば、それでいいのではないかと思いました。
〉それから、
〉外国人が日本で生活しながら日本語を身につけるばあい、
〉日本語の単語帳を携行するのも現実的な方法だと思います。
〉細部より全体の状況から攻める理解のしかたで、
〉それを文字と結びつけるために単語帳を使うという感じです。
〉(現地語を身につける方法として現実的という意味です。
〉日本人が日本で生活しながら英語を身につける方法として単語帳を薦めるつもりはないです。)
ここだけは私は少し違う意見を持っています。
多読を進めていくうちに、語彙が少しずつ上がっては来るのですが、
ゆっくりとついてくる語彙では、間に合わないと思い、
ボキャビルを行った事があります。
約1000語くらいでしたが、これによって、画期的に多読の理解度と
速さが上がりました。
当然、日本語で覚えた訳に間違いがある場合もありますが、
こちらは多読を行っていく際に、私の場合はより正確な意味に近いように
頭の中で修正をされました。
(英語を英語で理解する事がまだ難しい初級者にはお薦めできない方法ですが)
確認のために英英辞典を引くと、いった手順で暫く多読をおこない
自分ではある程度、成果を感じています。
〉そこで知りたいのは、
〉そのスエーデンのかたが、
〉日本式の精読を薦めてらっしゃるかどうかです。
〉あるいは、
〉日本で一般的に行なわれている精読の方法を見たらどう思われるかです。
〉紙の英和辞典に載っている例文や、
〉びっしりと訳語を書き込む日本式の精読をやって見せたら、
〉どう思われるか興味があります。
〉(今回の投稿を拝見する限り、
〉miketan さんの精読はもっと洗練されているような印象を受けます。)
スウェーデン人の方は、まだまだ、日本語の初級者なのですが
日本語で学術論文を書いた経験のある、イギリス人に勉強方法を
聞いたことがあります。(彼の日本語は漢字を含め、完璧です。)
すると、やはり、日本人が行っているような、勉強方法を行っているのです。
英語で日本語の訳をびっしりとつけ、毎日単語を覚え、文法を勉強し、
読み書きを繰り返す毎日。彼は日日辞典は使っていません。
未だに英日辞典で色々な言葉を調べています。そして、できる限り毎日
新しい単語を覚えるように努力しているそうです。
なので、なおさら、日本式の英語教育が完全に間違っているとは思えません。
ただ、私たちと違うと感じたのは、彼らは、発音を非常に重視しています。
ご存知のように、日本語はかなり強い母音を使うので、欧米人の彼らには
非常に聞きにくいそうです。
でも、日本語のきれいな発音を早くから耳を慣らすことで、リスニング力が
早い段階でつき、コミュニケーションはとりやすくなるという事でした。
また彼曰く、「語学の勉強はどんな方法であれ身につくけど、かなりの時間と
努力が要るんだよ。欧米人だって、2年や3年程度の学習では英語を
ネイティブ並には喋れない。」・・・ごもっとも、という印象でした。
私は他にもドイツ語や中国語などの勉強を現在おこなっており、
会社内にいるネイティブたちが順番に教えてくれるのですが、
どの国の人も非常に発音にこだわります。
カタカナの発音の振り仮名など、もってのほかだと怒る外国人もいます。
また、これも面白いと思ったのですが、
ポーランド語やフランス語・ドイツ語の文法はネイティブであっても非常に
厄介だそうで、小学校2−3年生くらいから小学校卒業まで
徹底的に文法を教わるそうです。
彼ら曰く「今思い出してもぞっとする。」そうです。
(日本人が漢字に苦労するのと同じような感覚のようです)
英語はそれほど大変な文法ではありませんが同じ欧米系の言語の
彼らが、文法をそれほど勉強しなくてはいけないのであれば、
私たち日本人は、もっと勉強しないといけないのではないかと思っています。
日本人が考えるほど、欧米系の文法は自然に身につくというわけではないようです。
(それほど、日本語に比べて欧米言語は文法がシステマティックだという事でしょうか)
〉決してお返事を強要しているわけではありません(^-^;)。
〉もし機会があったら、
〉思い出したら、
〉そのかたのご意見をうかがえると嬉しいです。
〉Happy learning!
毎週、会社にてランチタイムに雑談をしているので、
また面白い話があれば、ご報告したいと思います。
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