Re: 900万語通過&6周年

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11191. Re: 900万語通過&6周年

お名前: たかぽん
投稿日: 2008/11/16(10:45)

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杏樹さん、900万語通過&6周年、おめでとうございます!!!

いよいよ来ましたね。(何が?)

〉絵本と言うものは意外と難しいもので、語数やレベルが上がるほど快適に楽しく読めるようになっていくような気がします。

私も実感。

ご紹介の絵本、どれも楽しそう。
(どれも読んだことない。絵本見習い。)

〉The Invention of Hugo Cabret
〉これは26000語ある「絵本」としてタドキストの間でも話題になった本です。
〉まず分厚さにビックリ。でも絵が多くて、しかも絵だけでお話が進んでいくページが続いたりします。
〉そして内容は、これはもう私のために書かれたんじゃないかと思いました。
〉まず舞台は1930年代パリ。これだけでもうコーフンです。そしてさらにオートマタ(自動人形)やサイレント映画など、私の好物がテーマになっていて、ネタがわかったときに「おお〜〜〜!!」とこれだけコーフンするのは私以外にない!と思いました。

コーフンが伝わります。(笑)
これは私も読みました。あー、だからそうなのね、と感動。すげえ。(具体的には書けん…)
あのあたりのこともよく知らなかったので、へー!そうだったのかー、と思いました。

〉The King Nobody Wanted
〉どこで見つけたのか、本が届くまで時間がかかって、届いたときは全く忘れていた本。タイトルからして意味不明。
〉じつはこれはキリスト物語だったのです。聖書の福音書の記述に基づいたものでほとんど創作的な部分はなく、キリストの生涯を知るのにちょうどいい本です。YLは4.5〜5.0ぐらいで、文章がGRのようにクセがなくて客観的な感じがします。

これ、ビビビときました。

〉The Secret Pearl
〉Mary Baloghの単発ものです。ずいぶん読みやすくて驚きました。こういうときは素直に自分の読解力が上がったんだと思っておきます。

こういうの、驚きで、嬉しいですよね。
いや、間違いなく、読解力上がってるんじゃないでしょうか。

〉A Kingdom of Dreams
〉ずーっと置いてあった本で、そろそろ中世ものに手を出してみようかなーと思って読んでみました。
〉スコットランド人のヒロインがイングランドの恐ろしい戦士にさらわれて…という話。ロマンスですからそのうち二人が惹かれていって…という展開だと思ったのですが、ヒロインの抵抗が激しくて、読んでて疲れました。内心では惹かれてるんだろうと思わせるような部分もチラつかせながら、それでも最後の最後まで強引に抵抗し続けます。レベルもちょっと高かったかなと思います。

「最後の最後まで強引に抵抗し続けます」って、可笑しいですね。

〉そうしたら今年の春ごろ「多読多聴最強ガイド」という本が出ました。CDプラスCD−ROM付きで、なんとGRがまるごと何冊も収録されています。
〉音だけじーっと聞いてたらだいたい寝てしまいますので、通勤時にBGM代わりに1作ずつエンドレスで繰り返して流してみました。…そうしたら、聞いてるだけで内容がわかるんです。確かにこのレベルのGRを今読んだらすらすら読めるので、わかっても不思議はないのかもしれませんが、「英語できません」が染み付いている私には、英語なのに聞いてわかるのがなんだか不思議な感じです。通勤時なのと、ダンボールから掘り起こしてくるのが面倒なので本は全く開いていません。

いい感じですね!

〉特にOBW1の「The Coldest Place on Earth」は多読の初期に読んで、ちょっと難しかった本です。難しいのをやっと読んだので、結局内容はほとんど忘れてしまいました。それが聞いているだけで内容がわかるんです。何度か繰り返し聞いてたら、聞き逃したところも埋まっていって、「こんなにわかるのかー」と自分でもビックリしました。
〉特に本を読んだときはアムンゼンとスコットの記述が交互に出てくるので混乱しがちでしたが、今聞いたらちゃんとわかって混乱しません。それにどちらが先に南極に着いたか、さえ忘れていたのですが、スコットとアムンゼンの違いが完全にわかりましたので、きっと一生忘れません。

あっ。「The Coldest Place on Earth」が入ってるんですか。
それはいいことを聞いた。(「ガイド」、部屋のどこかにあると思う…)

あれ、けっこうややこしい話だったと記憶してます。
英語耳も開いてきたんですかね。すごいっすね。

〉シャドウイングは苦手、聞き読みも苦手、音がわかるようになりたいけどどうしたらいいかわからない…そんな人は、レベルの高い本が読めるようになったころにやさしい本の朗読を聴いてみたらいいかもしれません。

すごくいいかもしれませんね。

〉★★6周年にタイミングのいい記事が★★
〉先日新聞で見たんですが、英語を学ぶには、短期習得よりも長期にわたって勉強することが重要で、それが「6年以上」英語に接する、というのが大切なんだそうです。脳の「文法中枢」「文章理解の中枢」が活動するのにそれぐらいの長期学習が必要だそうです。長期習得者は「文章を理解する回路がすでにできあが」っている状態になっているそうです。
〉6年も勉強し続ける、なんて多読前の私が聞いたら「こらアカン」と思って英語の勉強はあきらめたでしょう。しかし多読だから6年も続けてるんです。
〉やはり長期にわたってコンスタントに英文に触れるのは、多読だからこそできるんだと思います。6年たったことですし、英語の回路がそろそろできあがってきているでしょうか。
〉(この研究をした人のは東京大の「酒井邦嘉」准教授というそうです)

へー。6年かぁ。「7年目の浮気」に備えた理論でしょうか?
でもたしかに、何かでき上がりつつあるようですね、杏樹さんの頭の中で。
私も「勉強」「根性」ではこんなに続けられなかったと思います。

〉それではここまで読んでくださった皆様、Happy Reading!

おもしろく、充実のご報告、ありがとうございました。
引き続き Happy Reading!


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