Take me out to the moon♪

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(11:55)]

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[♪] 11224. Take me out to the moon♪

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2008/11/27(19:45)

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涼音さん、こんばんはー! ご無沙汰してます。

〉正式タイトル:
〉そして乙女は月に還った
〉または、続・ハインラインへの道
〉または、推定1000万語報告 そして もう2ヶ月で6周年記念報告

おめでとうございます♪
月にかわってお祝いよ!(爆)

【追記】=================
この返信のタイトル修正いたしました。(out を入れました)
竹宮恵子の漫画で『わたしを月に連れてって』というのがありましたが、
out を入れないと、
Take me out to the ball game のもじりにならないじゃん。(汗)
以上、追記まで===============

〉皆様、こんばんわ、涼音です。
〉長らく、語数報告などしておりませんでしたが、多分、これが、そういう意味では最後の報告になると
〉思いますので、書かせて下さい。

そういう意味でも、お祝いに、はせ参じなければ! と思いました。(^^)

〉ひと月ほど前、カウントしている小説分の語数が、気がついたら800万語を超えていました。
〉その数字を見て、ん〜〜、これってひょっとすると、もう2年以上も定期購読しているJapan Times
〉(これはカウントしていない)を加えたら、もう既に1000万語超えているのではないか、ということ
〉に気がつきました。
〉で、むくむくと起る気持ち、もうあの本が読めるのでは?

あの本ですね。あの本。

〉あの本。
〉ほぼ6年前に多読を開始した私は、そこで目標本を決めたのです。あの本というのは最後の本。でも、
〉これが読めるのは相当に後になりそうでしたので、中間目標として、1:Narnia, 2: Lord of the Rings
〉を置きました。
〉Narniaの第1巻The Lion, The Witch and The Wardrobeは100満語で読みました。
〉The Lord of the Ringsはその後、映画化されたものを見て、読む気力がなくなり、そのまま
〉(ごめんなさい、ファンの方)。そして、この本だけが残りました。
〉今日まで何度手にとったことか。今日こそは読めるかもと、手に取るたびに挫折。

あー、目にうかぶよう。

〉Heinleinって難しいんですよね。まぁSFって、通常出会わないような概念をぽんぽん出してくるので、
〉全般的に難しいのですが、Heinleinの場合、そこにかなり文学的の要素、哲学的な要素が加わるので
〉さらに難しい。

SFって、地の文はわかっていてあたりまえ、そこからのズレ、現実との飛躍を楽しむようなところがありますね。ほんと、難しい。
その上に、文学、哲学、うーん。

〉困ってしまって、Heinleinの書いたジュブナイルもかなり読みました。ジュブナイルなのですから
〉他の本に比べたら楽なはずなのですが、これでも難しい。
〉YLでいうとHeinleinの一般本は9の台の上の方。ジュブナイルだと9.5からちょっと下の方という感
〉じで、結局どちらも難しいのです^^;;
〉こんな話を昔書いた、報告が「ハインラインへの道」でした。

〉今回、また、手にとって、1ページ。あ、読めるかも。2ページ、3ページ。あ、これ、やっぱり
〉おもしろいじゃない。
〉30ページ、50ページ、100ページ。。。。ここまできたら怒濤の読み方。ここ暫くの私には珍しく
〉10万語を超える本を20日間で読み切ってしまいましたよ。勿論、これ、読めたのは、大好きな話で、
〉邦訳を何度も何度も読んでいるからです。
〉でも、これまでは、そうであってすら、読めなかったのですよね。
〉今日、これを読み切って、感激ひとしおです。
〉またManieやMike,Wyoに会えたよと。それもHeinleinが書いたそのままの文で会えたよと。

感無量ですね! おめでとうございます!
「Heinleinが書いたそのままの文で会えたよ」っていうのが、
もう、無茶苦茶うれしいですねー^^

〉ちょっと思い出すと、この感覚って、子供の時に読んだ「ガリバー旅行記」の感じに似ています。
〉当時、小学校の1年か2年かだったと思うのですが、本を読む喜びを覚えた頃で、でも読める本は
〉2週間に1回市立図書館で借りる本だけ。本に飢えていた私は、姉の本棚にあった、この本を読んで
〉みようと、何度も何度も試したのでした。
〉読むたびに、これが1ページ目で挫折する訳です。多分、その本は小学4年生前後対象だったはずで、
〉そりゃ挫折して当たり前なんですが、これがある時、読めた。いつもひっかかる1ページ目をこえて
〉2ページ目に入れた。そうしたら、後は完全に勢いにのって、その日のうちに全部読んでしまったのを
〉記憶しています。
〉同じですね。いつもいつもひっかかっていた本。それがいつか急に読める日が来る。
〉300万語を超えたあたりから、なんだか、正直、読む能力があがっているという感覚が全くといって
〉いいほど無くなっていました。でも、どうやら、少しは成長していたらしいです。

この話も、いい話だなあ。ありがとうございます。

〉先ほど、この本の書評をあげました。
〉こんな本を書評にあげても、自己満足にすぎない事、よくわかっていますが、この本だけはあげた
〉かったのです。
〉"The Moon is a Harsh Mistress"
〉邦題:月は無慈悲な夜の女王
〉秀作の多いHeinleinの作品の中でも、私の特にお気に入りの本です。気がむいた方がいましたら手に
〉とってやって下さい。

わたし、これ、邦訳でも読んでないのです。
涼音さんの報告を読んで、むらむらと読みたくなってきました。
いつかは読みたい本の仲間入りです。

〉そういえば、とうとうSF御三家といわれた方々、ついに皆さん、鬼籍に入られたのですよね。
〉もう新しい本を読むことはないのだな、ということが残念です。

月に人が行く前からSFを書いていた方たちですよね。
ご冥福をお祈りします。

〉ついでに、ここしばらく読んだ中でのおすすめの本を紹介しておきます。

〉【児童書】
〉- "Shadow Children" by Margaret Peterson Haddix
〉読みはじめたら、もう止まらなくなってしまったシリーズ。
〉近未来社会で、3人以上のこどもが禁じられている世界。でも3人目として生まれたこどもはいる。
〉そうしたこども達はこっそり隠れてShadow Childrenとして生活している。
〉彼らの望みはいつか、どうどうと生きること。
〉ちょっと最初だけもたつきます。なんたって、家を出ることもできず、隠れて住んでいる子供が
〉主人公なので物語が動かないんですね。でも、それをすぎるとぐっと動き始めます。
〉現在私は4巻まで読んでいますが、昨日、この続きが7巻まで届いたので、続きを読むのが楽しみです。

おおっ、実は2巻で止まっています。
続き読まなきゃ。(どこのダンボールに入ってるのか探さないと・爆)

〉【Teens(もしくはいわゆる乙女本)】
〉- "The Mediator" by Meg Cabot
〉Princess Diariesが有名ですが、読んでみたらこちらの方が圧倒的に面白いです。Prindess Diariesの
〉方が新しいものなので、ちょっと心配になりました。
〉Mediatorって訳すと霊媒師、、、ぐらいな感じでしょうか。霊が見えてしまう女の子の物語です。
〉霊が見えてしまって、除霊をしたりなんだりとしている中、そのうちのひとりと恋をしてしまい、
〉いろいろと。。。。
〉ロマンティックコメディー映画とかお好きな方だったら気にいるのではないでしょうか。

これ、1巻読みました〜〜!!! すっごくいいノリで楽しかった。
スピリチュアルとは違いますが、アメリカでの幽霊観というか、
ジョーシキ的なあたりの、キリスト教的な死語の世界観が
女子高生のノリで垣間見れるのが面白かった!!
巻が進むと、ラブコメ度も高くなりそうですね。

〉【一般Adult】
〉- "The Moon is a Harsh Mistress" by R.A.Heinlein
〉多くは語りません。
〉意識を持ってしまったコンピューター。それと協力して、月世界の革命を起こし、ついには独立戦争に
〉勝利する話です。
〉中心となる4人のキャラクターがとても魅力的です。
〉ヒューゴー賞受賞作品。

くー、この紹介、かっこいいなあ。
私にとっては、ブラッドベリがそんな感じです。
味わって読みたくて、もったいなくて、結局まだ読んでない(笑)。

涼音さん、SF といえば、今わたくし読んでおります、
The City of Ember のシリーズ、いいですよ〜。
謎の都市の物語なのですが、ここがどういう世界なのか、
真っ暗闇の中から読者が自分で世界観をつかまなくてはいけない、
そんなところが、ゾクゾクします。

では、今は、長い宿題を終えたような気分でしょうか。
(静かに、ぱちぱちぱち)

これからも、Happy Reading♪


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