500万語通過です。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(04:04)]

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[報告] 1152. 500万語通過です。

お名前: みゅう
投稿日: 2004/3/12(16:34)

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みゅうです。こんにちは。

3月10日、Harry Potter and the Prisoner of Azkaban読了で500万語を通過しました。正確には510万語くらいまで行ってしまったので、ちょっと遅めのご報告です。

400万語までは児童書とGR中心だったのですが、300万語通過でGRを卒業したあたりから、かわりに一般PBが入ってくるようになりました。最後に400〜500万語で読んだ本の一覧もつけますが、これを眺めてみると一般PBが5冊入っています。私、単純にミステリーや古典文学が原書で読めるようになりたくて多読を始めたので、とりあえず目的のひとつは達成できたようで素直にうれしいです。まだ古典には歯が立たないし、PBもなんでも読めるわけではないんですが、SheldonとGrishamを交互に読んでいくだけでもしばらくは楽しめそうなので、のんびりやっていこうかと思います。

* 読書速度
300〜400万語はほぼ3ヶ月で通過したのが、今回400〜500万語は4ヶ月かかりました。理由は簡単で、読書速度が落ちたからです。児童書中心の時には200wpm程度だったのが、PBや難しめの児童書(Harry Potterとか小公女などですね)だと150〜160wpmまで落ちてしまうのです。400万語通過でGrishamのThe Clientを読んだときは140wpmだったので、それでも多少は進歩しているのかもしれませんが。DahlのGeorge's Marvelous Medicineでは210wpmだったので、なんか読み方が変わって読書速度が落ちたというよりは、単純に一般書が私にはまだ読みにくいということだと思います。ちなみに私が一日で多読にあてる時間はだいたい1時間です。以前は一日1万語強読んでいたのが、今は8000〜9000語程度ということですね。この差が1ヶ月の違いになってしまうとは、毎日の積み重ねってこわい・・・・。

* Harry Potterを読んだ
総語数10万語の本となると少し前まで敬遠していたのでなかなか読めなかったのですが、400万語通過を機ににHarry Potter読みました。実は2年前に第3巻までの翻訳は読んでいるので、まるっきり初めて読んだということにはならないのですが、2年前というのはなかなかほどよい期間のようで、話の筋なんぞは結構忘れてしまっていたので、今回も大いに楽しむことができました。でもクィディッチのルールや箒や杖が出てくるといった設定はわかっていたので、予備知識なしでは厳しいところもそれなりに読めた、という感じです。ただポルターガイストたちとのやりとりやテストの話などいかにも魔法らしい細かいエピソードが結構理解できなくて悲しかったです。これまでのHarry Potter各巻とのお付き合いですが、だいたい以下の通りです。ご参考まで・・・。

#1 2年前翻訳を読んだ。2年前に映画を見た。
#2 2年前翻訳を読んだ。2年前に映画を見た。
#3 2年前翻訳を読んだ。2年前に映画を見た。
#4 翻訳を持っているがまだ読んでいない。映画は公開前で見ることはできない
#5 翻訳も映画もまだ出ていない

今回は3巻まで原書で読みました。600万語通過までに4・5巻を読もうと計画中ですが、ここからは予備知識なしの上に本も分厚くて結構きついですね。でも4巻は映画を見る前に、5巻は翻訳が出る前に読みたいのです。

* The Chase
SheldonのThe Chaseを読みました。あの「イングリッシュ・アドベンチャー」の中級コース「追跡」です。実はかなり昔、高校生のころに1年間だけこのコースを取ってまして、先日物入れを整理していたら、「追跡」の教材一式が出てきました。今でもそうなのかわからないのですが、1年間のコースの最後に、1年分のテキストを一冊にまとめたPBがついてきたのです。ためしにこのPBを読んだのですが、ものすごく読みやすくてびっくりしてしまいました。総語数が4万語近いのでいちおうLv4としておきました(一般に入手できる本ではないので書評には上げていませんが)が、Magic Tree House(以下MTH)なんぞより読みやすいくらいです。そして十分に話もおもしろいし、オーソン・ウェルズのナレーションも魅力的。素材としてはそれなりに魅力ありますね。用はどう使うか、という問題かもしれませんが。というか、以前は教材についてくる注釈を見ながら一生懸命読んでいたので、そのころを思い出して感無量でした。なぜなら教材1ヶ月分の分量は3000語ちょっとですからMTH一冊分より短いわけです。いまなら通勤の片道の時間で十分読みきってしまう量を一ヶ月かけて読んでいたとは・・・・。

「追跡」のCD版は、広告を見る限り5万4千円です(月4500円x12ヶ月)。これって私の1年間の多読経費より高いです。私は新宿ブッククラブにお世話になっていたので、初期の本代がかかるとされるころにブッククラブで借りまくっておりましたので、ブッククラブの会費(3ヶ月1万2千円)以外に費用がかからなかったのです。今はPBを自腹で購入していますが、GrishamのThe Firmを2週間半かけて読んだので、このペースで行く限り、1ヶ月の本題は2千円にもならないわけです。うーん。。。

今までは「大学生のときに多読があったら就職してから英語でそんなに苦労しなかったのに」と思っていましたが、今度は「高校生のときに多読やってれば・・・」と思いました。

以下、400〜500万語で読んだ本のリストです。

Lv4
The Minpins(Dahl)(6500)
George's Marvelous Medicine(Dahl)(16000)
私、どうも児童書が苦手なようなのですが、Dahlは好きで読んでいました。これでDahlの児童書もあらかた読んでしまったようで、Puffin BooksのDahlではあとはGoing Soloと短編集があるのみのようです。The MinpinsはDahlの他の児童書とは毛色が違った話ですが、イラストが美しくて買ってよかったと思わせる一冊でした。George's Marvelous MedicineはいかにもDahl、という感じでおもしろかったです。あまりにblack南結末に、笑い飛ばしてよいのか迷うところではありますが。

By the Shores of Silver Lake(Little House)(57000)
100万語ごとに1冊のペースで読んでいる「大草原の小さな家」シリーズの1冊です。シリーズも半ばを過ぎてきました。

The Chase(Sheldon)(38500)

Lv5
The Lake of Souls(Darren Shan)(55000)

Lv6
Charlotte's Web(White)(41000)
名作ですね、これは。最初は楽しい、楽しいで読み進めていましたが、ラストにとても感動しました。

Lv7
Family Honor(Parker)(78000)
深みのあるミステリーというわけではないのですが、主人公の設定や小道具が気が利いていて楽しめました。1章あたり4〜5頁程度と短いので読みやすかったです。

Morning, Noon and Night(Sheldon)(90000)
最初状況がよくわからないままいろいろなことが起こるのでちょっと読みにくい、と思ったのですが、話が進むにつれて「最初のあれはこういうことだったのか」とわかっていきます。終盤は気がつくとものすごい勢いで読んでいました。

Tell Me Your Dreams(Sheldon)(70000)
心理療法ものということで結構興味深い題材でした。犯人とかはわりと早い段階でわかってしまうのですが。中盤の法廷の場面で理解度が落ちて、惜しかったです。

The Secret Garden(Barnett)(81000)
A Little Princess(Barnett)(60000)
「秘密の花園」と「小公女」の原書です。どちらもSheldonのPB読了直後に読んだのですが、正直言ってSheldonより読みにくかったです。

Lv8
Skipping Christmas(Grisham)(46000)
Lv8というとまだ敷居が高いという感じなのですが、クリスマス前だし、そんなに長くないから、と手に取りました。これも最初よくわからん、という感じだったのですが、「アメリカのクリスマスってこんなにいっぱい準備しないといけないんだ・・・」と気がついてからはテンポ良く読むことができました。PB版は出ていないようで、ハードカバー(去年Amazonのバーゲンで買いました)で読んだのですが、カバーをはずすと白と青の装丁がきれいで、ハードカバーもたまには良いかも、と思いました。

The Firm(Grisham)(148000)
前述の通り2週間半かけて読みました。わからないところも結構ありましたが、最後までどきどきしながらとても楽しめました。

Lv9
Harry Potter and the Sorcerer's Stone(86000)
Harry Potter and the Chamber of Secrets(91000)
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban(116000)

以前にあずきさんの500万語通過報告を読んで「すごい人もいるもんだ」とびっくりしていたのですが、自分でも500万語通過できてとてもうれしいです。600万語通過のときにもご報告する予定でおります。それではHappy Reading!


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